今 何歩?
gooooooooodest coming soon spring morning and evening !!!
毎度、今日も目を覚ましたジェニーです
目を開いていることが、目を覚ましていることと同じではないことを知っていますか?
以前、ドイツ人の彼と喧嘩している時に「wake up!!!」(目を覚ませ)と何度か言われたことを思い出し、あれって、やっぱり、そう言う意味かと
自分的には、世の中も自分のこともちゃんと見れているつもりでした
小さい頃から冷めていた部分もあったし、どちらかと言うと流行に流されたり、長いものに巻かれたりしない、自分の中に確固たるものがあり、なんとなくで生きている人より私はずっと目を覚ましているって思っていたので、起きてるわ!って思っていたし、むしろ不眠症だわ!って心の中でツッコミを入れていました
彼との喧嘩はいつもだいたい同じ理由でした
「彼が私に冷たくする」ことで私が不愉快で不機嫌になってしまうのです
小さい頃のトラウマにより、基本的に男性不信があった私の心はいつも疑心暗鬼で、嫌われる不安とか、自分の自信の無さとかから少しでもそっけない態度をされると怖くなってしまいました
もちろん、優しい時や、笑顔の時や、楽しい時や、私を見てくれていて、想ってくれていると感じられて、大切にされているって感じられる時もありましたが、長く同じ空間に一緒にいれば、そうじゃないときもあるのです
特に、私を無視して、私以外の女性に優しくしたり、親しくするのがたまらなく不快でした
そこまでは良いとしても、その悲しみの反応を怒りでぶつけてしまうので、喧嘩になるのです
甘え上手なら、したたかな女性なら、「こうしてくれたら嬉しい」とか「冷たくされると悲しい」なんて、可愛く言えたり、上手に操れたり、おだてたりできるのでしょうが・・・
いかんせん不器用なもんで
それもこれも感情に囚われているうちは、妄想から抜け出せない限りは、目を覚ましている状態ではないと言うことなのです
そもそも「その悲しみや怒りの感情」とやらは、どこから来たのか
実は彼が根本原因ではなく、過去の体験やトラウマが作り出した幻想ではないのでしょうか
良くも悪くも優れた記憶装置のある人間
意識しているしていないに関わらず、私たちは、五感全ての感覚から送られる電気信号により、脳の中に膨大な情報を溜め込みます
(私の見解ですが、発達障害者は情報の取捨選択が難しいので、同じサイズ感で様々な情報が一度に入って来やすく、音の多いところや、においの多いところ、物の多いところ、など、嫌なものが多いところならなおさら、ストレス指数が高まり疲労感もうなぎ登りなのです)
目に見える映像の端から端まで、記憶にはなくても、情報には残るって、凄いけれど、怖いなと私は思いました
サブリミナル効果がたくさんあるってことです
嫌な場面にとっさに目を覆っても、脳に焼き付いてしまうのです
目の端っこに移る不快なものが、0.1秒の映像がずっと不快感を生んだりするのです
人間の残酷さも卑劣さも淺ましさも悪どさも、私はもう見たくないです
でも、今まで貯めた情報が、ありありと記憶の中にあって、もう目の前にその光景が「無い」にも関わらず、ふとした時に、または彼からの冷たい態度によって、鮮明にまた浮かび上がり、恐怖や苦痛の闇に連れ去られそうになるのです
ただの悪夢なのに、現実に見えていると勘違いして、目を閉じて、耳を塞いで、体を小さくして、闇が過ぎ去るのを待つ
または攻撃をして、さらに疲弊し、状況悪化し、何もかも破壊してしまう
通常、理解されることはなく、非難され、警戒され、疎ましく思われ、ついには距離を置かれ、望んでいたことと真逆の展開になるのです
好きだからこそ湧き上がる感情なのに、そのせいで嫌われるってなんなのか
私にはなんでこうなるのか、理解できなくて、自分の負の感情を転換しなくてはと躍起になってみたり、彼が見る目がないのだと変な自尊心に駆られてみたり、これはこれで良かったんだ、なんて変な悟りをしてみたりしました
自分を否定しないことって大事です
どっちが悪いとかじゃないのも本当です
でも事実を見ないのは、成長ではないのです
ほとぼりが冷めたら、違う人なら私は幸せになれるかもって思ったら大間違いなのです
成長しない限り、同じことの繰り返しです
少しずつは良くなっていても、似たようなことで似たような現象になり、歯止めが効いても、心はモヤモヤで、でもあの時あんな大惨事になったから抑えなくちゃって、頑張ったり、我慢したり、無理したり、自分を押し殺してみたりしても、辛いのは変わっていないのです
同じ傷口が、治癒していない病巣が、また膿を出し始めるのです
我ながらすごい表現だ
だから、一番良いのは、目を開き、そこに何があるか、真実を、事実を見ることなのです
心をフラットにして、良い悪い、正しい間違いじゃない、ただそこにある事実を理解する
自分の心に何が浮かんだかを、そのまま受け止める
