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偏った食生活習慣のリスクと可能性 - 2506字

前提

以下のリンクによると、
中国・インド・米・インドネシア・パキスタン・ナイジェリア・ブラジル・日本の中で、
1950-2021の統計で唯一千人あたりの死者率が増えてきているのは、

日本

である…

  • 1950年で11.08人/1000人

  • 1979年で6.16人/1000人(最小値)

  • 2021年で12.64人/1000人

リソース:非営利団体 Our World in Data

情報リソース源は、以下である。

国連、世界人口見通し(2022年) - Our World in Dataによって処理された「死亡率」[データセット]。国連、世界人口見通し(2022年)[元データ]。

やばい…😱😱🫣🫣

である。

そのため、本マガジンでは、
栄養に関する最新情報を統計と共に情報提供していくことにする…😢

また、世界の死因Top32は以下である。

1. 心血管疾患
2. がん
3. 呼吸器疾患
4. 消化器疾患
5. 下部呼吸器疾患
6. 新生児障害
7. 認知症
8. 糖尿病
9. 下痢症
10. 肝臓病
11. 腎臓病
12. 交通事故
13. 結核
14. HIV/AIDS
15. 自殺
16. マラリア
17. 殺人
18. パーキンソン病
19. 栄養不足
20. 溺死
21. 髄膜炎
22. タンパク質-エネルギー栄養失調
23. 母体の障害
24. アルコール使用障害
25. 薬物使用障害
26. 火災
27. 麻疹
28. 肝炎
29. 中毒
30. 紛争とテロリズム
31. 熱(寒暖の露出)
32. 自然災害

  • 非営利団体 Our World in Dataの死因に関する概要の日本語PDFデータ

  • 2019年(コロナ前)の世界の死因Top32の棒グラフ

を以下にアップする。(millionは、100万人)

下記公式機関の棒グラフ画像.png

栄養が偏ることの最大のリスク


1. 慢性病のリスク増加

 - 栄養素の偏りは、心臓病、糖尿病、高血圧などの慢性病のリスクを高める可能性があります。例えば、過剰な糖質や脂質の摂取は肥満や動脈硬化を引き起こすことがあります。

2. 免疫機能の低下

- 栄養不足は体の抵抗力を弱め、感染症に対する抵抗力を低下させることがあります。特にビタミンやミネラルの不足は免疫機能に直接影響します。

3.発育障害:

- 若年層での栄養不足は成長や発達に悪影響を与え、学習能力の低下や身体的な発育不全を引き起こすことがあります。

4.精神的な問題:

 - 栄養不足はうつ病や不安などの精神的な健康問題とも関連しています。特に、ビタミンB群の不足は神経系の機能に影響を及ぼし、気分の変調を引き起こすことがあります。

栄養が必要充分になる最大の可能性

1. 全体的な健康の向上

 - バランスの取れた食事は全体的な健康を支え、エネルギーレベルを高め、生活の質を向上させます。

2. 病気の予防

 - 必須栄養素を適切に摂取することで、慢性病の予防に効果的です。特に、抗酸化物質を含む食品は、がんや心臓病のリスクを低減することが示されています。

3. 長寿

 - 栄養が充分に摂取されていることは、長寿に直結します。適切な栄養摂取は老化プロセスを遅らせ、より健康的な長寿を支援することができます。

4. 精神的、認知的機能の改善

 - 栄養バランスの取れた食事は、認知機能の維持や向上、ストレスの軽減に役立ち、全体的な幸福感を高めることがあります。

栄養が偏るリスクと必要充分に摂取することの可能性を理解することで、個々の健康管理や食事計画においてより良い選択ができるようになります。

日本人1日必要摂取量

日本の成人男性および成人女性の一日平均必要なビタミンとミネラルの摂取量を「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省が科学的根拠に基づき調査した結果)から取得致しました。

脂質・糖質の食事管理は難しいので、先に、がん予防のための免疫アップのために、ビタミン・ミネラルの一日の平均に必要な摂取量を提示致しました。

ビタミン

1. ビタミンA:
 - 男性: 900μg
 - 女性: 700μg

2. ビタミンC:
 - 男性: 100mg
 - 女性: 100mg

3. ビタミンD:
 - 男女共通: 5.5μg

4. ビタミンE:
 - 男性: 6.5mg
 - 女性: 6.5mg

5. ビタミンK:
 - 男性: 60μg
 - 女性: 60μg

6. ビタミンB1:
 - 男性: 1.2mg
 - 女性: 1.1mg

7. ビタミンB2:
 - 男性: 1.4mg
 - 女性: 1.2mg

8. ナイアシン:
 - 男性: 15mg
 - 女性: 12mg

9. ビタミンB6:
 - 男性: 1.4mg
 - 女性: 1.2mg

10. ビタミンB12:
  - 男女共通: 2.4μg

11. 葉酸:
  - 男女共通: 240μg

12. パントテン酸:
  - 男女共通: 5mg

13. ビオチン:
  - 男女共通: 50μg

ミネラル

1. カルシウム:
 - 男性: 800mg
 - 女性: 800mg

2. 鉄:
 - 男性: 7.5mg
 - 女性: 10.5mg

3. マグネシウム:
 - 男性: 340mg
 - 女性: 270mg

4. リン:
 - 男性: 1000mg
 - 女性: 1000mg

5. カリウム:
 - 男女共通: 2000mg

6. 亜鉛:
 - 男性: 10mg
 - 女性: 8mg

7. 銅:
 - 男女共通: 0.9mg

8. セレン:
 - 男性: 50μg
 - 女性: 50μg

9. クロム:
 - 男女共通: 10μg

10. モリブデン:
  - 男女共通: 25μg

11. ヨウ素:
  - 男女共通: 130μg

リソース

これらの情報は、厚生労働省が公開している「日本人の食事摂取基準」から得られています。このガイドラインは、日本国内での栄養に関する公式の推奨事項を提供し、健康維持と病気予防のための基準を示しています。栄養に関するさらなる詳細や、特定のビタミンやミネラルの詳細な役割について学びたい場合には、栄養学の教科書や専門書を参考にすると良いでしょう。

以上

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