日常のちいさなしあわせはカラダを駆け巡り心と体を軽くする
休日のお昼にお蕎麦をたべた。
長らく行ってなかった、セルフじゃないお蕎麦屋さん。安くてうまくてあちこちにあるセルフのうどん屋さんにはよくお世話になるが、蕎麦が食べられる所にはなかなか行ってない。
だからというわけではないけれど、この日はどうしても蕎麦が食べたかった。
旦那さんがネットで見つけてくれた美味しそうなお蕎麦屋さんにクルマを走らせる。
遠い昔、子供の頃親によく連れて行ってもらっていたような、雰囲気のあるお店だった。
朝から肌寒かったのであったかいお蕎麦をと思ったけれど、せっかくのお蕎麦の味を思いっきり味わいたかったので「ざるそば」にした。
ざるそばに付いてきた久しぶりに目にする"うずらのたまご"に泣いた。
お蕎麦屋さんでお蕎麦を食べることがないからか、あったかいのばかりでざるそばを食べることがないからなのかはわからないけど、
いつからか、ざる蕎麦には必ずネギと一緒に付いていたうずらのたまごを見なくなった。何年も何十年も"たまご無し"があたりまえになっていたので、
蕎麦
つゆ
ネギ
うずら
わさび
これらが一つになった久しぶりのそのビジュアルに、言葉にならないような、どう表現すればいいかわからないような思いが湧きあがった。
子どもの頃の懐かしい思い出に一瞬トリップしたのかな。そんな感覚だった。
ビジュアルのことばかり書いているが味ももちろん満足。ネギもわさびも、もちろんうずらも入れて、念願のおいしいお蕎麦堪能した。
蕎麦ひとつ、うずらひとつでテンション上がり、喜んで幸せ感じるそんな単純な自分に若干呆れる自分もいたけれど、
こういった日常の何気ない幸せを感じることって大事なんじゃないだろうか。たったそれだけのことでもしあわせだなぁって感じると、その後の行動が確実に軽やかなものになる。
お蕎麦屋さんのあとは、食材や日用品の買い出しにあちこち回り疲れたものの、帰宅後の食材等の片付けや夕食の準備も軽やかで、食後も食器洗いだけでは物足りなくて、シンク磨きに排水溝洗浄、極めつけにトイレ掃除にまで至った。
トイレ用に買ってきたアロマを置きたかったというのもあったけど。
ちいさなしあわせ感じるのって心だけではなく体も喜ぶことなんだと思ったそんな休日だった。
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