【不登校→適応学級→合う場所に巡りあえず家にいる】という状況の親子に届けたい選択肢
こんばんは!オルタナティブスクールつらぬき楽園を運営しているみのしまじゅんこです☺︎
地元の新聞に不登校支援についての期間連載が載っていました。
「担当課は適応指導教室を増やしているから不登校対策は十分やってますという分かりきった答え」とのことだけど、
「市内に不登校の児童生徒は1400人以上いますが、適応指導教室やフリースクールに行けている子は限られていて、多くの子は家にいると推測される」
のが実際のところだと。
たしかに、引っ越してくる前の土地では適応学級どころか、校内の支援学級の特色が学校によって様々で、小さな市内にもかかわらず、そこに通っていない限り紹介すらされずだったことを思うと、この地に越してきて、手厚い支援が準備されていることは実感しています。
その道の支援方法に合っている場合は本当にありがたいことだろうと驚くほど。
でも「学校への適応」という暗黙の空気感の中で、「そもそもその学校という場に合わない」ということへの理解が難しかった。
(そもそもその手厚い支援と、学校という場が合わないという場合とで、根本が違う気もするのですが、そこもとても曖昧だと感じています)
「本当は学校に行かせたいですよね?」と何度も確認されたり、なかなか「もつひとつの学校」の選択は大変でした。
でも、それでも「できた」んですよね。
私自身もずっと迷っていて、迷っているうちは理解してもらうのもなかなか難しい。でも、親としてこういう選択をとります、という意思が固まった時、事が進んだように思います。
なぜ意思が固まったのか?
それは、ツクルスクールやおおきな木という実際のオルタナティブスクールの場を見て、こんな場所で我が子を育みたい、その教育を選ぼう、と確信したからです。
しかもそんな確信できた場が、公立の学校と同じくらいの学費で通える”もうひとつの学校”だったから、というのも大きな理由の一つです。
そんな場があるって、想像もしたことなかったし、どんな人がどんな思いでやっているのか、実際を知るまでハテナだらけでした。
家にいる多くの子は、親も「どうしたら良いのかわからない」という状況も多いのではないかと思います。
つらぬき楽園は不登校の受け皿ではないけれど、学校を選択するというきっかけの多くは、うちもそうだったように「我が子の不登校」だと思います。
そこをきっかけに、”もうひとつの学校”という選択を知り、我が家はどうしていくのがベストか、それぞれに親子で考える時間を持ってほしいと思っています。
市内のそんな親子たちに、どうやったらこの選択肢が届くのか。
引き続き模索していきます☺︎