【夏休み】タイ サムイ島トラベルノート|振り返り✈️成田-サムイ島1名往復56,957円旅の記録
今回は書き溜めたトラベルノートの11話目。
正確には前回で、先日行ったばかりの石垣旅行のトラベルノートを『書きたて』としてアップしたので、
『過去に書き溜めた』という定義でいえば今回は、10話目ですが細かい定義はご容赦いただいき、2019年8月の夏休みにタイのサムイ島に妻と旅行に行ったときの話を記録していきます。
今回のトラベルノートの中でも少し触れている記載がありましたが、当時どんな時期だったかと言うと、日本のテレビで連日、香港で起きた大規模な香港民主化デモが報道され、2014年にあった所謂『雨傘運動』をもしのぐ歴史的事件となっていたことを覚えているでしょうか?
2014年の雨傘運動の時に出張で香港を訪れた時は都心の金鐘、旺角等の道路の一部がテント等覆われてタクシーの移動で通行できなくて、遠回りする場面はありましたが、仕事で行くその他の街の様子は特に変わった様子もない、いつもの香港でしたから、騒動は局所的なもので、テレビ報道はちょっと大げさに感じていました。しかし、2019年のものは、ちょっと様子が違っていて、今回の旅行の後の話ですが、出張に行くときはデモ隊の象徴の黒の服はやめるように事前に現地から言われたり、実際に黒いTシャツに黒っぽいズボンで歩いていた日本人ぽい観光客が、警察に執拗に職質されているシーンを目撃したこともありました。その後、特に避けたわけではないのですが香港に出張はなくなってしまいました。
今回の旅行はちょうどデモが過激になりはじめた頃で空港にまで被害が続いていたことが連日報道されていました。
そのせいでちょうどお盆シーズンの海外旅行客にも大きな影響がでたりもしてましたね。
私たちはこの東アジアの動乱に運良く巻き込まれずに、いつも通りの旅行にいけたわけですが、今となっては香港についてすっかり報道されなくなり、今後の香港はどうなっていくのか。仕事でよくいく台湾はもっと気になります。
サムネイル画像は今回の宿泊先Sandalwood Luxury Villasのプライベートプールから撮影したものです。はじめて泊まったプール付きの部屋だったので、感動して部屋に入った最初に写真に収めたものを使いました。
今回、旅全体の予算は、いつもに比べだいぶ奮発した旅だったのですが、その割にテイクアウトしてきたものを部屋食しているシーンが多く見受けられます。節約しなければという意識があったかもしれないのですが、その動機よりも部屋自体の居心地が良すぎて、2人共、部屋から出るのが相当億劫になっていたことを思い出しました。それでは本編をどうぞ。
2019年8月10日(土) 旅の始まりはスカイライナーの節約から。
今年の夏休みは勤続20年特別休暇の3日と全社共通休暇の組み合わせで1日も有給休暇を消化せずに9連休となった。思いがけず大型連休となり喜びたいところではあるが、毎年、レギュラーな有給休暇を十数日と消化できずに期限切れとなって終わるのだから、複雑な気持ちではある。日本も他国(例えば台湾)にあるような未消化有休の買いとり義務を会社に課す法律等ができると良いのにと思いつつ、気を取り直して書き始めることにする。
今回の旅は成田をマレーシア航空で出発しクアラルンプールトランジットで一泊、翌朝、タイのサムイ島に向かう。サムイ島に行くのになぜ、マレーシアのクアラルンプール一泊かというと、旅行計画中に経由地をクアラルンプールとバンコクで比較してクアラルンプールの方がトータルコストが安かったからだった。まだ最終目的地をどこに行くか決めていなかった頃にとりあえず乗継ぎ地点までの航空券をとったのがクアラルンプールまでだった。クアラルンプールやバンコクあたりまで航空券が安いうちに確保しておけば、マレーシアやタイ、インドネシアあたりのリゾート地までは航空券の値段がそう上がらないから最終目的地を決めきれない時はたいていそうしている。その甲斐あってマイル等を投入せずにクアラルンプールまで往復1名なんと26,980円だった。その後、乗り継ぎ時間やコスト、旅先の新奇性等を比較検討して、今回は最終目的地をサムイ島に決めた。
