【読書記43】ビジョナリー・カンパニーzero
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!
今回はこちら。
言わずと知れた経営の名著。
読破には時間がかかりましたが、非常に勉強になりました。
【著者】
ジム・コリンズ氏
スタンフォード大学経営学大学院教授を経て、コロラド州ボールダーで研究時を主宰。
現在は指導者に助言するコンサルタントとして活躍。
全米で5年間にわたりベストセラーとなり、100万部以上が売れた『ビジョナリーカンパニー』の共著者。
【概要】
ジム・コリンズ氏の生涯をかけて取り組んだ著書『ビジョナリー・カンパニー』シリーズ①~④と
もう一つの傑作『ビヨンド・アントレプレナーシップ』のアップデート版がこの一冊。
いわば「美味しいところ取り」。
中小企業のリーダー、起業家に読んで頂きたいのはもちろんのこと
私のように企業の経営を考える上で最重要戦略である採用を担う方にもぜひおすすめしたい一冊。
どの企業も偉大になれるチャンスは有る。
業績・影響・評価・持続性を担保し、偉大な企業になるためには。
膨大なデータを元にそのノウハウが蓄積された、経営の宝箱のような本。
【所感】
正直、読了の難易度はかなり高い。ただ、読んだ先には「自分が一回り大きくなったな」と大げさだが思えるくらい、それだけ多くのものを得ることができたと感じている。
もちろん会社の経営・マネジメント視点から学ぶことも多かったが、一個人の仕事に対する向き合い方という観点でも非常に学びになったと感じている。
本来であれば項目を絞って記載するが、学びが深かったため絞らず記載をした。
[ビフォー]
・リーダーシップに必要な素養を知り養う
・採用にとって必要な目線を会社の経営という視点から学ぶ
[気づき]
◆経営の観点
・偉大な企業になれるかどうかは、バスの重要な座席にふさわしい人材が埋まっているかどうかで決まる。
・文化の教育は採用プロセスの段階で始める必要がある
◆リーダーシップについて
・真のリーダーシップとは、従わない自由があるにも関わらず、人々がついてくること
・「自分の大義はなにか」と向き合いその大義のために組織を率いることで第五水準のリーダーに近づく。
・自分の仕事を楽しんでいない有能なリーダーはいない。そして常に「変化」を恐れず挑戦することで新たなエネルギーを生み出す。
・人は敬意を持って扱われれば、並外れた仕事をやってのける
◆仕事に対する向き合い方
・仕事を「業務」と見るか「責任」と見るか
・偉大なリーダーに成長するかどうかは詰まるところ選択の問題。遺伝ではなく意思を持った行動の結果。そのためにあらゆる努力をする覚悟はあるか。
・人は仕事の重要性を理解すると、仕事に真剣に向き合うようになる
[to do]
・自分の大義はなにか、常に念頭に置いて仕事をする
→「人々が自分キャリアを自分で納得して選択する世の中にすること」
・仕事の重要性(・目的)を理解して仕事に臨む
→自社の採用成功、学生のキャリア形成、関わるお客様の採用成功、転職者のキャリア/人生設計。
改めて仕事の大義や目的を整理することができ学びになった。
マネジメントをする側になったときにも再度読んで活かしていきたい。