ジャーナリングを続けるコツは「毎日続ける」(書籍「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考 より)
ジャーナリングは、日々続けることで効果がどんどんと積み上がっていく習慣だ。
書いている瞬間に得られる充実感もさることながら、書き溜めた内容を振り返ることで、自分の考えや行動の方向性がどんどん明確になり、さらに前進しやすくなる。
しかし、多くの人が気になるのは「そもそも続けられるかどうか」ということだろう。
そこで本記事では、井上新八さんの著書『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から学んだ「毎日続ける」というシンプルなコツを、ジャーナリングとの関連性を交えて紹介したい。
「毎日続ける」と決めるメリット
1. 判断が不要になる
本書では「続けるための一番のコツは、“毎日やる”と決めること」と強調されている。
一見、「毎日やるなんて大変そう…」と思うかもしれないが、逆に「今日はやる? やらない?」という迷いをなくせるのが大きなメリットだ。
毎回の選択を挟まなくてすむので、余計な意思決定のエネルギーを使わずに済むし、「どちらを選んでもいいや」という甘えも生じにくい。
2. 一度休んでも復帰しやすい
もし何らかの理由で1日スキップしてしまっても、**“毎日やる”**と決めているおかげで「また今日から再開しよう」と迷わず復帰できる。
「週3回やる」「時間があるときだけやる」といった曖昧なルールだと、再開のきっかけを見失いがちだが、毎日なら翌日には自然と“やるモード”に戻りやすい。
3. 生活リズムに組み込みやすい
毎日行う前提だと、生活全体のリズムに合わせた仕組みを作りやすい。
たとえば、「起きたらまず5分書く」「寝る前の10分は必ずノートを開く」など、習慣のトリガーを設定しやすくなる。
実例:毎朝のジャーナリング
筆者自身も「毎日やる」ことを基本ルールにしており、特に朝起きてすぐにジャーナリングを行っている。
朝起きたら水を飲む → タブレットを開く → 日付を書く → ジャーナリング開始
というシンプルな流れを決めたことで、ほとんど考えずに書き始められるようになった。
書き終わった後には「今日もジャーナリングができた」という達成感が得られ、それが継続のモチベーションにつながっている。
書籍「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考 とは
井上新八さんによる『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』は、継続力を高めるためのヒントやメソッドが紹介された一冊。
行動を“習慣化”するための考え方
挫折しそうになったときの対処法
多忙な日々の中でやりたいことを叶えるコツ
などが、著者の実体験とともに具体的に解説されている。
ジャーナリングだけでなく、運動や勉強など、さまざまな習慣づくりに応用できる内容になっている。
まとめ:ジャーナリングを毎日続けるコツ
“今日はやる?やらない?”の判断をなくす
→ “毎日やる”と決めるだけで、意思決定の負担が大幅に減る。一度休んだら、迷わず翌日再開
→ 毎日が基本ルールだからこそ、復帰しやすくなる。生活リズムに組み込む
→ 朝起きたら書く、寝る前に書くなど、他の行動とセットにする。
続けることが最大のハードルだと感じるかもしれないが、いったん習慣化してしまえば、むしろ「書かない」という選択肢が消えてしまうほど自然にジャーナリングができるようになる。
井上新八さんの書籍が示す“続ける思考”を活かして、ぜひジャーナリングを日常に取り入れてみてほしい。
特に忙しい日ほど「今日はやらないかも…」ではなく、「こんな日だからこそ毎日やるのが当たり前」と頭を切り替えることで、長期的に得られるメリットは何倍にも膨らむはずだ。
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