早朝5時半に起床。昨日あらかた荷造りしておいたスーツケースを閉じて6時半に自宅を出発した。京成スカイライナーで成田に向かおう思っていたが、ちょうど良い電車がないことに気がつき、どうせならと、コスパをとって高砂乗り換えの普通電車で行くことにした。 京成本線の普通電車なら成田空港まで1129円とスカイライナーで行くのと半値以下であることと、待ち時間を含めれば到着時間に10分程しか差が出ない。小さな節約、合理的選択が取れた。
成田に到着後、すぐにチェックイン、セキュリティーエリアに入り、妻が免税店で口紅を買いたいから、少し待っててと言うので、しばし待つことに。目的の口紅はスリムタイプの液体口紅で、妻の誕生日プレゼントで買ってあげたポーチにジャストサイズだそうで事前に調べて購入を計画していたようだ。帰ってきた妻が満面の笑みで語ってくれた。サクララウンジでゆるりと出発前、最後のコーヒーを飲んでいるとき、大事な忘れ物に気がついた。 スマホ用の充電ケーブルを忘れていた。現地でも買えると思うが、思うようなタイミングで買えるところがみつからないことも有り得るので、今調達しておいたほうが良さそうだ。慌てて、妻に「出発ゲートで合流ね」と伝え、ラウンジに妻を残して、扱っていそうな店(Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA)に走った。 時間もあまりないため、すばやく購入しすぐさま出発ゲートに走る。ゲートに向かう途中、 正面から小走りに走ってくるグランドスタッフに「お急ぎ下さい」と言われ、時間が思いの外ないことを再認識した。ゲートにつくと案の定、妻はまだ来ていなかった。メッセンジャーアプリで連絡をとったらトイレで身支度をしていたので急ぐように伝えた。慌てた様子で走って来た妻をエスコートしながらなんとか機内へ。今回は、あいにく窓側がとれず中間4席の進行方向右から2席だったが、トイレのことを考えれば悪くはないと思った 。今朝早かったので私は席につくなりすぐ寝てしまった。気がつくと空の上。妻はずっと起きていたらしく、あの後出発が40分くらい遅れたといっていた。映画を2本みて到着。クアラルンプールではトランジットで一泊する。一旦出国するため、いつも立ち寄るゴールデンラウンジには立ち寄ることはできない。それに明日のサムイ島まではステータスとは関係のないバンコクエアウェイズを利用するので、これもまたラウンジは利用できない。残念だが仕方がない。イミグレーションでだいぶ待たされた。入国後、KLIA駅(ターミナル1)からトランジットホテルのあるKLIA2駅(ターミナル2)まで一駅、エクスプレスレールリンクに乗るのだが、これまた乗継ぎが悪く待たされた。17時に到着して、空港内をターミナル移動しただけなのに、ホテルチェックインは19時頃になっていた。 今回クアラルンプールで宿泊するトランジットホテルは寝るだけと割り切り、コスト重視で安いTUNEホテル(1泊6638円)を選択した。TUNEホテルはエアアジア系列でエアアジア航空等のLCC専用ターミナルKLIA2に隣接している。いわゆるビジネスホテル仕様で最低限の設備だが、まぁ小綺麗だ。
寝るだけなので十分。部屋でシャワーを浴び、疲れていたがKLIA2内のショッピングモールへ買物に向かう。スーパーマーケットでポケットティシュとウェットティッシュ、カットフルーツを買った。ホテルに戻る時に台湾のタピオカスイーツの幸福堂という店で黒糖ミルクタピオカドリンクとマンゴータピオカドリンクを買った。
そしてファミマでソーセージ入りのパンを2コ買いホテルに帰る。買ってきたものを食べながら少し明日からのことを話して、目覚しを5時半にセットしてこの日は就寝した。
2019年8月11日(日) 人生初のプール付きヴィラに到着
寝ぼけながら寝起きにすぐトイレに行く。程なくして妻が起きてきた。ベットに戻り、時計を 見て驚いて目が覚めた、なんと、6時48分を指していた。すっかり寝坊した。5時半に起きて、6時半にはホテルをチェックアウトする予定が1時間以上ずれてしまった。慌てて、妻を促して急いで身支度、速攻チェックアウトしてKLIA(ターミナル1)に向かう。運よく、電車もスムーズ に乗れ、なんとか搭乗手続きに まにあった。イミグレーションで出国手続きをしたところで、搭乗時刻近くになったのでゲートに向かう。なんとか搭乗に間に合った。国際線だが機体は、国内線の様な感じで席は 左右3席ずつでモニタはない。2時間程の搭乗。30分程遅れて到着。 両替とSIM(169バーツ)を購入し、事前に予約していたホテルピックアップサービスの待ち合わせ場所に向かう。結局なんだかんだで1時間くらい遅れたので、ホテルスタッフがいるかどうかが心配だったが、私と妻の名前のプラカードを持ってちゃんと待っていてくれた。今回宿泊するホテルは、口コミの良い「Sandalwood Luxury Villas」。
