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きょうの郷土玩具⑨「よねずだるま」

土人形や張子、木のおもちゃなど、各地の郷土玩具を集めています。縁あって我が家にやって来た、愛嬌あふれる彼らを紹介します。

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香川県高松市の高松張り子「よねずだるま」です。
ちびのほうは、土でつくったつまみ人形です。

もともと人形作りが盛んだった高松市の鍛治屋町。
江戸時代、粘土や木の型に和紙を張り重ねる製法が伝わり、高松張り子は生まれました。

「よねず」は「夜、寝ず」
寝転ばないことから、高松では起き上がりだるまを「よねず」と呼んだそう。寝ずの番で守ってくれるだるまさんは、眉間にしわ寄せ、歯を食いしばっています。もう寝た方がいいと思います。

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香川県高松市
高松張子
「よねずだるま」yonezu daruma
大きさ:大10㎝、小4㎝(つまみ人形)


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