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【読書】デザインノート 文字を極める|文字のデザインの深さを思い知る

久々にデザインノートが発売されたので買いました。

今回のテーマは「文字を極める」です。文字と言えばデザインの中でも特に重要な要素ですね。特に重要な要素というのは、文字、色、レイアウトです。おそらくこれらが三大要素と言ってもいいでしょう。

それでは振り返ってみましょう。

アナログ表現が面白い

色々な色、模様、写真、あるいは新聞を切り抜いた文字を並べて一つのロゴを作るのは面白いですね。これは気付かなかった発想です。

アナログなやり方ですが、それゆえ何度も並べ直しては検討することが可能です。そして候補となるレイアウトが見つかったら写真を撮っておけばいいのです。

他にもライトを当てる、一枚の厚紙から文字を切り抜いてモノを通す、カーテンに文字を照らすなど様々なアナログの手法が登場します。発想の広さに驚きです。

デザインにすっかりデジタルが定着したご時世ですが、それゆえにアナログな表現に面白さがあります。

アナログな表現は現実世界にあるものを片っ端から使えるか考えてみるといいのかもしれません。まずは身の回りのもので考えてみましょう。

複数のフォントを検討する

今回のデザインノートにはオリジナルフォントを作った事例が何度も登場します。

まず候補となるフォントを3種類くらい用意して、それぞれの特徴から取り入れたい特徴を考えます。それで作ればイメージにより近いものを作れそうだなと思いました。

私の場合、いつもフリーフォントを探して、もっともイメージに近いフォントを1つに絞って採用していました。しかし無理に1つに絞らずとも、候補を選んで手間をかけて加工してもいいのかもしれません。

私がそこまでこだわる必要がある作業はせいぜいオリジナル曲くらいですが、そこまでやってみると面白いかもしれないと思いました。

フォントの歴史を調べる

フォントにはそのフォントが作られた時代背景があります。

元々アナログな印刷の時代に作られたのがフォントです。いわゆる活版印刷など、文字1個1個を詰めていって本文を作り、インクを付けて紙に押して印刷するものですね。

印刷の歴史について解説したサイトがありましたのでリンクを貼ります。

印刷のためにフォントが作られたのだとすると、時代背景をデザインに活用できますね。例えば中世風なら中世に作られたフォントを使うなどです。

一応私もフォントについて調べています。モダンフォントなのか、伝統的フォントなのかくらいではありますが。これからはもうちょっと深く調べてみようかなぁ。

フォントについてはブログにも書いているので、基本的なことの確認に利用してください。

終わりに

なんといってもアナログな手法が面白かったです。文字をフォントを選択して打つだけだと面白みに欠けますので、色々な工夫を凝らしたいところです。

身の周りのものから十分にヒントを得られそうなので、表現の幅が広がりそうです。

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