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設立7年で累計"102名"リファラル採用してきた企業文化の作り方

こんにちは。
SUPER STUDIO、CROの真野です。

先日下記セミナーにお誘いいただき登壇をさせていただきました。

登壇に際して、社内のリファラル率や累計リファラル数を整理して驚愕の事実が判明したので、セミナーで話した内容と起業してから大切にしてきた文化形成について書いていきたいと思います。
※こちらのセミナーレポートについてはこちらから

SUPER STUDIOは元々リファラルで始まった会社

リファラルセミナーnote用.002

こちらの図にある通り、SUPER STUDIOは起業当初から全員がリファラルで集まった会社です。(起業とはそういうものですが笑)
はじめから4人ではじまった会社なので、RPGのように「仲間集め」を意識したはじまりでした。
林を起点に、想いを同じにして会社がスタートしました。

そこから一人、二人、三人とどんどん各々の同級生や、知り合いからの紹介などで人が集まる会社でした。
通常「人が集まる会社」は、「事業が面白そう」「成長していきそう」「(過去バイアウトや上場経営などの実績がある)経営者で優秀そう」という理由が多いと思いますが、当時のSUPER STUDIOはこれらの理由に該当するものは存在していませんでした。

リファラルセミナーnote用.001

ここにある会社の沿革を見ていただけるとご理解いただけると思いますが、今でこそ「ecforce」という中心サービスが存在していますが、起業から3年ほどはコレといった事業を持っていませんでした。

にも関わらず、「人が集まる会社」でした。
現在でも立ち上げメンバー4人がしっかりと残っていることからも、人で成長してきた会社なんだなと実感しています。
どういうことかというと、事業が成長してその事業に沿って人が集まると、事業が変わったときに人が離れることが多いのですが、SUPER STUDIOはそれがありませんでした。
起業当初からecforceに軸足を置くまで、本当にいろいろな事業を行い試行錯誤していましたが、その中で「人が集まらない」、「人が抜けすぎてしまう」といった課題は出てきませんでした。
もちろん、外に出るメンバーもいましたが、それはよくあるフェーズによるものでした。
そのため、やはり「人が良い会社」という文化は起業当初から根付いたものだったのだと思っています。

その文化が作られた結果として、現在のメンバー数とリファラル数をお伝えすると下記数字となりました。
自分たちでも驚きの数字となりました。

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累計リファラル数は100名を超えてきており、セミナーでも登壇企業のみなさまに言っていただけましたが、この数字を出せているベンチャー企業はおそらくほぼ皆無なのではないでしょうか。
改めてSUPER STUDIOの強さの理由の一つを知ることができています。

どんな文化形成でここまできたのか

この数字を見ると、どうやってここまでできたのか気になると思いますが、こちらも申し訳ないのですが、コレといったノウハウが確立されている訳ではないことを先に断っておきます。

また、はじめの30人ほどは僕の繋がりで仲間になっていただいた方々が多く、僕自身はリファラル採用に自信を持っています。
そこにもノウハウがあるわけではないですが、一つ言えることは「まめに連絡をとる」ことでしょうか。

はじめから採用目的でお話しする方もいますが、ほとんどが個人的に繋がりたい方と会話するところからスタートしていまして、「この方のことをもっと知りたいな」という思いから、どんどん深く付き合うようになり、その過程で、その方の人生においてSUPER STUDIOがマッチするなと感じたときにオファーをすることが多いです。
強いて言うのなら、僕はこの回数が極端に多いのだと思います。

このようにコレといったノウハウがないのですが、会社を主語としたとき、大きく2つのことを大切にしてきたので、それをお伝えします。

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それがこちらの2つになります。
「おいおい、そんなこと言われなくてもわかっているよ」と思われたかもしれません。笑
しかし、僕らがいろいろな会社を見たり、聞いたりすると、大切なこの2つのことを解像度高くできていないなと実感しています。
我々もまだまだ試行錯誤中ですが、この2つのことをブラさず行ってきたことが、結果がでている大きな要因と思っております。

とはいえ、具体的施策をお伝えすると・・・

前提として、弊社の採用はリファラル採用が多いですが、特に社内で強く推奨しているわけではありません。また、とても驚かれるのが、一切(金銭的な)インセンティブを発生させてもいません。
これは多くの議論を経て、たどり着いた結果なのですが、上手くいっている理由にもなっていると実感しています。
金銭インセンティブは純粋な採用に繋がらないのではと思っています。

前段が長くなりましたが、促進施策として具体例を記載すると、1つ目が下記施策です。
1)リファラルを賞賛する雰囲気作り

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これがとてもよいコミュニケーションを生んでおり、毎日のように(すごい!)通知が飛ぶようになりました。
一見すると簡単にみえる施策ですが、採用広報ユニットのメンバーが練りに練り、そしてしっかりと「盛り上げる」活動を行ってくれているため、効いているのだなあと思っております。

そして2つ目が、
2)良い会社を作る

これこそ、「できるんだったらそうしたいよ!」代表だと思っていますが笑、下記にあることをとにかく愚直に実践してきました。

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こちらについては組織開発チームが血眼になって、作り上げてきた仕組み化だと感じています。本当に尊敬できる仕事です。
この事については、Corporate Design室長の大谷がhypexさんの取材で話していますので下記記事のチェックもお願いします!

組織文化を良くするためにさまざまな施策を講じてきましたが、「まずはやってみて、ダメなら別の方法考えて実行する」を愚直に行えるチームがあることが一番大切なんだなと思っています。
また、そのチームを作り出すのも「人」なので、「人」軸での採用に妥協せず頑張ってきた結果が、この文化を生み出したんだと思っています。

中でもモチベーションスコアを可視化することで組織課題の仮説の解像度が上がり、効果的な打ち手を出し続けていけてます。
モチベーションクラウドの導入により、より促進されていきました。
そのことについては下記記事をぜひご参照ください。

このようにCorporate Design室チームが、本当に多くのPDCAを回してきたので、そちらについても随時発信していきます。

そんな文化を作り出したメンバーと会話できます

もっとこの良さを広めたいという思いから、meetyを利用してのカジュアル面談祭りも実施中です。ぜひ凸ってください!

SUPER STUDIOのリファラル採用の実績についてお話ししてきましたが、どうでしたでしょうか。
少しでも役に立った情報があれば幸いですし、SUPER STUDIOに興味を持っていただいた方はどんな形であれ、ぜひ絡ませていただけたらと思います。

また、リファラル採用についてのみ書いてきましたが、もちろんエージェントも活用していますし、どちらの経由であっても、入社してからは活躍をしてくれています。
やはりどんな経由であっても面接に手を抜かない、仲間集めに妥協をしないことが大事です。
※エージェントを活用した採用についてのnoteは人事チームに譲ることにします。

最後に...
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