岐阜と〜僕の方こそありがとう〜
2024年4月28日
ぎふ清流ハーフマラソンに出場しました。
なんと気温31℃。
4月とは思えないほどの真夏日に、何を血迷ったか、運命に引き寄せられた僕は一人で「ぎふ清流ハーフマラソン」に挑んできました。
あんなに暑い中走るのは初めて。
照り付ける太陽、熱を反射するアスファルト、倒れ行くランナー、鳴りやまぬ救急車のサイレン。
まずい、これはやばい…。
必死に頑張ったら、生きて戻ってこられないかもしれない。
給水ポイントでは、清流だけに、そのまま長良川の水を汲んできたのではないかと邪推してしまうほど(そんな考えを鵜呑みにする人はいないと思うけど)に、暑さでぬるくなった水を飲みながらゴールを目指す。
いつものように開始10kmで、
「もう二度とマラソンなんか出るものか!」
と心に決める。
暑すぎるし、なんでこんな苦しい目にあわないといけないのか。
「もうやめにしようか。」自分の胸に聞くと、まだ走り続けたいと返事が聞こえたのは、
そんな暑さでも出てよかったなと思うことがたくさんあったから。
まずはやはり岐阜の美しさよ。
金華山にそびえ立つ岐阜城を眺めながら、
新緑映える雄大でのどかな長良川沿いを走る心地よさ。
これまで走ってきたどのランニングルートにも勝るとも劣らない景観の美しさは圧倒的でした。
さらには、21kmの道のりを絶え間なく埋め尽くしていた沿道のみなさん。
その温かく、そして熱い声援に何度も背中を押されました。
一人身で孤軍奮闘、初めての地を踏み入れ、弱気になっていた僕にとっては、岐阜の方々の応援は本当にありがたく、いただいたパワーのおかげで完走できたと言っても過言ではないです。
そしてそして、お目当てのQちゃん。
大会委員長として熱く、元気な開会宣言をし、スタートの号砲を鳴らしてみんなに出発のエールを送ったかと思えば、ラスト3kmでランナー全員にハイタッチをして元気をくれたQちゃん。
さらには、野口みずきさんや川内優輝さんという有名ランナーもハイタッチで背中を押してくれ、サンプラザ中野くんさんも歌でランナーを励ましてくれた。
こんな素晴らしいマラソン大会はそうそうない。
本当に出てよかった。
きつかったけど、走り終われば、また走りたいと思うのが不思議。それがマラソン。
終わってみれば、タイムこそ決してよくなかったけれど、すてきな思い出をもらった岐阜GIFTは、いつまでも胸の奥で光り続けるでしょう♪
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