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知財部のお仕事

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#弁理士

#32. 2022年に出来たこと、2023年にやりたいこと

 明けましておめでとうございます、べんりんしゅんです。本年もよろしくお願いいたします。
 昨年は5本しか書かなかったnoteですが、今年はもう少し多く書いていきたいと思います。昨年は面白いネタはあったのですが、身バレ必至みたいな内容ばかりなのと、面倒くさがりな性格のせいで、すっかり更新が滞ってしまいました。(この内容は飲み会ネタ、数年後のnoteのネタ?)
 タイトルをみて分かるように、今回の内容

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#31. 知財業界での大ピンチ:企業内弁理士

#31. 知財業界での大ピンチ:企業内弁理士

 久しぶりのポストになります。本日はドクガク先生にお誘いいただき、弁理士の日記念ブログ2022企画に参加するための記事となります。企画の詳細はこちらをご参照ください。

 さて、いざピンチの場面を思い出そうとしてもパッと浮かばないというのが事実です。企業知財となり6年目となりますが、訴訟とは遠い技術を担当しているので、大きな事件もありません。ただ冷静に考えると、今の立場そのものがピンチなのかもしれ

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#30. そして弁理士になる

#30. そして弁理士になる

 これまでプロフィールに「未登録弁理士」「2017年合格」とか書いていましたが、実は2022年の某日に弁理士登録されました。タイトルは福山雅治の主演映画「そして父になる」をイメージしたものです。今年の実務修習を受けられる方に参考になればと思い、登録までの手続きをまとめます。再登録の方曰く、以前よりは楽になったとのことですが、そんなに楽なものではなかったので笑

1.必要な書類を集める まずは必要な

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#14.クレーム作成時のこだわり

#14.クレーム作成時のこだわり

 今、企業知財として自分がこだわってることを記事にしてみようと思います。

 私は企業知財の特許技術者となって約4年ですが、異動してきてから今日まで色んなところで『クレームの重要性』に関する指導を受けてきました(今は指導する機会もありますが)。自分へのメモも兼ねて、まとめていこうと思います。

1.特許請求の範囲は権利書 これは弁理士の勉強をした人、してない人でも知財に関わる人なら誰しもが知ってい

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