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飼育日記「めだかのきもち」‘24雨水☔️🌱🍊文旦が来た🎶
24節気通りの冷たい雨が止まない週末。それでも室内は暖房無しでも20°近く、春の前のひと雨と感じられる。
親メダカをガラス鉢に移してトロ舟と底砂を洗った。網を入れると、逃げる逃げる!なかなか俊敏。窓際だったので、冬眠こそしなかったけれど、冬の間は緩慢な動きで、静かにエネルギーを温存していたのかも。
おまけに1匹も欠けていない!
もう少し陽気が安定してきたら、太陽の下で過ごすことにしよう。
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ガラス鉢では 寒天色にカモフラージュ
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今にも産卵を始めそう
親メダカメダカの中に、体が小さいメダカが1匹いて、様子を見ている。ガラス越しの横見で、やはり発育不全であることがはっきりする。
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それでも覗くと真っ先に水面に上がって来る、人懐こいメダカで、餌もよく食べてくれる。長生き出来ないかも知れないけれど、最後まで見届けようと思う。
他のメダカ達は、今や全く見分けがつかない。第一世代は数も少なく、それぞれの個性がはっきりしていて、諍いもあったが、名前まで付けて親しんだ。賑やかになった今は、ヤキモキすることも少なくなり、平穏だけれど、ちょっと物足りない。
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綺麗になったトロ舟に戻した日、日中だけベランダに出す。数ヶ月ぶりに直の日差しを浴びて、メダカの学校みたいに、群れを成してスイスイ泳ぎ出した。やはり室内とは様子が違う。雨が上がって、気温が安定したら、外に出すことにしよう。
飼育下ではあるけれど、できる限り自然に近い環境を整えてやりたいと思う。悠々泳げるスペース、飼育水の質、酸素を供給する水草…中でも太陽は一番大事。
☕️ 🍰 🍊
昨年、果肉を食べた後、嵩の多い皮をながめていて思い付いた、文旦ピールとオランジェット。作るのが楽しく、美味しかったので、今年は果肉より皮狙いで、無農薬栽培の農園に早くに注文しておいた。
「皮を亀の子だわしで洗って、タオルで拭いて梱包しました。今宅配便を待ってます。」
栽培農家の方の実直なお人柄が伝わってくるメールにワクワク。リピーターは次から500円引きになるともあったので、この季節の嬉しい便りを継続して送って頂くことにしよう。
果肉はそのまま食べたり、甘過ぎないさっぱりした味はグリーンサラダにも合う。清涼な香りのジャムも良い。
ピールやオランジェットを作るときは、鍋の容量や、広げて乾燥させる場所、賞味期限(1ヶ月)を考えると、一個食べたら、その皮の分だけ作るのが作りやすい。
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大きいものは約600g 半分が皮の重量
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ヒタヒタの水で水分が無くなるまで煮る
一個分の皮/砂糖80% 砂糖は2度に分けて加える
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丁度一個分並べられる レンジの天板を使用
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甘煮の皮に ビターが合う
文旦皮一個分に 約100g使用
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肉厚なので 結構時間を要する
🗝テンパリング
チョコレートを上掛けするには、固形のものを湯煎で溶かすのだが、この時の温度管理をテンパリングという。温度管理をしないと、風味を損なったり、艶良く仕上がらない。昨年は、そんなことは構わず適当だった。白っぽくなったりしたのは、やはり手抜きの証だったと知る。
自家用なので、少しざっくり簡略化して、50°程度で湯煎、30°位で上掛けと覚えておくことにする。
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皮が薄めの小さい文旦は 細切りにして煮て
グラニュー糖を パラリ
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オランジェットやチョコ掛けポテトチップが、やけにお高いなあと思っていたけれど、製品として仕上げるにはそれなりに手間を掛けるのだろう。
でも、自宅で食べる分には、そこそこのお味になって、作るのが楽しければ構わない。気取らない手土産にもなるし、何より"もったいない" 気分が晴れる。
あと何度かの試作で、もう少し洗練された見た目のスイーツを目指そうと思う。