【読書記38】やりたいことの見つけ方
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!
本日はこちら。
人事に異動をし、現場で数々の受賞をされていた方の元で充実した日々を過ごしています。
その先輩から教えていただいた一冊。
非常に勉強になりました。
自分の中では非常に珍しい星5をつけました!!
【著者】
八木仁平氏
株式会社Meee代表取締役。
早稲田大学卒業後、すぐに独立するものの働く目的を見失い鬱状態に。
本当のやりたいことを見つけるため、独自の「自己理解」に取り組む。
その手法を発信し、SNS上で話題に。全国から問い合わせが殺到。
【概要】
「この仕事をずっと続けていいのか分からない、、」
「何かしたいけど、何がしたいのかわからない、、」
そんな方々に向けて記した一冊。
「やりたいこと」が見つからなかった著者は、「やりたいこと」探しの公式に出会ったおかげで日々充実感を抱いているという。
何かやりたいけど何をすればよいのかわからずエネルギーを持て余しているあなたへ。
同じような思いを持っていた著者が見つけたやりたいこと探しの公式を紐解いていく、貴重な一冊。
【所感】
シンプルでかつ非常にわかりやすい内容。
学生との折衝の中で本質をとらえるためにと購入した一冊であったが、むしろ自分の人生においても本書を使い考えを深めていきたいなと感じた。
本書では、やりたいこと探しについてそもそもの思考を変えることからと記している。
やりたいこと探しと言われて、下記のようなことを思った方もいるのではないだろうか。
・やりたいことは一生続けられるものでないといけない
・やりたいことは運命的な出会いで見つけられる
自分もそう思っていたが、本書では明確に否定をしている。
今は変化が多い時代。その時代に合わせ、自分のやりたいことも柔軟に変えていく必要があるし、柔軟に変えられる。
また、やりたいことに出会うときは、「ふ~ん、面白そうだな」くらいの感覚からがほとんどであるという。
そこから少しずつ試行錯誤しながら育てていくものである。
このように思考を変えることによってやりたいこと探しのハードルが下がったなと感じた。
下記やりたいことの公式もまとめてみた。
この公式を使い、自分のキャリアの考えを深め学生への思考整理を手助けできるようにしていきたい。
[ビフォー]
・学生への質問観点を磨く
・自分の将来やりたいことは?タネ探し
・今の仕事へのモチベ・置き所探し
[気付き]
・やりたいことは常に変化する
・やりたいことは運命的な出会いではなく、育てていくものである
・得意なことは、ただの癖でしかない。長所にも短所にもすることができ、その認識を変えるのは自分
[to do]
・自分のやりたいことについて本書を使い記してみる
・What・How・Whyの観点で学生への質問をし思考整理を助ける
【やりたいことの公式】
好きなこと(What=何の仕事をするのか)〈情熱〉
→興味があるもの・問いが出てくるもの
Ex)スポーツ、自己理解、ファッション
得意なこと(How=どうやって仕事をするのか)〈才能〉
→普段から自然とやっている・苦じゃないもの
Ex)言葉で人の背中を押す、自分の考えを発信する、物事を体系立てて整理する
大事なこと(Why=なぜ仕事をするのか)〈価値観〉
→どう生きていきたいのか
Ex)自由に生きたい、人にやさしく生きたい、熱中して生きたい
好きなこと×得意なこと=やりたいこと
やりたいこと〈行動〉×大事なこと〈状態〉=本当にやりたいこと
※やりたいこと≒なりたいもの
→なりたいもので考えると実現手段が縛られてしまう
Ex)お笑い芸人になりたい(実現手段はお笑い芸人のみ)→人を笑わせられる仕事をやりたい(実現手段は芸人・Youtuber・漫画家等様々)