【読書記27】「具体⇄抽象」トレーニング
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!
4月になり、チームの体制が大きく変化しました。
自分自身、この1ヶ月は人事部門への移行期間として猶予をいただいています。
なので、1ヶ月に10冊ほどは読みインプットの時間に当てていきたいなと。
今回は、新しくマネージャーになった方から紹介を受けた本です。
やはり活躍されている方は皆本を読んでいるな、、と。
【著者】
細谷功氏
ビジネスコンサルタント。
東芝で技術者として勤務した後、欧米系コンサルティング経験を経て現在(株)クニエコンサルティングフェロー。
『地頭力を鍛える』『「Why型思考」が仕事を変える』など数々の著書を執筆。
【概要】
今後、AIの時代がやってくる。
「AIに使われるか」、「AIを活用するか」で人生は大きく変わる。
その中で養うべき能力は、知識ではなく物事を構造的にとらえ創造的な発想をし活用していく力である。
また、これまで学生の間は「正解がある」ことが多かったが、これからは「答えのない問い」に自分なりの仮説を立て進んでいくことが求められる。
そのような中で、より発想を豊かにするために、そして日頃起こっているコミュニケーションギャップを解消するために
本書は存在している。
【所感】
内容が抽象的なため、比較的読むのに労力がかかるが、とても学びの多かった本であると感じた。
本書に書いてあった、抽象の世界はマジックミラーであるというところにはなるほどなと感銘を受けた。
具体の世界のみで話している人からは抽象の世界は見えていない。一方、抽象の世界が見えている人は具体の世界も見えている。
日頃自分がコミュニケーションをとっている中で
そもそも認識しているの言葉の定義・見えている世界が違うことを理解していないまま話していたため、ギャップが生まれていたんだなと思った。
自分が苦手な課題発見という観点から考えると
この「抽象化する」ことがとても大切なことであり、普段から鍛えられる脳であることが分かった。
今後、日々の生活の中でこうした「抽象化」に目を向けて、取り組んでいきたい。
[ビフォー]
・コミュニケーションギャップを解消したい(自分の想いを正確に相手に伝えたい)
・物事を構造的に・論理的にとらえたい
・豊かな発想力を身に着けたい
[気づき]
・抽象化とは「まとめる・線引き・一言で説明・目的に沿って切り取る・自由度をあげる・Whyを問う」こと
・具体化とは「Howを問うこと、逃げ道をなくす」こと
[to do]
・日頃から物事と物事の共通点を探す。特徴を捉え、他のものに当てはまらないか考える。