【ドイツ&スイス鉄道旅日記(12) 】鉄道パスで回るベルリン滞在日記4. ライブハウス体験
さて、我々のベルリン滞在も終わりが近づいています。翌日には飛行機でチューリッヒに戻ります。そして、旅行期間を通して本日は初の雨。
雨に濡れない過ごし方を模索中。
前日の夜はベルリンで初のLIVE体験。
Yorckschlösschenと言うジャズ&ブルースクラブを訪れました。ジャズだけでなく、ブルースやワールドミュージックもカバーする演者が何となく良さげでセレクトしたのです。
ベルリンには日本で言うとブルーノートのような、Zig zagと言うジャズクラブもあり、ここには大物も出演していますが、滞在中には好みの演者はなく断念。
Yorckschlösschenを予約なしで訪れるとすでに満員で席はなし。
オロオロしていると店主と思しき男性が、案内して4人席の一角に座るよう案内してくれました。
グループで来て食事をしながらの観客が多く、じっくり聴くよりも、会話しつつも耳を傾けて盛り上がるカジュアルな店のようです。
この日はブラジル出身でベルリン在住の黒人ギタリスト&ボーカルとカホーン担当の白人男性のコンビ。カホーンと言うのは南米系の打楽器。
Tiago Rouede & Larrazabalと言うコンビ名で、ジャンルはLatin Samba Bossaでした。
Tiago Rouedeはブラジルのリオ出身の黒人でシンガーソングライターで、スタンダードからオリジナルまで聴かせます。日本で言うと小野リサ、或いはジョイスのようなテイスト。
Spotifyに音源もありますが、中々良いですね!
自分は4人席に案内され、前には現地在住のカップル、隣には黒人女性が座っていました。
暫くすると皆で会話になり、隣の黒人女性はボストンから来ていて、以前沖縄に旅したこともあって、話に花が咲きました。1人で欧州を旅していて次はギリシャに行くとのこと。
そして、当然知っていると思いベルリン出身のミシェル・ンデゲオチェロについて、話を振るとベルリン在住の夫妻は知らない様子。
黒人女性は知っていて、その素晴らしさを説明してくれました。
夫妻もSpotifyで検索して、興味津々でした。
考えて見ると出身がベルリンと言うだけで、その後はアメリカで活躍してるので、知らないのもやむを得ないのかな。
でも、いま最も活躍している女性ジャズミュージシャンだと思います。
そして、その黒人女性が演者からの指名で、突然ステージに上がり歌い始めたのです。
勿論プロ並みの歌唱力。
世界を旅しながら音楽武者修行しているのでしょうか?
別れ際にアドレスを交換して別れました。
このお店入場料は無料で、支払いは食べ物、飲み物のみ。
途中で店員が帽子を持ちながらカンパを集めるので、それがミュージシャンのギャラになるのです。
LIVEは23時過ぎに終わり、地下鉄でアパートに戻りました。
そして、雨の本日はベルリン動物園内にある水族館に行くことに。
爬虫類のコレクションが凄いです。
そして、昼はベルリン名物カリーヴルストを食べました。
curry36と検索するとベルリンの駅構内にこの名物店は何店かあります。
カリーヴルストは、ソーセージを多めの油でカリッと焼いて、ケチャップベースのソースとカレー粉をかけた食べ物です。まず美味しいというか、不思議な味です。
最後はベルリンの壁の東側にあるイーストサイドギャラリー。ここ近くの駅にもcurry36があり、そこで食したのです
誰もが知ってるこのアートなど、ストリートアートが満載。
因みにソ連のブレジネフと東ドイツの最高指導者ホーネッカーのキスの様子を描いたものです。
イーストサイドギャラリー / East Side Gallery
アドレス: Mühlenstraße 3-100, 10243 Berlin
最寄駅 : Sバーン「Warschauer Straße」駅、もしくはSバーン「Berlin Ostbahnhof」駅
ベルリンの象徴と言うべき、ベルリンの壁を最後にベルリンの旅は終わります。
明日はベルリン空港からスイスに旅立つのです。
good-by Berlin!
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