メタバースとマルチバースって、わかんない。
メタバースとマルチバース
フェイスブックの社名が『メタ』になりましたよね?
それで『メタバース』という言葉がネットで出てくることも多い。
スパイダーマンとドクター・ストレンジの新作は『マルチバース』をネタにしてます。
メタバースとマルチバース、わけわかんないですよね?
どちらも『-バース』が付きますが、御存知の通り、『-バース』は『Universe』=『宇宙』の『-verse』。
接頭辞のuniは、『ひとつの、単一の、唯一の』です。じゃあ、『-verse』は?
語源は、ラテン語の vertere という動詞。
universeだけじゃなく、university, unversal, convert, converse, revert, reverse, divert, diverseもこのラテン語のvertereをケツにくっつけた英語です。
『vertere』の意味は、英訳ですと『turn』になります。turnの意味、「回転する」もありますが「変わる、変える」という意味もある。
だから、『universe』の意味は、『全てのものを一つに変える』=『全世界』=『宇宙』ということに。
『メタバース』は『メタ』=『超越した、高次の』という意味で、『メタ(ユニ)バース』で、『超越した宇宙、高次の宇宙』。
『マルチバース』は『マルチ』=『複数の』という意味で、『マルチ(ユニ)バース』で、『複数宇宙』。『多元宇宙』というとわかりやすいかも。正確には違いますよ。
基本の意味は上記の通りなんですが、フェイスブックなんかの『メタバース』の意味はちょっと違う。
ユーザーが新しいエクスペリエンス(経験、体験意味の英単語ですが、ITやビジネスの用語では、人間がある特定の対象物(機器やシステム、サービス、組織などの場合がある)との関わりを通じて得られる体験の総体、およびそこから生じる印象や認識のこととなります。わかりにくいね?)を作成し、(仮想現実の)スペース内の他の人々と対話できる仮想スペースのコレクションのことのようです。
メタバースは、友達と遊んだり、遊んだり、買い物したり、学んだり、仕事をしたりできる仮想世界に変換する、ということですが、そんなの今までもあったよねえ、と思う。
まあ、それとハードウェアの進化でVR機器なんかがこなれてきましたので、VR、AR、暗号通貨などのハードとオンラインゲームなどのソフトを売ってやろう、というビジネスみたいです。
底の浅いビジネスだと思いますが、フェイスブック、ソニーやマイクロソフトはそう思っていないようです。
マルチバースは、スパイダーマンで言うと、トビー・マグワイアのスパイダーマン、アンドリュー・ガーフィールドのアメイジング・スパイダーマン、トム・ホランドのMCUシリーズのスパイダーマンと三人のピーター・パーカーがいますが、これが別々の宇宙で別個に生まれ育ったピーター・パーカーという設定ですよね。
つまり、マルチバース(多元宇宙)間で本来であれば相対しないピーター・パーカーがドクター・ストレンジの魔法でMCUシリーズのスパイダーマン世界/宇宙に出現してしまった、というお話。
ということで、『メタバース』は作り事世界の仮想現実概念でビジネス関連なのに対して、『マルチベース』は物理学的に存在があるかもしれない実際の概念です。
メタバースに偏見(ビジネスに乗ってたまるか!)を持ってますので、私の書き方がいやらしいね?
情報科学では、メタバースはある単一の個々の宇宙の物理的実在に基づく仮想現実シミュレーションとも言えます。
ちょっと、物理学的な概念のお話を。
ユニバースというのは、特定の時空次元数(同じ時間軸)と同じ物理法則を持つ単一の時空組織です。他のユニバースは、私たちのユニバースとは違う時空の次元数(違う時間軸)と違う物理法則を持つでしょう。
例えば、物理の四大定数というものがあります。1)光速c、2)電子の電荷の大きさe、3)重力定数G、4)プランク定数h。この四つの物理定数は、私たちの単一宇宙のどこでいつ測っても変わりません。
じゃあ、違う宇宙、多元宇宙・並行宇宙の別の宇宙では、物理の四大定数が違ってくるかもしれません。
大いに違っていたら、トビー・マグワイアのスパイダーマン、アンドリュー・ガーフィールドのアメイジング・スパイダーマン、トム・ホランドのMCUシリーズのスパイダーマンという三人のピーター・パーカーのどれかは存在しないでしょう。時間軸が大いにずれてしまったり、人類そのものが存在しなかったり。
だから、マルチバースの三人のピーター・パーカーは、物理の四大定数のどれか、あるいは全部が微妙に違う三つの宇宙にいるという話かもしれません。(「かもしれません」で逃げてますが)
さて、じゃあ、ユニバースの集合体がマルチバースだとして、それで終わり?じゃない。
オムニバース(Omniverse)という概念がありまして、これはなんだというと、全宇宙の無限集合です。マルチバースは、オムニバースの部分集合で、ユニバースの集合です。
例えるなら、オムニバースは幹、マルチバースは枝、各ユニバースは葉とか、オムニバースは森、マルチバースは森の木々、ユニバースは木の枝だとか言うように。
そんなこんなをつらつら考えながら、このマルチバースを題材にした小説を書いてやろうと思って書いたのがこのシリーズ。
A piece of rum raisin、第一章『プロローグ』* ー ガンマ線バースト(Gamma Ray Burst、GRB)
マガジン、”A piece of rum raisin”
エッチな小説と違って、ユニバースが四つあって、記憶転移で同じ主人公たちが四人存在する(三人のピーター・パーカーと違って、時間軸がずれているだけで基本形は同じ人格)という設定なので、絶対に完結しないお話です。
やれやれ。
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