ちょっといつもより奮発してプライベートプール付きのヴィラに宿泊する。私も妻も楽しみにしていた。4駆のオフロード車に乗り込み、高台の上に建つホテルへ向かう。高台のホテルまでの坂は一般車ではとても登れない様な、激しい急勾配の坂で、且つ道幅は決して広くない。大きめの車だど1台通るのがやっとで所々にやや道幅が広いところがあるので対向車とはそこですれ違う。そんな道を慣れているせいか、ドライバーはかなりのスピードで上がっていく。妻が驚いて引きつった苦笑いをしていた。途中雨が降りだした。空港から30分程の道のりで到着。傘をもって出迎えてくれたホテルスタッフは、ウェルカムドリンクとおしぼりをもって来てくれた。かなり丁寧に滞在中のホテルサービスや注意事項の説明をしてくれた。フロントの前に、共用プールがありその向こう側がすぐ部屋だった。
木製でできた扉をくぐるとプライベートエリア、
かなり広い。 海が一望できる通路兼ベランダからプライベートプールにつながっている。
部屋には、寝室などの通常設備の他、キッチン、ジャグジー風呂などがある。 バスルームからもプライベートプールにダイレクトアクセスが可能。
いままでプライベートプール付きヴィラに泊まったことがなかったが、実際に体感してみないとテレビ等で映像をみただけではこの感じは分からないものだとしみじみと思った。設備は、新しくはないが、小綺麗 で清潔な印象。ホテルスタッフの印象も大変良い。妻も満足気で、まだ一泊もしていないのに「リピートしたいホテルだ」といきなり言っていた。そのくらい第一印象が良かった。 とりあえず食べ物等を調達に行こうと思い、セントラルフェスティバル(大きなショッピングモール)
に向かうためチャウエンビーチ行きのシャトルを定刻14時に予約した。このホテルは外出する宿泊客にスマートフォンを貸与してくれる。帰りのピックアップ時間は現地17時と20時なので貸与されたスマホで現地からピックアップ時間の30分前に練絡すれば、待ち合わせ場所(降りた場所)に迎えに来てくれるというシステムだ。
セントラルフェスティバルに着くと、妻がペディキュアがやりたいとのことで ペディキュアができるマッサージ店を探すことにした。妻のリクエストは爪に絵をかいてくれる店。なかなか無かったが、3軒目で発見した。妻を店に残して、ビールを飲みながら 待つことにした。店のスタッフが30分~1時間といっていたが、結局2時間かかった。丁寧にやってくれたそうで値段は450バーツ。妻は、100バーツをチップとしてあげたと言っていた。迎えの時間ぎりぎりになってしまうとおもったので1人、スーパーで買物をしておいた。6リットルの水とスナック菓子を3袋、小腹が空いた時用にカップヌードルを6個買った。ビールを買おうとしたが、イスラム圏でありがちな法律で17時前は売れないと断られた。 ぎりぎりに戻って来た妻と一緒に、迎えに来た車に乗り、ホテルに向かった。 ホテルに戻る途中、車が見知らぬ場所で停車した。どうやら別な宿泊客がこの場所で乗り込んでくるらしい。停車中に目ざとく、妻がファミマを発見。運転手に断りを入れてから、すばやくファミマに走りビールを8本購入。車に戻ると宿泊客らしい 2人が既に乗り込んでいた。再出発しホテルに到着。妻は、描いてもらったペディキュアを気に入ったらしく満足して写真を撮っている。プライベートプールで遊び、買って来たスナック菓子等を食べながらゴロゴロした。 その後ジャグジー風呂に入り、二人ともあまりお腹が空かなかったので、面倒くさくなり簡単にカップラーメンですませた。寝る前にアマゾンプライムでダウンロードしておいた、「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」という映画を持参した小型プロジェクターで天井に写して鑑賞をしながら 就寝した。