「これが怖かった」
「これが嫌だった」
「あの時を思い出して悲しくなる」
そのまんまで良いんです
そうだったんだね、って自分が自分を理解するだけで大きく変わります
不快な気持ちを無くするために、解決しようとか、ネガティブな気持ちを消さなきゃとか、そんなことは後回しで大丈夫
と言うか、まんまを理解するだけで、マックロクロスケみたいなくすぶりが消えたりします
自分の中の悲しかった気持ち、嫌だった気持ち、怒りも悔しさも、そうだね、辛かったねって、自分がやり取りするだけでだいぶ変われます
まずは、今の自分が感じた心をそのまんま、包み込む
瞑想って、呼吸に集中をしますが、「無」になることも難しかったり、初めは「呼吸」すら難しいと感じました
うまく吸えないし、吐けない
肺が広がらないのです
お腹が膨らまないのです
それだけ身体を縮めて生活しているのです
筋肉や神経が、ゆるまっていなくて、広げることに慣れていなくて、ぎこちなくなってしまっているのです
でも大丈夫
そのまんまを感覚で感じて見ます
なるべくゆっくり、吐いて、吸って
空気が鼻から入って、喉を通って、肺に入って、お腹が膨らんで
冷たいとか、温かいとか、乾燥しているとか、湿気が多いとか、吐いて吸う時の音とか、鼻や口や喉の肺の粘膜の感覚とか、明るい感じか暗い感じか、何色か
普段、当たり前に、無意識している呼吸を、酸素を、空気を、私はとても有難いと感じました
今の感情はさておき
今の私の体は生きてくれていて
生かされていて
何十年とこうして、どんな時も諦めることなく、絶えることなく、私と共に居てくれていたのかと思うと
「もっと私を大事にして欲しい」
って、私が私に言っている言葉なんだと気付くこともできました
そうなんです、私が私を大事にしていなかったから、彼に対して「もっと私を大事にしてよ!」って欲求が出たのです
人に言う文句とか説教って、自分自身にかけている言葉だったりします
大気汚染や、時間の流れの速い現代、都会でも田舎でも時間に追われる毎日で、どれだけの人が深く息を吐いて吸って生きられているでしょうか
ましてや、デスクワークや、スマホやパソコンやテレビばかりを観ていると、下向きに首が曲げられ、呼吸も浅くなります
呼吸が浅いと、換気せずに酸素の少ない淀んだ空気の中で過ごすようなものです
血液中の酸素も減り、脳に酸素が行かないことで、思考が快活に動かないので、ネガティブにもなりやすかったり、首肩も凝りやすかったりします
首を上げて、深く長く呼吸をして、目を閉じてみたり、空を見てみたり、音に集中してみたり、それで問題が解決していなくても、問題が解決できるって、自分は何があっても大丈夫って前向きな気持ちにはなれたりするのです
「ま、分かんないけど、なんとかなるか」って思えたり
それでいいのだ、って思います
だって、やってみなくちゃ分からないことだらけだから
呼吸瞑想って、自分の中心に返る、原点を思い出すための方法なんだと思いました
赤ちゃんの時って、寝たきりです
呼吸をうまく出来ているだけで、周りを喜ばせます
それが生きる意味なんだと思ったのです
私は「私なんて何にも出来ていない」「何にも出来ない」って思ったこともありましたが、呼吸できていない人っていないってことに気づいたのです
食事をまともに取れない人もいるけれど、排泄も、睡眠も、まともにできない、理由も状況も状態もいろいろあるけれど
呼吸を止めて生きている人っていないはずです
人工呼吸もあるかと思いますが、強制であれ、呼吸は止まっていません
今まで、浅くしか吸えなかったのに、深くたくさん空気を吸えるようになったら、それだけで、大きな進歩で、成長で、成果だと思うのです
いつでもどこでも、お金も時間もかからずに、心が乱れたら、まあ、乱れなくても、何度でも自分の原点に戻れる呼吸瞑想って
・・・
全人類必須最優先の「お勤め」とも言えるのではと
なぜ最優先かと言うと、親や教師や社長や医者やなんかの肩書きがある前に、一人の人間であるわけで、例えば親の務めを担っていても、呼吸瞑想を先に出来ていれば、「感情に振り回されない親」でいることができると思うからです
なんの肩書きがなくとも、呼吸瞑想ができていれば、人間としてのお勤めが出来ていることになり、自分の原点が、進むべき道を教えてくれると思うのです
長くなりましたが、もうやめます
たくさんの責任を背負っている人ほど、オススメです
束縛から自由になりたい人ほど、オススメです
人生の苦しみのどん底にいる人ほど、オススメです
3分で、自由に身軽に幸せになれるんです
カップラーメン待っている間に、自分の原点に行って戻って来れます
そして、ぜひ瞑想の後は、「幸せになった自分」をありありと思い浮かべ、喜びを噛み締め、ラーメンを噛み締め、お腹を満たし、心を満たしましょう
新たな自分の誕生です
おめでとうございます!
と言うわけで
最後までお読みいただき有難うございました〜
それでは、また♪