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「褒めてもらったらすぐジャーナリング」で自信をつける
新入社員の頃に失敗をしてばかりで、仕事が全然うまくいかない時期があった。何をするにも自信がないな、と思っていた頃に自分を助けてくれた方法について今回は紹介する。
人に褒められるのは嬉しいことだが、その瞬間の喜びをしっかり味わい、自分の自信につなげられている人は少ないかもしれない。
とくに真面目で内省的な人ほど謙虚さが先に立って、褒め言葉をスルーしてしまうこともある。
しかし、褒めてもらえた瞬間をジャーナリングに書き留めれば、“嬉しい”をしっかり受け取り、自信を積み上げることができる。
ここでは、その具体的な方法とメリットを紹介する。
1. 「褒めてもらったらすぐジャーナリング」とは?
誰かに褒められたとき、すかさずノートやメモアプリにその言葉を記録する習慣だ。
一見メモのような行為だが、ジャーナリングと同じノートに書き加えることで、後から振り返りやすくなり、定期的な自信の源になる。
具体的な例
「○○さんに『あなたの仕事の進め方が助かる』と言ってもらえた。嬉しい!」
「今日は部長から『最近の提案書、すごくわかりやすい』と褒められた。自分なりに工夫して良かった。」
書き方は自由だが、大事なのは“褒め言葉をそのまま残す”ということ。
2. この方法が生まれた背景
自信を失っていた新入社員時代
失敗続きで「自分なんて…」と思いがちな頃でも、実は周囲からは時々「頑張ってるね」と声をかけられていた。褒めをすぐノートに書く
その瞬間の喜びを逃さず文字にすれば、自分の“できる部分”や“成長の跡”が客観的に見えるようになった。いつの間にか自信が芽生える
書いた内容を振り返るたび「そういえば褒めてもらったんだ」と思い出し、“本当にこれが自分の強みかもしれない”と確信がついていく。
3. 具体的なやり方・ポイント
誰が褒めてくれたか記載する
「△△さん」「上司」「お客様」など、相手の名前や立場を書けば、後から読み返したときによりリアルに思い出せる。
なるべく言われた言葉を正確に書く
「ありがとう」「助かった」「センスがいいね」といったフレーズを、そのまま引用。自分で曖昧に翻訳せず、原文のまま残すほうが“喜び”を繰り返し感じやすい。
自分の感想も添える
「そう言ってもらえてすごく嬉しかった」「最近意識して取り組んでいたことだから報われた気がする」など、素直な気持ちを。
できるだけ“すぐ”書く
時間が経つと、褒め言葉のニュアンスや自分の感情が薄れてしまう。
ほんの数分でいいので、その瞬間にノートやスマホのメモを開く習慣を作る。
4. 繰り返し読み返すメリット
何度も嬉しい気分を味わえる
褒められたとき、メモしているとき、そして振り返るとき――同じ言葉で三度も“自己肯定感”を補充できる。定期的な振り返りで自信を強固に
週末や月末にジャーナルをパラパラめくれば、思いのほか人から評価されている自分に気づける。“自分が評価されるポイント”を再確認
どんな部分を褒められることが多いかを把握すれば、それをさらに伸ばす戦略も立てやすくなる。
5. 「自信」を育てる実感
自信=自分ができることを認める感覚
謙虚さは大切だが、まったく自分を認めないのは自分に対して不誠実でもある。人からの褒めは“客観的評価”の一種
もちろんリップサービスもあり得るが、多くの場合はポジティブなフィードバックとして価値がある。素直に受け取り、「それでいいんだ」と思えるようになるとメンタルが安定しやすい。書きためるほど自分が好きになる
小さな褒め言葉の蓄積が「こんなにいろいろできてるじゃん」と思える土台となり、自然に行動にも積極性が出てくる。
6. 実践のステップ
ノートやアプリを用意
いつも使っているジャーナリングノートを使用するか、スマホのメモを常に開けるようにしておく。
褒め言葉をキャッチしたら即記録
仕事場・友人との会話・メールでも構わない。相手の名前と発言をできるだけ正確に書き留める。
一言コメントを添える
「嬉しかった」「自分も最近意識していたことだったからなおさら感激」など、自分の感情を簡単に残す。
週末や月末に読み返す
“今月だけでこんなに褒められてる!?”という発見は、思った以上にモチベーションを上げてくれる。
必要なら感想や振り返りを追記
読み返して「これを機に新しい挑戦をしてみよう」など気づきを書くのもおすすめ。
まとめ
「褒められたこと」をジャーナリングに書き留めるだけで、
一瞬の喜びを逃さず、何度も味わえる
自分の長所や“評価される点”を客観的に知る
自信という心の土台が少しずつ積み上がる
とくに自信を失っていたり、新しい環境で不安を抱える時期には、こうした褒められた記録が大いに力になるはずだ。
言葉にして残せば、“大したことない”と思っていた褒め言葉が、意外なほど背中を押してくれる。
もし、「自信が足りないかも」「謙虚すぎて自分を認められない」という人は、誰かに誉められた瞬間を大事にして、ノートに書く習慣を作ってみよう。
何度でもニヤニヤしながら読み返すうちに、「私、こんなに頑張れてるんだ」と自分の可能性を信じられるようになるだろう。
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