嫌われたっていいじゃない
好かれようとしない勇気
人間、つい「好かれたいな」と思うものです。誰かに褒められたり、「いいね」って言われると、それだけで少し救われたような気持ちになる瞬間があります。でも、実際その気持ちにばかり振り回されていると、どんどん自分が何者なのか見失っていくんですよね。無理してるよなあ…って。
自分の「好き嫌い」をそのまま大切にする生き方は案外難しい。しかし、それができると気持ちがすっと楽になります。
周りの価値観や評価に合わせて行動するのではなくて、「これが自分にはちょうどいい」「この関係が心地いい」と感じられることを優先する。そんな風に生きることが、実は一番素直な自分でいるための近道なのかもしれません。
無理に飲み会に付き合うよりも、人間関係も断捨離すると楽になります。
飲み会に行かないと悪口言われそうでも、行ったところでもどうせ言われるんだから。
悪口は、言われない努力より言わない努力のほうが楽です。言っちゃうんですけどね…反省。
自分の心地よさ
大事なのは、どんな状況や人が自分にとって心地いいのかを、ちゃんと自覚することです。ふと「この空気、ちょっとしんどいな」「この人といると疲れるな」と思う場面、ありますよね。そんな時こそ、「どうして自分がそう感じるのか?」と自問してみるのもいいかもしれません。
頑張っても嫌いなものは嫌いです。でもそれを公言しないでもそっと離れれば万事解決。波風も立ちません。
人と違うことを気にしない
自分の価値観や好みが、周りと違うと感じる時って、少し不安になりますよね。そもそも違って当たり前。みんなが同じである必要なんて全くないんです。無理に人に合わせるよりも、「自分はこれが好きなんだ」「これは自分に合わないな」って堂々と示すことが大切なんです。
堂々と示せない場合はさらっとフェードアウトです。
SNSで疲れる原因はそこにあります。自分の趣味を賞賛してもらう必要も、人の趣味を賞賛する必要もありません。いいね地獄から脱獄してみませんか?
本当に必要な人だけ残る
いろいろな人間関係が変わっていきます。「好かれたい」と無理して築いてきた関係が、だんだんと薄れていくこともあります。でも、その過程で本当に大切な人や関係だけが自然と残っていきます。
笑っちゃうくらい手のひらって返ります。多分それが普通。
そこに一喜一憂したり、憤慨したりする必要はなく、自分に必要なものは案外スルッと手に入るし、同じように不要なものはスルッと離れていきます。
人間関係の新陳代謝ですよね。
お互いに無理をしないでいられる、そんな相手こそが、自分にとっての「心地よさ」を保てる人たちです。無理に孤独になる必要も、無理に人と付き合う必要もありません。
好かれなくてもいいじゃない。
「誰からも好かれたい」という気持ちを一度手放してみると、自分の好き嫌いが見えてきて、それが自分の生き方の芯を作ってくれます。こうして「自分の心地よさ」を優先することは、他人にも素直でいられるための大切な鍵でもあります。
「好き嫌い」はただのわがままではなく、実は自分を守る大切な基準です。自分に無理せず、自然な形での人間関係を作っていくことで、きっともっと充実した日々が見えてくるはずです。