【読書記72】世界一やさしい問題解決の授業
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社4年目のFumiyaです!
今回はこちら。
会社の先輩から教えてもらった一冊です。
可愛らしいイラストもあり誰にでもわかる例をもとに短くまとまっていたので、非常に理解がしやすかったです。
こうして先輩からのおすすめを読むと、先輩が普段どんなことを考えているのかがわかり、そうした点でも非常に学びになりました。
今回は2冊まとめて記載いたします。
それではどうぞ。
【著者】
渡辺健介氏
デルタスタジオ代表取締役社長。
1999年にイェール大学卒業後、マッキンゼーに就職。その後ハーバード・ビジネススクールを経てマッキンゼーのニューヨークオフィスへ移籍。
本書は25カ国、15言語以上で発売されている。
【概要】
問題解決の方法について、左脳(論理)からのアプローチと右脳(クリエイティブ)からのアプローチの双方を1冊ずつにわかりやすくまとめている。
1冊30分くらいで読破でき、コンサートや運動会等わかり易い例を用いながら書いてあるためスラスラ読める。
社会人だと企画系や戦略立案を行っている方、
学生でも学園祭実行委員で企画を考えたり、アルバイトや部活・サークルでの問題を解決したりする上で何が必要なのか、
要素分解して考えることができるので広い層におすすめできる一冊。
【所感】
採用担当としてイベントの企画を考える上で、どう考えればよいか躓いていたり、そもそも何に躓いているのかわからない部分が多かったりした中で、
自分のウィークポイントが言語化出来て非常に学びになった。
また、「問題解決」「企画を考える」と言われるとなんだか大きなことを成し遂げるようで難しい印象を抱きがちだが、要素を分解していくことでそのハードルを下げることができると知れたのも大きな収穫だった。
[ビフォー]
・問題解決の思考について現状を知り、持ち合わせていない観点について学び実践する
・クリエイティブな問題解決方法を体系化して整理し、学ぶ。
[気付き]
・問題解決とは「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な内手まで考え抜き」「実行する」ことである。実行までがセットで、その際に大事なのは「計画」を立てること
・原因やアイデアを考えるときの思考法は「他には何があるか」「具体的にはなにか」
・全て自分たちでやる必要はなく、自分より上手く・効率よくできる人を頼る
・意思決定をする際は「メリデメ」「評価軸作成」「評価度合い」から検討する
・感動させるようなアイデアは「そもそも何のため?(目的)」「観察&共感」「ワクワクする問いを立てる」ことから生まれる
・ワクワクする問いとは、「楽しい運動会」ではなく「どうすれば1年で最も興奮し、10~20年後も話さずにはいられない運動会を作るか」という問いである。
・アイデアを広げるためには「とにかく数」「ひらめき素材(写真/イラスト等)」「発想法」「見える化して絞る」こと
・数を出すには、否定せず、時間を絞って、集中してとにかく出してみる事が大事
・発想法には「軸ずらし(具体→中小→具体)」「常識を疑う」方法がある
・とにかくまずはやってみて、現場から観察や学びを得る
[to do]
・常に「why」の思考を持ちながら作業を進めること
・アイデアを広げる際、時間を区切って集中して数を出すこと、イラストや写真、常識を疑うことは出来ていなかったので実行する
・メリデメ・評価軸・評価度合いの作成をし2~3つの候補から比較をし決定する
・ワクワクする問を立て行動促進を行う