発酵で遊ぼ!その6. もやす毎日
もやすといっても、燃やしません、発酵させることです。
今日も、名著「もやしもん」を傍らに、いろいろ発酵食品を楽しんでいます。
私は夜寝る前に、翌朝にお手入れする発酵アイテムを台所に並べます。
それをしないと、忘れてしまうから。
忘れてしまって一番困るのが、今年の酷暑を常温で(外で)頑張った糠床です。
私が頑張ったのではなくて、乳酸菌、産膜酵母その他が頑張ったのですが、何しろ暑いので、日中は発酵が進みすぎて、たちまちに「漬かり過ぎ」になってしまいます。
かといって、ずっと冷蔵庫では、漬かるまでに時間がかかるし、糠床の元気がなくなるようです。
そこで、日中は冷蔵庫に入れ、夜は外へ出す、ということをしています。
朝になったらかき混ぜ、冷蔵庫に戻さなければなりません。
また、塩麹は、活動しているのが、見た目では なんとなくわかりにくいため、かき混ぜるのを忘れがちだし、キッチンペーパーの蓋がいつの間にかずれていて、ショウジョウバエ及びコバエの格好の産卵場になりそうです。
チェックチェック。
これを書いている今日は9月の17日、朝一に台所に入って室温29度ぐらいで、コバエも滅多に見かけなくなりましたが・・・。
日に二回は蓋を開けてガスを逃したいトマト天然酵母。
ときどき作るコンブチャ二次発酵も、天然酵母も、
密閉〜ガス抜きはかかせません。
蓋を開けるたびに大きな声で「ぷしゅっ」と必ず呼びかけてくるので、これをしなかったらどんなことなるかと、日々びくびくしています(嘘)。
すごい分厚い層になっている初代コンブチャのアブドラ兄さんと、二次発酵のバナナドリンクから生まれた新しいスコビーも、朝には味見をしないと、たちまち酢になったりします。
そのあとは「酒」になるそうですが、私も昔のサルではないので、そこまで期待して待つことはしません。
どんどん消費します。
今はまだ宵の口ですが、これから焼く、塩麹漬けの豚肉も早くから出しておきます。室温にしてからオーブンに入れなさいとククパに書いてあるので。
塩麹は、簡単な割には、漬物から、お肉の風味漬け、安いお肉でも柔らかくしてくれるなど、すごく尽くしてくれます。
愛しちゃっています。
寝る前には写真のように、いろいろ置いて寝る習慣になりましたが、気温が下がりますと、発酵そのものが進まなくなります。暖房の部屋に、発酵部の部室を作って、冬も頑張ってもらうことになるのか。まだ決めていませんが、そうだ、寒くなると、甘酒がおいしいなぁ。
発酵部の部員は、毎日毎日、ペットのように構っても、娘らと違って、
「おかん、もういいから!」
とか、うるさそうにする、ということもありません。
本当に可愛いです。
上の左側ですが、二次発酵のバナナの周りにうっすら張った膜を、今回は緑茶に入れたら、ちゃんとスコビー(コンブチャを作ってくれるやつ)が育ち始めました。
・・・・可愛い・・ 😂
上は、まだ層を作り始めない、赤ちゃんスコビーを上からみたピンボケ写真。
うっすら赤く見えるのは、ブルーベリーにできた膜もも加えたからです。緑茶で作るコンブチャは、グラスに注いで泡立っているのを見るだけでも綺麗。ブルーベリーも可愛らしい色です。
もうね、一生懸命増えていこうとするその様は、思わずエノスイ(新江ノ島水族館)のクラゲの部屋に行きたくなるほどです。
そこへ行くと、3年生き延びて越冬もしているアブドラ兄さんは、層も分厚く、訳のわからない子分も引き連れていて、元気すぎて憎たらしいほどです。
あっ、うそうそ、可愛いから!
これですね。もう一度。
もやし活動をしている人はみなさんそうかもしれませんが、私も腸活を続けていることになって、美味しく食べて飲んで、そのおまけが体調の良さ、いいことづくめです。
みなさんもこの際、いかがでしょうか。
中間報告でした。