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「君の名は。」で押さえておきたい10のこと【すずめの戸締まり鑑賞前に】

映画「君の名は。」 新海誠監督作品です。

2016年に公開され、興行収入が日本歴代4位という、メガヒットとなりました。

新海誠監督の名を知らしめ、アニメーションや今後の映画のスタンダードとなったといっても過言ではないでしょう。

2022年11月11日には最新作「すずめの戸締り」が公開されました。

新海誠監督作品の傾向や、繋がりを知っておくと、よりよく映画を楽しめます。

そこで、今回の記事では、「すずめの戸締り」を観る前に予習をしたい方へ向けて、「君の名は。」で押さえるべき10のポイントを解説します!


風景を味合おう

新海誠監督作品は、画がとてつもなく美しいです。

特に、木々や街並み、空などの風景の画は、ゾッとするほどの美しさ。

キャラクターだけに注目するのではなく、その背景なども一緒に味わってみましょう!

実際の町を楽しもう

先述の通り、新海誠監督作品には、街並みがよく映し出されます。

中でも、東京の町や、実在する地方の町が出てくることが特徴的です。

リアルで嘘のない街並みを映します。

そのため、聖地巡礼される方も多く、公式サイトでも注意書きがされるほど。

自分の見知る町の風景が映し出されたら、テンション上がりますね!

関連キャラが出がち

新海誠監督は、キャラクターを大事にしています。

「言の葉の庭」のキャラクターを「君の名は。」に

「君の名は。」のキャラクターを「天気の子」に

といったように、前作のキャラクターをカメオ出演させる傾向にあります。

「すずめの戸締り」には「天気の子」のキャラクターが登場しそうです!

シンプルなストーリーも楽しめる

「君の名は。」以前の作品は、やや対象が偏っていた気がしますが、「君の名は。」以降の作品は、誰が見ても楽しみやすいストーリーになっています。

特に「君の名は。」は、ほどよいSF感、誰もが共感できるような友情や恋、難解過ぎない設定でもって、いろんな人が楽しみやすい作品になっていました。

だからこそのメガヒットなのでしょう。

「天気の子」は「君の名は。」に比べると、やや複雑なストーリーではありましたが、それでも十分に楽しみやすいストーリーでした。

「すずめの戸締り」もきっと、シンプルなストーリーだけでも楽しめる作品であるはずです。

監督の思いを汲み取ろう

しかしながら、新海誠監督が考えていることは、かなり深いです。

特に「天気の子」は「君の名は。」ヒット以降の監督の葛藤の想いが、暗に込められている作品です。

詳しくはこちらをお読みください👇👇

「君の名は。」にも、前面には出ないものの、込められたメッセージは多くあります。

それらをキャッチするべく、表面上のストーリーを掴むだけでなく、120%の集中力で楽しむこともまた一興です。

考察を味わえる

そして、自身が気になったシーンや、よくわからなかったシーンを、考察したり、誰かと話し合ったり、調べたりすることも楽しめます。

きっと、一度の鑑賞では分からないことや、見逃したことがあるはずなので、一度観て終わるのではなく、その後も咀嚼してみましょう。


「君の名は。」でテッシーが原付に乗っていたことや、道路脇にある寄り添ったお地蔵さん。

お気づきになりましたか?


地域の文化

日本古来の伝統や、地域の文化が出てくることもまた魅力です。

「君の名は。」では、巫女・組紐などの文化が、登場します。

私は、「君の名は。」を観るまで、口噛み酒も組紐も知りませんでした

そのあたりの学びを与えてくれる点も素晴らしいですね!

「すずめの戸締り」でも特色ある伝統文化が登場するのでしょうか。

時空や障害を超える

「君の名は。」では、時間や距離を越えて、二人が出会えるかどうかを描いています。

新海誠監督作品は、時間や障害を越えて、二人の男女が出会うことに挑むパターンが多いです。

「時をかける少女」的なストーリーですね。

会えたり、会えても声をかけなかったりと、その結末は様々

「すずめの戸締り」はどうなるのでしょうか?!

賛否を考える

こちらはブログで👇👇

あなたの意見もお聞かせください。


SFを堪能する

新海誠監督は、アーサー・C・クラークや、アイザック・アシモフを読んで育った、大のSF好きです。

そのため、「君の名は。」でも、時空を超えるという設定がお見事でした。

私は結構SFが好きです。

「君の名は。」の設定は「インター・ステラー」と同じくらいよくできたものだと思います。

また、「天気の子」の、晴れ女という少しオカルトめいたSF設定も大好きです。

「すずめの戸締り」ではどのような仕掛けがあるのでしょう!とても楽しみです!

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

「すずめの戸締り」を鑑賞する前に予習として、「君の名は。」で押さえるべき10のポイントを解説しました!


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