【あおさぎ。の採餌】そばの実 一閑人
こんにちは、あおさぎ。です!
富士宮の田貫湖でバードウォッチングを終え、近くの蕎麦屋「そばの実 一閑人」に行ってきました!
上品な生粉打ちと武骨な玄挽き
夏季限定のメニューも多数ありましたが、初来店なので基本のせいろを注文することにしました。蕎麦は2種類、蕎麦の実の皮を剥いて製粉した「生粉打ち(きこうち)」と、皮ごと製粉した「玄挽き(げんびき)」がありましたが、これはどちらも食べてみたい…。店員さんに相談したところ、「おかわりそば」でせいろと異なる蕎麦を選んでは?とお薦めいただきました。これは麵汁や薬味がついてない蕎麦で、生粉打ちと玄挽きを選べます(その代わり、大盛りの対応はありません)。ということで、せいろを生粉打ち・おかわりで玄挽きを注文しました。
到着した生粉打ちせいろがこちら!
メニューに書いてある通り、最初の一口目は塩とワサビでいただきましたが、蕎麦の香りや甘味が感じられ、田舎蕎麦風でありながら上品な味でした。喉越しも良い感じ!麵汁は関東風とでも言うのかな、鰹出汁が効いていて濃くてキリッとしているタイプ。静岡特有の甘いタイプではありません。
せいろの食べ終わりから一呼吸置いて、玄挽きのおかわりそばが到着しました!運んでくるタイミングが絶妙ですね!
こちらも一口目は塩とワサビでいただきましたが、皮ごと製粉しているだけあって蕎麦の香りや旨味が口いっぱいに広がり、「旨い蕎麦食べてるな~!」と感じました。上品な生粉打ちとは対照的に武骨な印象でしたが、個人的には玄挽きの方が好みです!
濃厚な蕎麦湯
蕎麦のシメはやっぱり蕎麦湯!
湯気と共に立ち上る蕎麦の香りを楽しんだら、まず一口。かなり濃厚でとろみが強いですね。これで蕎麦焼酎を割ったら美味しい気がします…!
デザートもついてくる!
メニューに書いてなかった(見落とした?)と思うのですが、デザートが運ばれてきました!
何気にこれが絶品、特にプリンにかけられているサツマイモソースが美味しかったです!イモ類特有の粉っぽさがなく、すごくなめらかに仕上げられていました。厨房にパティシエでもいるのかな?
落ち着く蕎麦屋
観光客が多く訪れていましたが、お店がこじんまりしていて入店できる人数が限られていることもあって店内は静かで、落ち着いて食事ができました。観光客が増えてもこういう雰囲気は維持してもらいたいものですね。
昼がこれだけ絶品ならば夜も来てみたい気持ちになりますが、さすがにここで飲んで帰るのは厳しいかな…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
店舗情報
訪問日:2024年7月17日
住所:静岡県富士宮市内野1551-42
営業時間:11:00~14:00(蕎麦がなくなり次第終了)、18:00~20:00(夜は金・土・日の完全予約制)
定休日:火曜日、第2・第4水曜日
座席:テーブル4、カウンター4(いずれもお座敷)
トイレ:あり
駐車場:あり
電波強度:微弱(ドコモ)、フリーWi-Fiなし