マガジンのカバー画像

読書案内まとめ

6
本の紹介系まとめです🌸
運営しているクリエイター

記事一覧

2021年10月以降公開の映画、おすすめ原作を集めてみました【読書案内】

こんにちは、miharuです。 映画の原作読むか読まないか論争を以前しましたが(まだ記事を読んでいない方はこちらから!)、 今年の下半期も観たい映画たくさんありましたので、取り敢えず私は原作を読んでおります。もう既に読んでいたものも再読したり。映画公開が楽しみになるね、えへへ。 ということで、ぜひ読んでほしい映画原作を選びました!早速参りましょう! 1.中山七里『護られなかった者たちへ』10月1日公開、佐藤健さん主演映画の原作です。阿部寛さん、清原果那さんなど豪華キャ

個人的に好きな恋愛小説を語るだけの回。【読書案内】

こんにちは、miharuです。 本日のテーマは恋愛小説! とは言いつつ、きらきらした純愛モノも、嫉妬や失恋、不倫による血みどろの復讐劇がテーマの作品も、今回は期待しないでください。笑 少し変わったシチュエーション、やりきれない思いや悩みと人間関係が絡み合う作品が好みなので、王道のザ・恋愛小説、とは少し違うかもしれません。それでも、まっすぐで素敵な愛のかたちばかりです。 それではどうぞ! 1.江國香織『きらきらひかる』江國さんの数ある名作のなかでも断トツで好きな作品。

有川ひろさんのおすすめ作品7選【読書案内】

こんにちは!miharuです。 本日は、私が愛してやまない作家のひとり、有川ひろさんのおすすめ本を紹介していきます。小学5年生の時に出会い、以来私の読書遍歴を語るには欠かせない作家さんとなっております…。 まずは有川さんについて簡単に。 有川ひろ(有川浩)さん…日本の小説家であり、ライトノベル作家。高知県出身。 2003年に『塩の街 wish on my precious』が第十回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、翌年デビュー。デビュー作を含める、自衛隊と未知の物体や生物との

これで幕末史も怖くない!新選組おすすめ本【読書案内】

お久しぶりになってしまいました。初めましての方も。miharuと申します。 本日は幕末、特に新選組をテーマにブックトークしていきます! 今回は、多種多様なジャンルの本を7冊紹介いたします。一言で新選組、といっても色々な視点の本があるな…と選書しながらしみじみ思いました。笑 それでは参りましょう! 1.物語を読むのが好きな人におすすめ!司馬遼太郎の名作『新選組血風録』新選組のエピソードを、有名無名の主人公から紡ぐ連作短編集です。エピソードによって主人公が変わるため飽きず

彩瀬まるさんのおすすめ作品5選【読書案内】

こんにちは、miharuです。 本日は、繊細な心情描写が美しい小説家、彩瀬まるさんのおすすめ本を5冊紹介します! 私自身、大学に入ってすぐのころ、彩瀬さんの本と図書館で出会い(当時は装丁やタイトルを見て気になったものをすべて借りていました。表紙借りです笑)、その独特な感性や表現力の虜になってしまいました。 初めに、今回紹介する作家の彩瀬さんについてです。 【彩瀬まる】千葉県幕張市出身。上智大学文学部卒業後、小売会社勤務を経て、2010年「花に眩む」で第9回女による女の

忘れてはいけない記憶―第二次世界大戦が舞台の文学作品7選【読書案内】

8月15日は終戦記念日。メディアでも特集が組まれ、人々の記憶から消えてはいけない出来事としていまも語り継がれています。 今回ご紹介するのは、太平洋戦争を含めた第二次世界大戦が舞台となっている文学作品です。 戦時中の人々の暮らしや戦闘をリアルに描いたもの、実話を基にしているものを中心に選びました。 ちなみに写真は昨年2月に広島を訪れた際に撮ったもの。実際に見て当時を想像することも大切ですよね…。 それではどうぞ。 1.ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』まずは海外の作