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電話応対とは基礎であり、奥義である(編集版)

『花も人も与えなければ育たない。求めるよりも与える育成。』が信条の柴マサヒトです。

電話をかけた時、明朗に気持ちよく応対してもらえるだけで私は安心を感じます。
逆に聞き取りにくい声で要領の得ない応対をされると不安な気持ちでいっぱいになります。しかも、不安な気持ちがいっぱい過ぎて取引停止を上司に申告した事があるぐらいの心配性です。

新人さんに『今日から貴方も会社の一員として~』なんてよく言いますが、自覚できてます?自覚させられてます?
はいはい、お決まりのヤツねってなってません?
電話応対は顔の見えない相手に対して、電話を取った人が会社の代表です。
受け方ひとつで、教育のなってない会社だなって会社全体を勝手に想像させて不安にさせて取引がなくなってしまう危険が潜んでいるのです!

逆に電話応対がちゃんと出来てるだけで相手の会社全体に対する印象が良くなります。
印象が良くなれば、電話もしやすくなりますよね?電話がしやすくなるだけで、お仕事の相談が請けやすくなります。
つまり、電話応対は全社的に影響する大事な業務なのです。

だからこそ、たかが電話応対と疎かにさせず、社内社外を問わず誰に対しても安心してもらえるようにしっかりと身につけて欲しいと日々育成しています。


ちなみに、皆さんは電話の受け方って、ちゃんと与えてもらいましたか?
手元にメモを常備して、電話が鳴ったら、なるべく早く受話器を取って、ちゃんと名乗って、どこの誰さんがなんの用件でって、、、それ、不十分です!
もっとたくさん与えなきゃいけないんです!


私は初めに、上記以外にも声の大きさ、声のトーン、話す速度、聞き方、話し方、受話器の置き方を教えて、何度も繰り返し練習をしています。油断してると粗がでてきますので、悪い所があれば中堅社員でも徹底的に再指導します。

応対が様になってきたら、今度は言葉遣いの指導も必要です。
実際に応対していた時の言葉遣いを引用して、どんな場面でどんな言葉を選べいいのか指導を重ねていきます。
初めは2分前に自分が何て答えたかすら記憶にない所から始まりますが、回を重ねる毎に受け答えを考えながら応対できるようになってきます。(ここまで3ヶ月~6ヶ月はかかります)


非常に手間と負担がかかりますが、たかが電話応対とバカにせず、いくつになっても電話応対は極めてなければいけないのです。

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