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#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

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傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
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人は言語化をすると、一人でに思考が回っていく【プロコーチの視点】

コーチングセッションにおける対話の効果の一つに、 「オートクライン」 と呼ばれるものがある。 以前オートクラインについて、言語化したものがこちら↓ 〜〜〜 ちなみに、このオートクラインをクライアントに起こしてもらうために、 私がコーチとして大事にしているのが、セットアップ(信頼関係を築く)こと。 人は誰しも、安心、信頼できる人には、自分の本音を話すことができる。 この本音を話すことが、言語化により、自分の言葉で、自分の気づきを引き起こすオートクラインに繋がる。

フィードバックを受け取る?受け流す?【プロコーチの視点】

日々、仕事の中で、上司や同僚、後輩、お客様からフィードバックを受けることは多いと思う。 この時のスタンスとして、フィードバックを、 受け取る 受け入れる などがあると思うけど、 そして、今日紹介したいのは、 【受け流す】。 〜〜〜 先日、小学校2年の次男とツリークライミングに行ったのだけど、 そこで、ツリークライミングのインストラクターの方が、 準備体操で、 「木に成り切って、風を受け流してみてください。」 そう指示をしてくれた。 その時に、私の頭に浮

「リハ職のためのコーチングスキル実践セミナー」でお話をしてきました

10月18日の夜は、池袋で東京都区西北部リハビリテーション支援センター様からご依頼をいただき、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方々向けに、現場でも実践できるコーチングスキルについてお話しさせていただきました。 「きいて(傾聴)、みとめて(承認)、つたえる(フィードバック)」を改めて、見直して、さらに患者やスタッフとのコミュニケーションを円滑にしていただくために、ワークを多く取り入れながら、参加してくださった方々と楽しい学びの時間を共有できました。 参加された方々が、コ

【コーチングスキルの”質問”と”GROWモデル”】について看護大学校で授業講師をしてきました

先日、メディカルコミュニケーションポート(MCP)の廣田 早恵美コーチと、 看護大学校の2年生に、コミュニケーションの授業ということで、 コーチングスキルの質問、GROWモデル、そして、実際にコーチングセッションについてお話ししてきました。 ちなみに、この授業のバトンは、影山美子コーチというレジェンド看護師から引き継いで、私が2回目の授業を担当しています✨ 〜〜〜 一緒に学んだことが、今日全てが理解できなくても、実習に行ったり、就職したりした時に、 「あぁ、あの時

承認から対話を始められる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーになろう

「この前の出来た?」 「あれ、どうなっている?」 仕事場面で、よく聞かれるフレーズ。 「あっ、あれですが、まだやっていなくて。。。」 「まだ、出来ていません。。。」 スタッフから、このような答えが返ってきて、 「えっ、まだなの?」 このような対応って、よくあるのでは。 〜〜〜 もちろん、仕事なので、業務の進捗を確認することは大事だけど、 実は、スタッフからの信頼が厚いリーダーは、結果の確認から入る前に、 あることをやっている。 それは、、、 【承認】

【フィードバックは大事】マイコーチとのセッションでの気づき💡

今夜はマイコーチとのセッション。 この2週間ぐらいの出来事を冒頭に言語化して、 「今の話って、さっきの話と起きている事象が似ているように聞こえるけど・・・」 というニュアンスの、フィードバックをもらって、 「・・・!!あっ、確かに・・・!!」 となった。 自分では夢中に、事柄やそこに付随する感情を話しているので、 気がつかなかったので、ちょっと驚いた。 ~~~ こういうことって、やはり、自分の頭の中でグルグルしていると、 よく分からなくなるけど、人に話して

「認知症の方とのコミュニケーションの取り方」についてお話ししてきました

先日、理学療法士として勤務する有料老人ホームで、近隣住民の方に集まっていただき、講座という形で、 「認知症の方とのコミュニケーションの取り方」と、「認知症予防のための効果的な運動」 という2つのテーマで、お話をさせていただきました。 前半の部分は、理学療法士×コーチングとしての今までの活動を通して、特に、「承認」が大事ということを中心にお伝えし、 後半は、歩く+αの、二重課題が脳に刺激を与えるということを体感していただきました。 〜〜〜 「認知症=全てが分からない