2019年8月12日(月) クリスタルベイビーチと二十歳の思い出
朝起きて、コーヒーを飲んていると鳥が2羽、プールで水を飲んでいた。 平和だなと思ってのんびりしていると再び眠気が襲ってきたので、二度寝することに。 再度目を覚すと妻も起きて来た。身支度をして朝食をとりにレストランへ移動。途中でフロントに立ち寄り、朝食中に部屋の掃除を頼んだ。朝食はオーダー形式で妻は事前に調べていたエッグベネティクトをオーダー。自分はフライドライスを頼んだ。 ドリンクはカフェオレとカプチーノ。オーダーを待っている間にブッフェ形式 のサイドメニュー等を物色しにいく。 サラダやフルーツ、スウィーツや焼ベーコン、ソーセージ、カレーやヌードル等々が並ぶ、こじんまりとしているが、品揃えは 充実している。妻がいつものようにフルーツを皿に山盛りにしてテーブルについた。
テーブルにはカフェオレ、カプチーノがセットされていた。オーダーしたカフェオレは三層になっているのが分かる透明のグラス。カプチーノは通常カップの2倍ほどの大きさのカップにたっぷりと注がれている。
次にオーダーしたエッグベネディクトとフライドライスが運ばれてきた。エッグベネディクトは、一品料理として成立する見た目も洗練されたお洒落な一品。
フライドライスは、ウサギ(?)の形に盛りつけられた普通のチャーハン。
明日は、別なものをオーダーしよう。オーダーには大きく2種類のカテゴリがある。ウェスタンスタイルとアジアンスタイル。 他の客のオーダーを見ていると、どうやらウェスタンスタイルの方が見た目がより洗練されている印象だった。味は、とてもおいしかった。ホテルの朝食では珍しいマンゴスチンもあった。個人的には、タロイモの蒸しケーキがおいしかった。たっぷりと時間をつかい、10時半まで朝食をとった。部屋に戻り、さっそくプライベートプールに入る。ゴロゴロしながら次の行動を考える。2ヶ所、ホテル近隣にビーチがあることがわかった。より透明度が高いクリスタルベイビーチに行くことにした。近隣だと特に時間に関係なく、頼めばいつでも車を出してくれる。14時頃に予約をした。部屋を出る時、妻が異変に気づく。洗面台の上の蛍光灯が 切れかかっており、チカチカしている。フロントに言って修理を依頼しつつ、クリスタルベイビーチに向かう。急なくだり坂や急カーブが、かなり気持悪く、妻も調子が悪そうだ。すぐにクリスタルベイビーチに到着。道路から少し入ったところで降りた。「帰りは10分前に連絡して」とドライバーに言われた。 ビーチの木陰で、旅行出発前にダイソーで購入してきた ブルーシートを敷き、四隅を杭で固定した。
妻は、さっそく、ホテルで借りてきたスノーケリングセットをもって海に入りにいった。私は、ホテルで借りたバスタオルを枕にしてしばし寝ることに。空を見上げていると、20歳頃、このサムイ島で一か月程、ビーチ沿いのボロ宿で過ごしたことを思い出した。一眠りして起きたら、20歳にタイムスリップ するなんてことが小説では、ありそうなシチュエーションだなと、そんなことを考えながらゴロゴロしていた。
妻が海から上がってきた。海の様子を聞くと透明度が悪く、全く見えなかったとのこと。 インターネットの口コミではサムイ島一の 透明度などと書かれていたので期待していたが、ガッカリした。
若い欧系人グループが大半を占めていて、やや騒がしくなんとなく、落ち着かない感じだったが、砂浜の木陰でで寝ころんで空を見上げていると心地よい風があり気持ちは良かった。人が少なければ、一日中ここに居られそうなビーチではある。でもやはり落ち着かないので帰ることにした。ホテルに連絡をして待ち合わせ場所に向かう。クリスタルベイビーチに道路から 入る直前の所にファミマがあったので、迎えが到着するまでに、先に昨日買い忘れたいインスタントコーヒーを買いにいった。ネスカフェの9本入りパッケージを2種類 (青と緑)買った。ついでにレジ脇にあったガパオライスのランチボックスも買った。妻と待ち合わせ場所に戻る。迎えがすぐに来た。ホテルに戻り、 砂などを共有プール近くのシャワーでおとす、ついでに共有プールでしばし遊ぶ。フロント前に「ご自由に」と書いてあるパッションフルーツジュースとバナナ等の軽食を頂いた。共用プールには、誰もおらず貸切状態。
