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タイのんびり食べ歩き散歩#2

難波江ティチャー

グルアイケーク

サワッディー カッ
タイ語の本を書いている難波江(なばえ)ティチャーです。
今回とりあげるタイの軽食は「グルアイケーク」です。

グルアイケークとはバナナ揚げのことです。「グルアイトート」とも呼ばれています。タイはバナナがたくさん採れる国です。また、採れるバナナには何種類もあります。

以前できた新しい法律により、使われていない土地には税金がかかるようになりました。そのため、利用していない土地の持ち主の多くは、農家としてバナナを植えています。バンコク近郊でもバナナの木をよく見かけるようになりました。そのおかげで、そこで取れるバナナの実や葉は、さまざまな料理に役に立ってます。

グルアイケークを作る時には、「グルアイナムワー」という種類のバナナを使います。「グルアイ」はバナナという意味です。「ナムワー」はバナナの種類の名前です。この種類のバナナは、もちもちしていて、揚げものとして噛む時にちょうどいい食感になります。また、バナナを選ぶ時も、あまり熟していなくて、少し固めぐらいのものがよいです。

グルアイケークは屋台などでよくある軽食なので、道を歩くいていると簡単に見つけられると思います。特に辛い料理を食べた後にグルアイケークを食べると、甘味が辛さを和らげてくれるので、タイ人は食後によく食べます。

今回はミシュランガイドにも掲載されたグルアイケークのお店を紹介したいと思います。「Fried Banana Rama 5」というお店で、場所はバンコクの西側にあるBang Kruai地区で、前回紹介したカノムクロックのお店の近くにあります。お店はそんなに大きくないですが、グルアイケークのほかにも、さつまいも揚げや、他のタイのお菓子も置いてあります。この近くに行ったら是非両方のお店に行って、いろいろ試してくださいね。

▼ミシュランガイド

また、前回紹介したピーギアさんの動画もあるので、雰囲気を見てみましょう。

(18:20-21:47)

自分で作ってみたい方は、日本にあるバナナでも作ることができますよ。ちょっと硬めのバナナを選んで、縦斜め四等分にカットして、天ぷら粉にちょっとお砂糖を入れて揚げてみてください。
出来上がったら、ハチミツをかけて食べても美味しいですよ。


お店の外観です。
揚げたてのグルアイケーク。
ミシュランのマークも!
お店の奥で揚げています。
英語のメニューもあります。

Fried Banana Rama 5
住所:116/ Soi 1 Bang Thong, Bang Kruai, Nonthaburi 11130

記事を書いた人:難波江ティチャー
タイの大学では、経営学専攻日本語副専攻、タイ語講師になるためのタイ語教育学専攻、日本の大学院では、経営学マーケティング観光経営専攻。現在は母であり優しいタイ語の先生です。ベレ出版から著書『[音声DL付]みっちり学ぶ初級タイ語』好評発売中!また、『10日間で学ぶタイ語入門』を誠意制作中!!


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