最優先事項。
今日は猫と朝寝をした。
早朝、隣りにいないことに気づき、寝ぼけながら探していると、猫からちゃぶ台の上のPCの上に寝そべりながら「んにゃー」と呼ばれた。お腹がすいているのになかなか起きない人間を、ちゃぶ台の上から見下ろしていたんだろう。猫、もっと近くにきて叩き起してくれたっていいんだよ。
幼いころから動物全般大好きだったけど、身近にいる生き物のことはどうしても特別かわいい。こんなこと、何万回誰かしらが言ってきたと思うけど、猫がこんなにかわいいとは思っていなかった。
”自分”が強すぎてうまくいかないことってある。
今日もあって、なんて自分は学ばないんだろうと一人猛省しているところ。そんな大ごとじゃないけど、感情が入ってうまくいかないことの典型をまたやってしまった。どうしても思うままにしたいという気持ちが、ちょっと考えたらわかることを、わからなくさせてくる。
頭でわかることが、体に馴染んではじめて「わかった」と言えることだと思っていて、今日の自分のことで思ったのは、私は散々「思いがけず利他」を繰り返し読んできたのに、まだその端っこも掴めていないのかもしれないということ。私は何を読んできたんだ。中島先生にあやまりたい。あやまられても困るだろうけど。
反省してばかりいてもしょうがないので、進歩していることがあるとすれば、「思うままにしたい」気持ちが強くなっていることにすぐ気づけるようになったこと。
この類の事とは、もうしばらくの間向き合っているのでまだ鍛錬の途中だなと思っている。それにしても体に落ちてくるまで、いつまで鍛錬を続けるんだ、とも思っている。
自分の思い込みや思い癖をいつ、手放せるんだろう。
外に向けて行動することと、内省することが選択肢にあって、いつもだいたい内省している。けど、毎度同じ轍を踏んでいると感じるということは、外に向けてみてもいいのかもしれない。
具体的な出来事を何も書いていないので、読んでくれた人はもちろん、未来の自分が読んでも何のことだかわからない可能性がある文章になってしまった。けど、未来の自分に関しては、わからなくなっていれば体に馴染んだということだ。その未来に期待しつつ、もう一冊の名著を読みながら寝ます。
私のモラトリアム期間の最優先事項、もしかしたらこの案件かもしれない。