しばらく遊んでいると人が少し混んできたので、すぐ部屋のプライベートプールに移動した。洗面台上の蛍光灯の修理は完了していた。プライベートプールで更にゴロゴロした。妻の額の左に 大きな虫刺されあとを発見、日本から持参したキンカンを塗ってあげた。しばらくすると腫れがひいていきた。やはり虫刺されにキンカン、万能薬だ。クラゲにも効くらしい。プールからあがりジャグジー風呂にゆっくり入る。今日ものんびりできた。 夕食をレストランで食べようと思っていたら妻が、頭が痛いと言いはじめたので バファリンを飲ませて痛みがやわらぐまで待つことに。一向に良くならないので夕食は外食にするのをあきらめて部屋にあるもので済ますことにした。到着後の夕食が2日続けてカップヌードルとは寂しいが仕方がない。せめて妻にはファミマで買って来たガパオライスを電子レンジで温ためた後、皿に盛りつけで出してあげた。
少し笑顔が戻った様子。 トラベルノートを書いて、就寝した。
2019年8月13日(火) 大きな鳥かと思ったらコウモリだった。
早朝に目が覚めたのでベランダへ。 まだ暗かったので外の電気を付けた。外にでると大きな鳥(?)が顔のすぐそばを横切り、玄関の明かりあたりに飛んでいった。間髪いれず折返し戻って来た所、鳥と思っていたのは、 コウモリだった。ちょっとびっくり。顔にあたらなくて良かったと一瞬思ったが、コウモリは、超音波で障害物を避けると聞いたことがあるので衝突することないかもしれない。暗がりは十分注意が必要な自然豊かなところだとあらためて認識し、二度寝した。再度目が覚めた時には、妻はすでに起きていた。昨日書いたトラベルノートを起きてから読んでいたとのこと。身支度をして朝食をとりにレストランへ。 昨日と同様フロントで部屋の清掃を頼む。 レストランで今日のオーダーは、パンケーキとフレンチトースト。想像通り、盛りつけは洗練されていて見た目良し、味も良かった。
ブッフェの方も昨日はなかったものも沢山 あった。10時半頃までのんびりして部屋に戻る。妻はプライベートプールでさっそく泳ぎ出す、私はトラベルノートを今日の朝の分まで一気に書きあげた。 トラベルノートを書いていると、妻がつまらなくなって、部屋にもどってゴロゴロしはじめた。妻がスマホをいじっていると、昨日あった香港のニュースを伝えて来た。例の香港民主化デモで、昨日、香港空港は270便ほどが欠航になったらしい。とんでもないことだ。 旅行先を香港にしていた人は(トランジットの人も)気の毒だ。 今後、しばらく影響が出そう。 トラベルノートを書きおえたのでプライベートプールで遊び始める。時間はちょうど12時くらいになっていた。 ゴロゴロしながら、どこかに出かけようかと話していたが 妻も私もなんとなく面倒になってきて、結局、どこにも出かけず 、送迎時間最終の17時をまわってしまった。途中、小腹が空いたとのことで 、妻がフロント前にあるフルーツやジュースを調達して来て2人で小腹を満たした。
ジャグジーに入っているところを写真に撮ろうと水着のまま、妻が浴槽に入り海をバックに写真を取ったりした。お腹が空くまでしばしゴロゴロ。 19時過ぎにホテルのレストランに食事に行く。レストランまでの坂や階段は、何気にきつい。 レストランには、カップルが1組だけ。 宿泊者はどこで夕食をとっているのだろうと疑問に思いながら、テーブルにつく。オーダーは、妻がパッタイとミックスフルーツシェーク、私はお決まりのガパオライス、トムヤムとビール を頼んだ。つきだしにチキンナゲットの様なものにスイートチリソースがついているものがでてきた。
記念写真を撮りながら待っていると料理が運ばれてきた。盛付のセンスは、 朝食で感じたのと同じくとても綺麗に盛付られている。料理を前に店の人に2人で並んで写真を撮ってもらう。料理の総額は1424バーツ。おいしく食べ談笑して時間が過ぎた。 念入りに虫除けをスプレーしていたせいもあって蚊もあまり気にならなかった。部屋に戻る途中、妻が、「1度くらいは、 ホテルでスパもやろうかな」といっていた。 こんなところまでのんびり しに来て、部屋の真下にスパがあるのだから、多少高くてもやれば 良いと思う。普段、仕事で辛かったり、大変な思いを しているのだから、こんな時は是非リラックスさせてあげたい。このローケーションでやらないのは逆に損。 明日、是非やってもらいたい。部屋に戻り、妻は、「ファウンダー」の続きを 観ながら就寝。私も寝た。
