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あなたは「どうありたい」?あなたの人生を変える「癒し」とは。
夢はありますか?
最近では、「あります。」と答える人が周りに増えてきました。
具体的に応えられる人ほど行動も明確で、内から溢れてくるバイタリティも一段上です。
ではでは。
健康はいかがでしょう?
健康でいたいですか?「はい。」と答えますね。
当たり前ですが。
しかし、たいていの場合、健康は当たり前で、「どうありたいか。」を想像するに至りません。
大体今健康ですし、困っている人はマイノリティ。
今回はそのマイノリティの方視点から、あなたの夢の実現にかかわる心のあり方の重要性についてお話したいと思います。
イメージが重要。
「プラセボ効果」と言うのは有名ですね。
実際にどんな効果があるかではなく、患者本人がどんな効果を期待し、信じるかが身体に現れるという。そんなやつです。
プラセボ効果は、一般的に使われる言葉で納得する人も多いかと思います。
医師のミルトン・エリクソンという方が、これを更に深掘りした本を執筆しています。
心理療法で有名な方ですが、ぜひ一読ください。
癒しとは、回復過程における内的リソースの活性化である。
ちょっと難しい言葉ですが、優しく言い換えるなら、
「自分の身体が自分を治せることを理解し、その力を正しく発揮させることが大切。」
ということです。
この言葉を聞いた時、そこまでではないだろうと考えていました。
事実治らない人は治らないし、まぐれじゃないか?しかも、そんなの絶対じゃない。
否定的な言葉が頭に真っ先に浮かんでしまう自分がいました。
とある事業家の言葉に気持ちが揺らいだ。
少し話は変わりますが、上記の話にふれる前にとある闘病を乗り越えた事業家の方と直接お話をさせていただく機会がありました。
その時、私はとても良いとはいえない体調だったため、仕事の話に合わせて健康の相談もしました。
その方は一言。
「君がどうありたいかじゃないのかな。」
そうおっしゃいました。
続けて、
「僕は、普通に戻りたかったんだ。
ただそれだけ。
だから誰よりも努力した自負がある。
君がそのままでいいと受け入れていれば、良くも悪くもそのままだろう。
変わりたいならそうしたらいい。」
言われた時、反射的にイラッとしてしまった自分がいます。
何がわかるんだ。と。
ここまでの努力や苦労の何を知っているんだと。
ただ、何もわからない上であえて。くださったその言葉をずっと咀嚼していました。
そもそも土俵に立つことを諦めたら勝率は0
この言葉をどう受け取るかは人によるかと思います。
「気合いでどうにかしろ」と言われているようでイラッとする人も多いかもしれません。
しかし、私がお話を聞いた事業家の方は、もう動けないと言われたところから、医師と看護師の注意を無視してリハビリを継続。
そして動ける今があるそうです。
私は、十分な努力をしていなかったと反省しました。
健康も、夢も。
”ここでいい”と、心の何処かで決めてしまっていた自分がいます。
諦めたというより、そう決めていたような。
次の土俵に上がる準備も心意気も足りてなかった自分に気づけました。
「いつかどうにかなる。」そんな諦めに近い気持ちでは、いつになっても現状どうにもならない。
私は医者ではないので詳しいことはわかりませんが、
決して、「失った片腕を生やせ。」とか無理を言っているわけではないんです。
止まってる足を動かすのにそんなに小難しい理由がいるだろうか。
可能性が0じゃないなら、土俵に立たないのがもったいない。
おりてる間は勝率0ですが、土俵に上がっている間は勝率は0じゃない。
「どうありたいか。」
いわゆる「普通」に分類されるであろう皆様。
今の健康を具体的にイメージし続けてください。
年を取ってから後悔するのだから。
「普通」でないあなたは、より具体的になりたい自分を具体的にイメージしてください。
絶対に良くなると。
私も、きっと「普通」ではない身体です。
ですが、こんなのが効果があるのか、なんて考えるだけ時間の無駄なので、目を閉じたら一心不乱に考えます。
理想の自分を。
これは仕事も一緒です。
まだ、どこにも到達してない私ですが、ずっとイメージは忘れません。
目を閉じて寝る目に。
朝起きてベランダから外を見たときに。
心身ともに「どうありたい」か。
ミルトン・エリクソン曰く、
「あなたにはそれを実現する、癒す力がある。」
現実から目をそらせと言っているわけではありません。
毎日自分に問い続け、想い続けるからこそ、行動できて頑張れる自分がいます。
正直私もそんなに心は強くありません。
仲間の言葉を借りたり、本の言葉を借りたりして支えてもらってます。
とくに仲間の力は偉大ですね。
負けそうだな、弱気なってるな、とおもったら自分を本当の意味で癒してくれる人のところに行きましょう。
ただ間違えないでほしいのは、あなたに諦めを与える人は決して、本当の意味で「癒し」ではありません。
もう一度。
あなたは「どうありたい」か。
まだまだ、人生の理想に向かって変えられる、「癒せる」と信じています。
頭に理想を描いて。今日も今できる志事に全力を尽くします。