話を聞くことから始められる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは関係の質を向上できる

ダニエルキム教授の成功の循環モデルについて、以前言語化したのだけど↓ 組織の改善、グッドコミュニケーションを目指す時に、まずは、関係の質から見直そうということなのだけど、 では、この関係の質を改善させるには何が必要か? 〜〜〜 私は、その一つとして、まずは、 「組織のリーダーがスタッフの話を聞く」 このことから始まると考えている。 その際に、スタッフや組織が抱えている課題をいきなり解決することありきで、急いで話を聞かないことが大事。 なぜなら、スタッフは、まず

【フィードバック=ダメ出し?!からの脱却】コーチングプラットフォームのブログに執筆しました🖊

【フィードバック=ダメ出し?!からの脱却】 所属するコーチングスクールの、一般社団法人コーチングプラットフォームのブログに「フィードバック」について言語化しました 「フィードバックが苦手、怖い」 コーチングでフィードバックの意味をする前の私は、上記のような思い込みをしていました。 「フィードバック=ダメ出し」 そりゃ、「フィードバック」と言われると、その都度ビクビクする私がいたわけです。 続きは、掲載ブログをご覧ください↓

新人看護師・救急救命士向けに、多様性の理解についてお話ししてきました♫

9月25日は、株式会社メディカルコミュニケーションポート(MCP)の廣田コーチからご依頼をいただき、 今回で4年目となる東京都の多摩市にある病院で、新人看護師・救急救命士向けに、 「多様性の理解」をテーマに、120分一緒に学びの時間を共有しました。 ~~~ 私自身、20年前の2004年から理学療法士として働いているわけですが、 最初の半年、1年は、ベクトルが常に外側(対先輩、上司、多職種などなど)に向いていて、 自分がどんな人間で、本当はどうしたいのか?などを考え

【理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたい】スタッフのマネジメントがもっとスムーズになる!言葉の違い7選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーを中心としたパーソナルコーチングセッション実績770時間、病院・介護施設でのチームビルディング、多職種連携、マネジメント関係の研修

気づきを促す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはシンプルな問いを置いている

「こうこうこうで、これは、私としてはそう思っていて、もちろん、これが合っているとは思わないし、人それぞれあると思うけど。でも、正しいことは大事で。でも、結局は、自分がどうしたいかなんだけど、あなたはどうしたい?」 もし、自分がリーダーや上司から、このような質問をされたらどうだろう? 最後は、 「あなたはどうしたい?」 と、一見オープンクエスチョンに聞こえるけど、それまでの前置きが長くて、きっと聞いているスタッフは、 「あぁ、○○さんは、こう言って欲しいんだろうな。。

1on1で目的地を確認できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーになろう

みなさん、タクシーに乗って最初にすることって何でしょうか? 多くの人はというか、基本的には、 「行き先(目的地)を、伝える」 だと思います。 〜〜〜 最近、1on1が、さまざまなところで大事と言われて、スタッフとのコミュニケーションの一環として行なっている人も多いのでは。 1on1にコーチングの要素を取り入れて、より効果的にしたいという思いから、 コーチングを学び始めるリーダーの方もいる中で、私は、上記の話を行うことが多い。 〜〜〜 1on1を効果的にするた

シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは対話を深められる

人はついつい、あれこれ聞きたくなり、たくさん質問してしまう。 一つひとつの質問は全然問題ないし、むしろ相手に興味関心があることも伝わり、良いとは思うけど、 質問が2、3つ重なってくると、結局、何を聞かれて、何を答えて良いかわからなくなる。 〜〜〜 その中で、私は、質問というスキルをコミュニケーションやコーチングの研修の時にお伝えしているのが、 「質問は1回につき、1つまで。」 これを意識するだけでも、相手の反応が変わる。 上記みたいに、2、3って投げて、相手から