健康を当たり前に！
こんにちは、久家です。
整体、マッサージ、ストレッチ、ヨガ…
どんなものでも構いませんが
皆さんは普段
どれくらい体のケアをしていますか？
痛くなったら…
時間がある時に…
大事な試合が近いから…
今がお得に受けられるから…
などなど
それぞれ体を労わるタイミングってあると思います。
今回のお話は
僕が常日頃から当院の患者さん方に
伝え続けていることです。
特に…
しばらく体のケアをしていない人には
ぜひ読んでほしい内容です。
当院にご来院くださる人たちは
大きく分けると
以下の3種類のタイプに分けられます。
・体の不調をギリギリまで我慢して来院される方
・不調を感じ始めてから来院される方
・定期的に来院される方
それぞれどんな状態だと思いますか？
19年以上この仕事をやってきて
それぞれの傾向は
はっきりと出ているので
今回それをご紹介したいと思います。
体の不調を我慢していると…
まず
体の不調をギリギリまで我慢していると…
良くなることはありません。
もっと言うと…
現状維持すらできません。
施術を受けなくても、
食事に気を使ったり…
運動をしたり…
睡眠をしっかりとったり…
そんなことができればいいのですが、
このタイプの方に限ってほぼやらないです。
できない理由として
仕事が忙しくてなかなか時間が作れない
家事、育児が大変で自分の体どころじゃない
といったことを挙げる人がほとんどです。
それはごもっともなのですが。。
体がきつい状態で、
いい仕事ができるでしょうか？
機嫌よく子どもと接することができるでしょうか？
特に子どもは
親の機嫌なんてすぐに察します。
いつも親がイライラしていて
子どもが親の機嫌ばかりうかがうような環境は
子どもの教育には悪影響しかありません。
「子どもに良い環境を与えてあげたい」
と考える親は多いですが、
子どもに一番影響を与える環境って
何だと思います？
それは…
親です。
親は子どもに最も影響を与える「環境」なんです。
だから
自分の機嫌に責任を持つ必要がある
疲労困憊で…
肩こりがひどくて…
頭痛がしていて…
子どもの前で機嫌よく居られる人なんていません。
忙しい毎日を送っている人ほど
当然体も疲労するし
ストレスも抱えてしまいます。
だからこそ
体をケアする必要があるんです。
そんな時だからこそ、
体をケアする時間が価値のある時間になるんです。
「自分の健康のため」はもちろんですが
あなたの健康が
大切な周りの人たちにも影響していることを自覚して
ご自身の体に目を向けてくださいね。
不調を感じ始めてからでは遅い
次に
不調を感じ始めてから来院される方ですが、
良くて現状維持です。
階段の同じところを
登って降りてと繰り返しているようなもの。
これではいくら繰り返しても上へ登ってはいけません。
体の不調を感じ始めるタイミングって
いつかご存知ですか？
体に何かしらの変化が出て
すぐに感じているのではなく、
疲労が溜まって…
体が歪んで…
筋肉が硬くなって…
血流が悪くなって…
と、悪くなり始めてから結構時間が経ってからなんです。
この時間が長くなればなるほど
脳がその状態を記憶しますので、
良い状態に戻すのには
時間も労力もかかってしまいます。
このタイプの人は
一旦調子が良くなるまで
しっかりと治療に通い続け、
ある程度良くなったら
間隔があいてしまう人が多いです。
調子が悪くならない範囲で
間隔があくのは全然良いのですが、
不調を感じ始めるまで放置しているので
先ほど説明したように
体が悪い状態を覚えてしまうんですね。
なので
より良い状態を作ることはできません。
良くて現状維持といったのは
こういった理由です。
これではせっかく
良い状態を作るために費やしてきた
時間や労力、お金が水の泡です。
これまでやってきたことを
今後に活かして
より良い状態を作っていくためにも
不調を感じる前に体のケアを行なっていきましょう！
理想の状態は、「何も感じない」
最後は
定期的に通われる方です。
個人差はありますが、だいたい
2〜3週間に1回
ご来院頂いている人たちです。
このタイプの人たちは
体の不調を感じ始める前に
整えることができているので
調子の良い状態がずっと続いています。
整体は
「肩が痛いんです」
「腰痛がひどいんです」
「頭痛が取れないんです」
みたいなものを
一時的に何とかするためのもの
でもありますが、
定期的に通ってくださっている方たちは、
そういった目先のことではなくて
「健康のベースを整えるもの」
と位置付けていらっしゃいます。
ベースが整っているので、
食事、運動、睡眠といった
生活習慣の改善に取り組んでも
しっかりと効果を出されています。
僕が考える理想の体の状態は
「何も感じない」
好調も不調も感じないという状態です。
言い換えれば
好調な状態が当たり前に続いている
という状態のことです。
何も感じないというのは
不調がないということなので
とてもいいことなんです。
調子が良いと感じるのは
不調を感じる時がそれなりにあるから
それと比較して
「調子が良い」と感じるわけで
好調が当たり前になれば、
何も感じないんです。
実際、
定期的に通い続けている患者さんに
「今日の調子はどうですか？」
と聞くと
「別になんともない」
「いつも通り」
みたいな返答が返ってきます。
こういった人たちが
これからの人生100年時代を
健康にそして幸せに生きていく人たちなんだと
僕は思います。
健康を“当たり前”に！
いかがでしたか？
今回は
当院に通われる患者さんの3つのタイプ
についてお伝えしました。
あなたはどのタイプでしたか？
体を回復させるのにはエネルギーを使います。
当たり前ですが、
年齢を重ねれば体力は衰えていくので
エネルギーも減っていくものです。
なので、
日頃から意識しておきたいのは
いかに無駄なエネルギーを使わないようにするか
体が歪んでいる…
いつも姿勢が悪い…
疲労を溜め込んでいる…
そんな状態では
普通に生活するだけでも
必要以上にエネルギーを使ってしまいます。
体に不調を感じて
そのことに意識を向けるのにも
エネルギーを使います。
あれやこれや心配するのも
エネルギーを使うし…
「あれは食べていいのか、これは食べたらダメなのか」
とか考えるのもエネルギー使うし…
これらがストレスになって
さらにエネルギーを使うし…
そんな状態が毎日続けば…
体を回復させるエネルギーなんて
ほとんど残っていないでしょう。
こんな状態で
忙しく毎日を送っているのが現代人です。
体に意識を向けないで安心して生きていけること
これが健康に生きていくための土台です。
これを読んでくださっているあなたには
これからずっと
健康な毎日を送って頂きたいので
あえて言わせてください。
この土台を作るためにも、
「調子の良いうちに体のケアを！」
今調子が悪ければ
まずはその不調を
1日も早く解消しましょう。
「忙しくて施術を受けに行く時間がない」
といって、来院が1ヶ月以上あいている人は…
忙しい今だからこそ
体をケアする時間を作ってください。
体がケアを必要としているのは
忙しさが落ち着いてからではなく、
今ですよ。
健康が大事なことは
皆さんわかっていると思いますが
僕たちは、
もっともっと大変で、そして大切なことを
やっていかないといけません。
・仕事のこと
・家庭のこと
・子どものこと
などなど…
なので健康のことに
無駄にエネルギーを使っている場合ではないんですよ！
自分の健康くらいは、
早く「当たり前」にしてしまって、
もっと大切なことに
エネルギーを使えるようになりましょう！
今回は
説教じみた話になってしまいましたが
最後にもう1つだけ…
健康が全てではありませんが
健康を失えば全てを失います。
ぜひご自身の体と向き合う習慣を作って
健康を当たり前にして頂きたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
久家
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