ブレードランナーの実はな情報
午前十時の映画祭にて「ブレードランナー」を鑑賞しました。
当初の興行収入は今一つだったにもかかわらず、VHS発売を機に、カルト的な人気を誇るSFの名作です。
今回は少しマニアックな観点で「ブレードランナー」の魅力をお伝えします!きっと、もう一度ブレードランナーを観たくなるはずです。
STORY
簡単にあらすじを紹介しておきます。
1982年公開のSF映画です。
フィリップ・K・ディックの小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としています。
それにも関わらず…↓↓↓↓
リドリー・スコットの実は…
監督であるにも関わらず、リドリー・スコットは原作を読んでいないそうです。
原作「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」をお読みになった人はお分かりかと思いますが、原作はあんなにハードボイルドな世界観ではありません。
もっと洗練された、スタイリッシュな雰囲気です。
リドリー・スコットが原作を読まずに映画を作ったからこそ、あの独特なカルト感が生まれたのかもしれません。
ショーン・ヤングの実は…
「レーチェル」という役で出演している「ショーン・ヤング」
とてもお美しいですね。衝撃的です。
なんとこの当時はまだ21歳です。
ショーン・ヤングは「THE BOOST」で俳優のジェームズ・ウッズと共演し、その後交際をしていました。
ジェームズ・ウッズの浮気癖がひどかったため、なんと、寝ている間にち○こを接着剤でくっつけたのだとか。
インタビューの中でジェームズ・ウッズは「膝まで届いていたよ」と笑顔で返していたのだか…。
いろんな方面で怖い話です。
ルトガー・ハウアーの実は…
強く悲しきアンドロイド「ロイ・バティー」を演じる「ルドガー・ハウアー」
その美さと健気さに、だんだん魅了され、いつの間にかロイのほうに感情移入してしまう人も多いのではないでしょうか。
レーチェルと並んで、アイコニックな存在です。
最終的には、デッカードに生き方を指南します。
窮地まで追い詰め、「生きたいだろ?」とデッカードへ語りかけるシーンは、
「俺はもう死んでしまうけど、おまえは生きられるんだから、懸命に生きろ!」というメッセージがこもっているのです。
その流れからの、最後の名シーン。
「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える船。タンホイザー・ゲートの傍で瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。」
(I’ve seen things you people wouldn’t believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I watched C-beams glitter in the dark near the Tannhäuser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in rain. Time to die.)
これ、実はアドリブなんだとか。全文ではありませんが、後半はアドリブが混じっているようです。
素晴らしいですねぇ…。
その他、アクションや演出においても、リドリー・スコットは、ルドガー・ハウアーの意見を積極的に取り入れたそうです。
ちなみに、ルドガー・ハウアーは「ヒッチャー」のクレイジーな演技も素晴らしいので、ぜひ。
https://www.three-minutes-philosophy.com/hitcher/
ジョー・ターケルの実は…
「ジョー・ターケル」はレプリカントの製造社タイレル社のトップである「タイレル」を演じています。
キューブリックに多く出演している彼。「シャイニング」ではバーテンの役を演じています。
そんな彼、実はセリフを全然覚えられなかったそうです。
カンペ必須俳優だったそうな。
ロイと対峙するシーンをよく見ると、カンペを読むために、目が泳ぎまくっています。
そのため、タイレル役の分厚いメガネは、カンペが読みにくくて大変困ったそうです。
しかし、無下にできないのが、ブレードランナー撮影中のこの時、実のお父さんが危篤だったという噂も。
何にせよ、存在感は抜群ですよね。
まだまだある!ブレードランナーの秘密
ブレードランナーに関する情報はまだまだございます。
どうしても共感できない主人公「デッカード」
物語の重要なテーマ「眼」
最も考察すべき「ユニコーン」
の3つをブログで解説します!!
デッカードは実は〇〇なのですよ…。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「ブレードランナー」のキャストの実は…な情報や、より楽しむための情報をお届けしました。
やはり超カルトで、超名作です。
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