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砂上の楼閣

自分の働いている場所がまさに砂上の楼閣だった。

周りからみると、自分が働いている場所は問題の無さそうでかつトラブルがあまり起きていないように見えるが、少しの悪意で一気に崩れ落ちた。

その悪意は意図的であることがわかるとかなり腹が立った。自分の働く環境を何とか問題なく運用しようとしているにも関わらず、それを無下にされるような無慈悲な行動だ。その行動に対して、半日以上怒っていた。

腹が立つ内容について出し尽くすと、なぜ崩れ落ちたのか考えてみた。そこで気づいたことは自分の設計した働く場はあまりにも脆い環境であることだった。本当に脆く、まるで自分の写し見のようだった。ただ、崩れ落ちたらまた組み直せばいいという思考に至り、過去一の早さで気持ちを切り替えられた。

ここでさらに気づいたことは、自分で組み上げたものは自分で壊せないということだ。
せっかく作ったものを壊す判断にかなり時間を要する。もったいないと感じるからだ。せっかく作ったのに……とも思ってしまう。

また、損切りはするようでしない性格だということにも気づけたので、今回は本当にいいきっかけだった。ただ、意図的な悪意ある行動に目をつぶるというのはまだまだ難しい。まだまだ訓練が足りないようだ。

悪意に対して基本的に真っ向から相手する気は一切ないが、信頼してた人からだともうきつい。もう止めてほしいなぁ……

最後まで読んでくれたあなたは、悪意ある行動から身を守るために柔軟な対応ができる働く場にしていますか?

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