2019年8月14日(水) コーラルコーブビーチと魚の群れ
今日はゆっくり起床。昨日より30分遅めに レストランに向かった。絶景の特等席はすでにとられてしまっていた。しかたがないので日差しを避けて、少し奥まった席に陣取る。 今日のオーダーは、妻が普通のオムレツ、自分は、タイオムレツとジャスミンライスを注文した。 妻はデジャヴのように今日も山盛りフルーツをもってきた。 今日はマンゴスティンも沢山もってきた。インターネットで調べたマンゴスティンの剥き方をさっそく実践していた。最初に上下から圧をかけると殻に亀裂が入るのでそこから剥き始めるときれいに剥ける。 タイオムレツをジャスミンライスに被せ、上からスイートチリソースをかけて即席のタイ風オムライス 風で食べてみた。
妻も欲しそうにしていたので分けてあげた。 妻のオムレツもおいしいらしく、「今日から毎日オムレツにしよう」と笑顔で言っていた。食事中、今日は何をしようかと話していたが 結局決まらず、部屋にもどることに。プールでレストランの続きの話をはじめた。午前 11時の便には、もう間にあわない。海を見ていた 妻が昨日までの海と色がずいぶん違うことに 気づく。
一昨日、クリスタルベイビーチから帰って来た時に フロントの女性がゴーラルコーブビーチには 魚が沢山いて、スイカをもって入ると沢山寄って くると言っていたのを思いだした。コーラルコーブビーチに行ってみようということになり、フロントにある「ロンガン」という剥くとライチの様な実がでてくる果物をいくつかもって出かけた。
コーラルコーブビーチは、クリスタルベイビーチと比べ半分程しかないが混雑していない。
だが日陰がほとんどないため、仕方なく唯一ある店の前のテーブルにビールとマンゴミックスジュースをオーダーして陣取った。パラソルが付いていて 腰かけると海風が心地よい。妻がさっそく「ロンガン」をもって海へ。 ホテルで借りてきたスノーケルとマスクの調子が 悪そうで、遠目に何度もつけなおしている姿が見える。しばらくして、妻が戻ってきた。驚くほど魚がいたとのこと。カメラをもって再び海へ。戻ってくると興奮気味に話しはじめた。 ロンガンを海の中で振ると、魚が群れで襲ってくるとのことで、撮った写真を見ると確かに迫力ある写真。
それでは自分もと海に向かった。マスクの調子が悪く水が大量に入ってくる。かなりきつめに顔にマスクを括りつけ、海に潜った。かなり透明度は 悪いが、魚が大量にいるのは分かる。 剥いたロンガンを海中におとしてみたら みるみる魚が集ってきてロンガンの周りに喰らいつき、大きな玉の様な見ためになった。 写真でとろうと試みたが残念ながら、透明度が悪くうまく撮れなかった。 満足したので、お店で代金(ビール80バーツ、ジュース90バーツ) を支払い、ホテルに連絡、迎えを呼んだ。 迎えにきたのは、西洋系の年配の人で おそらく、サンダルウッドホテルのオーナーではないかと思われる。ホテルに到着すると13時20分。 この後の14時の定期シャトルに乗ってチャウェンに再度行くことにした。セントラルフェスティバルのスーパーで、ココナッツオイル、ドライマンゴー 、部屋で食べるスナック菓子等を購入。インターネットで調べた口コミの良いガパオライスの店 Khaw Glong という店に行こうということになったが、 同時にマッサージもやりたいと妻がいうので、時間もないので、Khaw Glongの前にあったマッサージ店に妻を行かせ、Khaw Glongでビールを飲みながら、マッサージが終わるのを待つことに。思いの外、妻のマッサージが長引き時間が迎えにくる30分前の16時半を越えたため、残念ながら 食事はあきらめることに、ぎりでスーパー に立寄り、夕食用にガパオライスとカレーの弁当、デザートにマンゴースティッキーライスを購入。ホテルに戻りプライベートプールに。夕暮れになってきたのでプールに妻が入っている内にジャグジーにお湯を張った。
今日は、泡風呂にした。ジャグジーが強力で大量の泡が出来上がった。妻は普段と違った風呂に喜んでくれた。身体が全部隠れるので写真を撮ろうということで海をバックに雲の中に入った様な見た目になる写真を沢山撮った。
