早朝のジャーナリングで1日を充実させる
ジャーナリングは、気が向いたときや隙間時間、外出先のカフェなど、どんなタイミングで行っても構わない。
しかし、同じジャーナリングでも「いつ」実施するかによって、得られる効果は少しずつ変わってくる。
あえて時間を決めるなら、最もおすすめなのが早朝、起きてすぐにジャーナリングを行うことだ。
1. 早朝ジャーナリングの効果
朝一番にジャーナリングを行うと、以下のような大きなメリットが期待できる。
自分にとって前向きな活動なので、朝起きる意欲ができる
「朝起きたらジャーナリングをしよう」と決めておくと、ベッドから抜け出すきっかけになる。好きな音楽をかけたり、好きな飲み物を用意したりと、少しワクワクする要素を加えると、さらに起床のモチベーションが高まる。
脳が活動しだし、行動につながるので、1日をダラダラせずにはじめられる
文字を書く行為によって脳が活性化し、思考が整理される。そのまま“行動モード”に入れるので、ダラダラとスマートフォンをいじって過ごす朝とは違ったスタートを切りやすい。
朝の段階で気持ちをスッキリさせて、前向きに1日を進められる
夜に抱え込んだままの悩みや不安を、朝のうちに書き出してしまえば、心が軽くなる。余計な感情を引きずらずに、一日をクリアな気持ちでスタートできるのが大きな利点である。
その日をどんな日にするかを考えることで、目標を持った1日にできる
「今日はこういう気持ちで過ごそう」「今日はこれを達成したい」と朝のうちに意図を定めると、自然と行動にブレが少なくなる。ゴールを見据えることで、一日の中でも優先順位がはっきりする。
具体的なTodoやスケジュール整理も行うことで、1日を効率的に過ごせる
ジャーナリングの流れでその日のタスクや予定を書き出すと、時間管理の意識が高まり、無駄な動きが減る。頭の中にある「やるべきこと」を明確に言語化しておくと、実行段階でも迷いが少なくなる。
他に予定がないので、乱れることなく継続できる
朝は仕事やプライベートの用事にまだ追われていないため、時間を確保しやすい。夜になってからだと、急な予定や疲労で続けにくくなることも多いが、朝なら比較的ルーティン化しやすいのが強みだ。
2. 早朝ジャーナリングがもたらす好循環
私自身、毎朝30分ほどジャーナリングに充てる習慣を続けている。
「今日はどんな1日にするか」「今日のポイントは何か」を明確にするだけでなく、翌日のジャーナリングでその振り返りもあわせて行うことで、学びを深める良いサイクルができている。
朝活にはさまざまな方法があるが、頭と心を整理し、自分の思考をポジティブに導いてくれるジャーナリングこそ、朝の時間に最適な活動だと感じている。
まとめ
朝にジャーナリングを行うことで、起きるモチベーションが高まり、一日の方向性をはっきりと定められる。
さらに、感情の整理や具体的なタスク管理も同時にできるため、ダラダラと時間を浪費することなく、目的意識を持って行動できる。
朝の習慣を変えれば、1日の過ごし方自体が変わる可能性は高い。
ぜひ早起きのタイミングにジャーナリングを取り入れ、充実した1日を過ごしてみてはいかがだろうか。