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「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」を読んで
3,500人を看取ってきた、ホスピス医の小澤竹俊が書かれた著書、
「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」
を読みました。
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なぜ、こちらの書籍を購入したかと言うと、
私自身、理学療法士として訪問看護で勤務する中で、
お客様が人生の最期に近づき、そして別れるという体験をしていて、
直感的に、理学療法士としても読む必要を感じたのと、
本屋で手に取って内容を見た時に、
「自分の人生に意味があったと思いますか?」
「これからの人生で何を大事にしたいと思っていますか?」
「自分らしさは見つかりましたか?」
「今までの人生で一番誇らしいことはなんでしょう?」
「未来に夢を描けますか?」
「自分の心の声は聞こえていますか?」
これ以外にも、沢山の問いが書かれていて、
「小澤先生って、コーチ??」
と思ったので、すぐにレジに向かいました。
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なので、理学療法士、そしてコーチである私にとって、
理学療法士とコーチの融合って大切なテーマなのだけど、
そこに、ピタッとハマる、そんな気持ちになりました。
実際に、本を読み進めていくと、
上記のような問いが17個あり、そこに対して、
小澤先生の実際の患者さんとのやり取りや出来事の体験談が書かれていて、
それらの問いに対して、小澤先生の体験の中から考えを広げて行く。
そのような構成となっています。
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全体を読み進めながら感じたのは、
小澤先生自体が、患者さんとの対話を本当に大事にされていて、
患者さんの内側にある声なき声に、かなり耳を傾けていらっしゃることが、
文章の節々から、とても伝わってきます。
そして、私が一番感じたのは、上記の問いの例でもそうですが、
ファウンデーション(自己基盤)とリンクする部分が多く、
特に、「価値」であったり、「ニーズ」を、
患者さんと対話なさっているのだなと言うことです。
「人生において本当に大切なのは、家族からの愛情や同僚との友情、仕事相手との信頼など、目に見えないものだ」「自分は今まで、家族や友人に支えられていたのだ」と気づいてからは、周囲の人への感謝の言葉を頻繁に口にするようになりました
「自分一人では難しいようであれば、自分が抱えている後悔について、信頼できる誰かに話してみるのもいいかも知れません」
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私自身が、今、ファウンデーションをずっと学んでいて、
そこにレセプターが開いていることは当然ありますが、
そう言った意味で、この書籍から、
「やっぱり、患者さんとの対話、しかも、患者さん自身の内側の声を聴くことは本当に大事。」
改めて、そのことを感じました。
そして、それらは、人生の最期に近づけば近づくほど、
その人の内側にある声、「価値」に耳を傾けることは、
患者さん自身でさえ、気づかない部分に触れることにもなり、
大切な時間となるだろうなとも思いました。
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ぜひ、医療介護従事者でコーチングを学んでいる方にお勧めの1冊です。
あっ、もちろん、他にもいろいろな方にも、当然おススメの1冊です。
私は、両親にプレゼントしようかなと思っています。
以上、国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ、笑顔のお父さん言語化コーチ🤗🗣Be a Smileの山田真伸の言語化でした!
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、、、言語化して、スッキリ☆☆
「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」
ちょっと、衝撃的なタイトルではあるけど、何が起きるか分からない人生。
定期的に読み直して、いろいろな問いを自分にも投げかけたり、
普段の理学療法士、そしてコーチの時も、お客様やクライアントの方にも、
問いを置いてみたいです。
さぁ、本日もガンバルンバ💪
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