”整える”はわがままに
最近、休みの日に欠かさずしているのはベランダでヨガです。
アラフォーになって、心身の不調がそこここに顕在化してきました。消化不良、不眠、PMS(月経前症候群)などなど。
ベランダヨガはこれらすべてを軽減してくれる(わたしにとっての)魔法です。
今日は、わたしなりの心身を整えていくときの考え方を書いてみます。快適な在り方を探求する際の参考になれば嬉しいです。
消化不良も不眠もPMSも、自律神経とホルモンの不調が原因です。なので、メラトニンやセロトニンホルモンの分泌を促す日光の下で、深い呼吸をしながら、筋肉の柔軟性や関節の可動域を刺激する軽めの運動をすると、自律神経とホルモンのバランスが整って調子がよくなるようです。
これまで身体のためによかれと、筋トレや有酸素運度をしたり、筋力やバランス感覚を向上させるようなヨガのポーズに取り組んでみたものの、ベランダでゆったりとした軽めのヨガをしたほどには効果が感じられませんでした。
ベランダヨガに辿り着いて思ったのは、心身を整える方法は自分仕様にどんどん変えていったほういいのかもしれないということです。
もちろん、科学的な根拠や効果があると言われている方法を調べて試してみるのは大事です。わたしは精神科医YouTuber樺沢紫苑先生と筋トレ伝道師テストステロンさんのファンで二人のお話が大好きですし、米国の医師が書いた『脳を鍛えるには運動しかない』も読んでみました。ヨガは複数の先生に指導してもらっています。
その上で思うのは、科学的に世間的によいと言われている方法が常に自分に合っているとは限らないということです。最終的には、自分の感覚や身体の反応を見極めながらやり方を微調整して、自分なりの方法を編み出していくことが気持ちよく快適に過ごせるキモではないか?
ベランダヨガも、樺沢先生が口をすっぱくして提唱している健康の大原則「睡眠・運動・朝散歩」と陰ヨガとヴィンヤサヨガのコラボレーションです。朝散歩は環境的にむずかしいし、単調すぎる動きはつまらないので続かない。ヨガは気持ちいいけれど少し物足りない。というように、自分の身体のわがままに耳をすませて編み出した方法です。
自分の身体に耳をすませて快適な在り方を探っていくことは、美味しいものを食べたり、いい本を読むのと同じように、「贅沢」すること。書きながら気がつきました。
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