風呂の後は、スーパーで買ってきたガパオライスとカレーを皿に移し、電子レンジで温めて夕食をとった。特にカレーは、本格的な味でかなりおいしかった。 今日はいろいろ動いて疲れたので、夕食の後、すぐに就寝した。
2019年8月15日(木) 締めのカップルスパ
サムイ島最終日、5日も終ってみると短い。特にこのホテルは、今までのどのホテルとも違った旅のスタイルを開拓してくれた。今日1日大事に満喫しよう。8時頃レストランに向かう。特等席はすでに他の宿泊客がいた。しかたがないのでそのすぐ後の4人席にを陣取ることにした。この席も、海が見えてなかなか良い。
今日のオーダーは、妻は昨日と同様に普通のオムレツ、自分は、エッグベネティクトを頼んだ。ブッフェの中にチキンのガパオを発見。妻がジャスミンライス を頼んでくれた。目玉焼を別にオーダーし、ガパオライスを作った。妻は、クロワッサンの生地に焼いたリンゴのスライスを織りこんで ブラウンシュガーをまぶしたパンがとてもおいしいと気に入っていた。ゆっくり朝食をとった後、部屋にもどりプールでひと泳ぎ。今日はホテルのスパに行こうという話に なり、2人でできるカップルパッケージをフロントで14時に予約した。プールでゴロゴロしている間に、フロントで車を出してもらい自分だけコンビニに行ってビール2本とジュース2本 夕食用の弁当を2つ買ってきた。再度、スパに行くまでの間、プールでゴロゴロ していると、驚くことがおきた。ホテルスタッフでもない見知らぬおばさんが、私たちのプライベートエリア(つまり部屋の中)に、 侵入して来て写真を撮っている。おばさんに、「ここは、プライベートエリアだから出ていって下さい」と注意すると、私たちの位置から見えない柱の後ろにひっこんだ。表の木のトビラを閉めてロックしなければと立ち上がり向かうと、ひっこんだ所でまだ写真を撮っている。懲りていないおばさんに、多少語気を強めに、再度、出ていくように促しながら追い出した。悪びれる様子もなく、聞き取れないくらいの小さな声(中国語)で文句らしき口調で出ていった。なんとも不愉快な出来事だった。来年の夏休み旅行の話などをしているとスパの時間が来たのでしっかりと戸開り(表の木戸も)をして裏口からスパに2人で向かう。
カップルパッケージは、2人共、同じメニュー を選ばなければならないとのことで ココナッツオイルマッサージ60分を選択。 自分の苦手な指圧では、なかったので 気持良く寝てしまった。最後の仕上げにタイガーバームのような香りのマッサージクリームで首から頭にかけてマッサージにしてくれ、かなり頭がスッキリとした。妻も同じ感想を言っていた。 スパから戻り、再度プールでのんびりした。 最後のプールと思うと名残り惜しい。 暗くなるまでプールにいた。ジャグジーにお湯を張り、昨日やった 泡風呂を再度、作り入浴。また 写真撮影。たっぷりと満喫して、今トラベルノートを書いている。トラベルノートを 書いている後ろで妻が今回使ったお小遣い等を計算していた。
そーいえばここまでのトラベルノートを書きすすめてフリクションの替え芯を2本消費した。これから夕食にする。夕食は、ファミマで買ったガパオライスと野菜のいためものとオムレツの入った弁当。電子レンジで温めて半分ずつ盛り付けてた。盛り付ける途中、野菜の下にビニールの小袋に入ったソースがあった。野菜にかけてみた。 辛いのが比較的得意だが辛さで箸がとまる程の辛さ。妻もソースのかかった部分をこちらによこしてきた。あまり好きな味付ではなかったが完食した。明日は早朝からパッキングなので早めに就寝した。
2019年8月16日(金) 最後の時を惜しむラマイビーチ
