理想の公園環境を子どもと一緒につくる。公園でのゲームを阻止した話(育児日記)
10月も終わろうとしているのに、子どもたちは相変わらず毎日18時まで公園で遊んでいます。
暗くても寒くてもお構いなし。
団地の公園で遊ぶので、10人くらいのメンバーはいつも一緒。
しかし、そのうちの一人の子が公園にゲーム(Switch)を持ってくるので、私たち親は困っていました。
公園でたくさん遊べるのでゲームを持たせない家庭が多いのですが、小2で長男と同じクラスのその子は、上のお兄ちゃんのゲームを勝手に持ってきている様子。
その子は公園遊びが苦手で、どちらかというとみんなの気を引くためにゲームを持って来ているようにも感じます。
せっかく公園に来ているのに、ゲームがあるとみんなその誘惑に負け、ずーっとゲームに群がるようになります。
1人ずつしかできないので、誰が先にやるだの、誰が長くしすぎだの、不毛なやり取りが繰り広げられます。
これは当然、子どもたちが悪いわけではなく、ゲームが悪いんです。
ダメもとでその子に声をかけてみました。
「ゲームするなら家でやっておいで」
「公園にはみんなで遊ぶために来てるんだよ」
返ってきた反応は、、、なし。
無視です。
なるほど、何か言い返すのかと思ったら、無反応で返してくるのか。
となると自分の子どもたちを説得するしかありません。
せっかく外に来ているのだから、ゲームより公園遊びをしよう。
公園遊びができる時期は限られている(暑すぎ、寒すぎ、雨だと遊べない)。
ゲームをやりたい気持ちはわかるが、誘われても断ろう。
外遊びの大切さを伝え、話し合い、子どもたちは案外すんなりと納得してくれました。
そして翌日。
その子はゲームを持って来ていませんでした。
事情を聞いてみると、小2の長男が学校の帰り道にその子に直接言ったらしいのです。
「今日もゲーム持って行くねー」
「ゲームより公園でみんなと遊びたいから、持って来ないで!」
そうか、大人が無理に介入しようとしなくても、子どもたちで解決できるのか。
これからはもっと子どもたちを信用して、任せてみよう。
その子は公園遊びが苦手でしたが、少しずつみんなの輪に入って遊べるようになりました。
その子にとっても、たくさん体を動かしてコミュニケーションを取って遊ぶ経験は有益だと信じています。
ゲームばかりする子を排除するのではなく、子ども主体で輪をどんどん広げていく姿勢を応援したいと思いました。
<今回のポイント>
公園でのルールを子どもと話し合う
公園にゲームは持ってこない
ルールに背く子を排除するのではなく、子ども主体で輪に入れる
今回の記事で、子育てと気楽に向き合えるパパママが増えてくれると嬉しいです。
またねー。
ベテランパパ