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【わたしたちのビジョンマップ 「夢」実現のために】

こんにちは!あきた創生マネジメント代表の阿波野聖一です。

いきなりですが、わたしたち「あきた創生マネジメント」には【インドネシアに介護施設を作る!】という夢があります。

今回は、その夢を実現するためのビジョンマップ(目指すゴールまでの具体的な取り組み)を通して、今後避けられないグロバール化に対する弊社の取り組みをご紹介します。


子どもたちの未来を真剣に考える

今年4月に「国立社会保障・人口問題研究所」が人口推計を発表しました。https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp2023_PressRelease.pdf

それによると、
●総人口は50年後に現在の7割に減少し、65歳以上人口はおよそ4割を占める
●2056年には総人口が1億人を割る
だそうです。

このように急速に日本の人口は減少しています。その結果、当然労働人口も減るわけで、日本経済の行く末はとても厳しいです。しかし、この労働人口減少への対策として「外国人労働者の受け入れ」を活性化する動きは、未だ困難のように感じます。

政府の掲げる少子化対策の有効性も不透明だし、本当にこのままで良いのでしょうか?

恐ろしい速度で人口が減少している、そして、それに伴い労働人口も減少している日本の現実に、我々の子どもたちの未来が直面しているという危機感をもち、その対策を今真剣に考えるべきではないでしょうか?

インドネシアに介護施設を作る!

以前にも書きましたが、わたしが外国人労指導者(技能実習)の受け入れを決心したのは、中途退職したスタッフの補充が困難をきわめ、残ったスタッフへの負担軽減のためには選択肢がなかったからです。

2019年に初めてインドネシアから3人の技能実習生を受け入れて以来、着実に人数を増やしていき、現在彼らはグローバルメンバーとして弊社の立派な戦力となってくれています。

実際に彼らを受け入れてみると、言葉の壁や文化の違いなどに対するそれまでの価値観が大きく変わり、わたし自身多くの学びの中から将来への展望が見えてきました。「外国人労働者」=「共に働く仲間」として共育・協働・共生を目指しながら、いつしか彼らと共に世界へ目を向けるようになったのです。

彼らが技能実習生として日本で働くことを目指したのは、日本の高い技術力やサービスを認識していたからです。そして彼らはいずれにか母国に帰って、その経験を活かしたいと考えています。そのために私たちは単なる労働者と捉えるだけでなく、未来を見据えた教育もしていく必要がありました。

前述の通り、日本は急速な人口減少によって高齢化が進みます。しかし、人間の「死」を考えれば高齢化のピークがいずれにか訪れ、高齢者の人数も当然減少していきます。すなわち、これから高齢者の介護事業のニーズも減っていくという業界の未来が見えてきます。そのため、新たな事業展開を準備していかなければなりません。

同時に、世界的に高齢化が進んでいる現状も見据えて、弊社で働くグローバルメンバーと何かできないか?と考えたとき「インドネシアに介護施設を作る!」しかも【インドネシア人によるインドネシア人のための介護施設】という夢ができました。

外国人労働者を受け入れることで、人口減少で労働力が低下する日本経済を彼らと共に活性化させながら、彼らの知識や技術習得のためにサポートする。そして、その経験を活かして、彼らが母国で活躍する。それによって日本の魅力が海外に広がり、また日本を目指して働きに来てくれる・・・

インドネシアの文化の理解

人手不足から受け入れた技能実習生でしたが、お互いを尊重して働くにつれて、彼らは日本の介護の現場で習得したスキルや経験を母国で活かせる場ができ、弊社も外国人労働者の受け入れで培ったノウハウを介護事業や他の業界へ提供できるのではないか。

経験を価値に

インドネシアに介護施設を作ることによって、この好循環が生まれればと期待しています。

ビジョンマップを実現するために

「あきた創生マネジメント ビジョンマップ」

わたしたちのビジョンマップの核になる4つの取り組み

(1)グローバルメンバーの受け入れ
2019年に技能実習生3名の受け入れを開始して以来、現在は12名(技能実習生6名、特定技能6名)がグローバルメンバーとして、弊社で日本の介護技術やスキルを学びながら働いています。弊社は登録支援機関として、今後も海外からの人材受け入れを促進していきます。

さらに、海外の大学と提携して「インターンシップ事業」を開始。インターン生の受け入れによって、大学卒業後に特定技能生として再来日して働けるように取り組んでいます。

(2)人材育成
外国人労働者が単に技術やスキルだけを身に着けるのではなく、将来のキャリアアップに役立つよう、研修を通してマネジメントやリーダーとしての人材育成をしています。

(3)グローバルメンバーとのコミュニティー作り
弊社は外国人労働者を単なる労働者として扱うのではなく「共に働く仲間」として受け入れています。そのため地域とのつながりも重視し、積極的に交流を重ねています。こうすることで、地域での外国人労働者受け入れの基盤を作り、外国人労働者が安心して生活し、そして働ける環境づくりに役立てています。

ラマダン後の食事会

(4)テクノロジー導入
AIをはじめテクノロジーの導入によって、外国人労働者とわたしたちとのつながりを強化し、介護事業のグローバル展開を目指しています。

このようなビジョンマップによって、わたしたち「あきた創生マネジメント」は、グローバルメンバーと【インドネシアに介護施設を作る】夢に向かって前進しています。

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みなさん、ぜひ応援してください!

次回は、わたしたちのビジョンマップの中で最も重視している「人材育成」に関して、弊社の取り組みを紹介したいと思います。お楽しみに!

【人口減少社会において、介護経営をリデザインする】をパーパスに、あきた創生マネジメントでは、介護の人材育成と採用における経験を通して、業界全体の未来に貢献するため、人手不足に悩む事業所をサポートする事業を立ち上げようと思っています。

インバウンド再開に伴い、コロナ禍で離職した従業員の復帰が進まず、未だ人手不足の問題を抱える観光や飲食業界などは多数あります。そのため外国人労働者の受け入れを検討される会社も多く、弊社にもお問い合わせを頂くようになりました。

インターンシップ生の取材記事

今後は、外国人労働者の受け入れ準備から、複雑な就業手続き、また日本での生活サポートなど、これまでの弊社の取り組みを通して得たノウハウを、業種を問わず他社さまのために活かしたいと考えております。

ご関心のある事業者さまは、私のTwitter、リニューアルしたホームページなどにご連絡いただけると嬉しいです!


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