5時半に目が覚めた。コーヒーを入れた 。6時頃、夜が明けてきたので妻を起こして2杯目のコーヒーを入れた。朝日を見ながらベランダのテーブルで2人でコーヒーを飲みながら、サムイ島旅行の最終日をしみじみと惜んだ。 あらかたパッキングをすませ、最後の朝食をとりにレストランへ向かう。 今日は、早い時間だったので特等席がまだ空いていた。特等席に陣取り、早速オーダー。パンケーキとフレンチトーストを頼もうとしたら、今日は、ブッフェに用意があるとのことで、2人共オムレツにオーダーを変えた。 ゆっくり朝食をとっていると10時になったので、部屋に戻った。 妻は名残惜しいのか、再度ベットに入り、ゴロゴロしはじめた。 時間がないことを伝えパッキングを促した。パッキングをしている間に フロントにいって、チェックアウト後にサポートして欲しい動き方を伝えた、それは近隣のまだ行っていないラマイビーチに11時に移動して、15時に直接ラマイビーチに迎えにきてもらいそのまま空港に送ってもらうという段取り。フロントスタッフは快く引き受けてくれた。チェックアウト後のサポートもこのホテルのウリなんだそうだ。 10時45分にチェックアウト。宿泊期間中にスタッフが撮ってくれていた写真を写真立てに入れてプレゼントしてくれた。素朴な暖かいホスピタリティーに妻は感激していた。11時に出発。ラマイビーチ近くのマクドナルド前で降りた。妻は、すぐに近くのマッサージ店へ。マクドナルドでコーラを飲みながら妻を待つことに。 妻は1時間で戻ってきた。 マックでトイレを借りようとすると無いとのことで、意外と思いつつも仕方がないので、外にあった「トイレ 60m」の表示看板を頼りに歩いていくと、お婆さんが番をしているトイレがあった。5バーツと書いてあるのでお金を置いてトイレに入ると、猛烈に臭いトイレだった。早々に用を足して退散。妻と一緒にラマイビーチに 向かう。とっても落ちついた感じのビーチだ。 ひとしきり記念写真をとり、海辺のレストランに入る。ビールもマンゴシェーキも60バーツでチャウエンビーチ付近より2、3割程度安い感じがする。おつまみにフライドチキンを7ピース420バーツを 頼んだ。
2本目のビールを頼むと、妻がタイではよくある青パパイヤのサラダ80バーツをオーダーした。オーダーの時にスパイシーかどうかをオーダーの時に聞かれたので、スパイシーにした。食べてみると、ちょっと青くささはあるがおいしい。
しばらく食べすすめていると後から強烈な辛さが襲ってきて、箸がとまる。本当に辛い。なんとか完食した。 迎えの時間が来たので、待ち合わせ場所 のマクドナルド前に向うと、すでに迎えは到着していた。車に乗り込むと、貸与してもらっていた携帯の返却を求められた。どんなシーンでもマニュアルどうりの対応ができていて、このホテルスタッフには感心させられる。スタッフ自身の資質もあるかもしれないがホテルオーナーの教育が良いのだろうと想像した。空港まではスムーズに到着した。運転手に別れを告げ、チェックインカウンターに向かった。チェックインカウンターでは、乗り継ぎがあることを伝え、クアラルンプールでのバッケージスルーの処理を してもらった。イミグレーションをぬけると ゲート前に待合所があり、軽食やジュース等が楽しめるラウンジのようになっている。このサムイ空港自体がバンコクエアウェイズの所有物とのことで、サービスが充実している。このラウンジは、エコノミークラスでもバンコク エアウェイズを利用するユーザー全員が無料で利用できるラウンジだ。
ラウンジで出発までしばし待つ。 ほぼ予定通り出発。1時間半でクアラルンプールに到着した。クアラルンプール空港では、すぐに マレーシア航空のゴールデンラウンジに向かう。妻が、化粧や日焼止めを落とすために ラウンジ内のシャワールームを使う。荷物もあるので交互に行こうということで、 先に妻が行く。そしてすぐに戻ってきた。 どうやら、バスタオルと交換でボーディングチケットを預けるシステムとのこと。しばらくラウンジ内をぶらぶらしていると妻がさっぱりした表情で戻ってきた。交代でシャワールームに向かう。 空港でシャワーも浴びれて、仮眠室もあり、長いトランジット時間 でも、このラウンジがあれば大丈夫だ。出発前、妻がヌードルバーでラクサを注文。食べ終わり、出発ゲートに向かう。時間通り出発。この後は特にトピックもなくスムーズに自宅まで帰れた。多残り惜しくも、初のプール付きヴィラで過ごす夏休みのサムイ島の旅が終わった。
旅の費用
今回普段に比べると予算的にだいぶ贅沢をしてしまいましたが、注目は、やはり、成田ークアラルンプール間のマレーシア航空往復金額。これLCCではなくフラッグシップキャリアでしかも2名分です。当時スカイスキャナーでとりました。今はあり得ない金額です。
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