【読書記45】戦略プロフェッショナル
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社3年目のFumiyaです!
本日はこちら。
順番は前後してしまいましたが、お盆中に没頭した三枝さんの3部作を投稿します!
まとめて読書できる時間があるのは幸せでした、、!!
【著者】
三枝匡氏
1944年生まれ。実業家・事業再生専門家。
ボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号のコンサルタント。
1975年経営学修士(MBA)を取得。
一橋大学大学院経営管理研究科客員教授、内閣府参与等も務め、現ミスミグループ本社名誉会長。
【概要】
新日本メディカルに経営コンサルタントとして赴任をした広川。
その会社は何も突出した特徴がなく、可もなく不可もなくの業績だった。
ただ、このままではいずれ淘汰されてしまうことは目に見えていた。
そんな中、広川は会社全体を俯瞰し
「競合」を見ながら「絞りと集中」の戦略でジュピターという商品に焦点を当てて立て直しを図る。
細かい戦略を立案し、周りを巻き込み、会社を予期せぬほどプラスの方向を持ち上げていく。
経営改善のセオリーを重視した広川なりの会社の立て直し方とは。
【所感】
読む順番が前後してしまったが、『V字回復の経営』と同じく小説調で読みやすい。
中身も非常にシンプルにまとまっていて、経営者として上に立つものの選択の仕方や戦略の考え方を深く学べた。
一例を基にしているのでスッと入ってきやすい。
ただ、この事例は普段の選択をかなり単純化して記載していると予想され
本当はかなり複雑でスピード感もあり先が見えない中での決断を求められるのだろうなと感じた。
[ビフォー]
・会社の戦略に活かせるタネを2つ見つける
・自分の仕事観の参考になるタネを1つ見つける
[気付き]
・人生と同じように、いつも幾つかの選択肢を用意している企業は強い
・「なぜ」を深掘りし自ら考え判定させると、自分事になってくる
・経営に必要なのは「目標」と「戦略」
[to do]
・「セグメンテーション」は創造性が必要なため、まずは失敗を重ねながら仮説立てをして検証していく。そのためあらゆる角度から考えることから始める。
・具体的な目標が落とし込まれていない会社の数値があれば指摘出し
・「戦略」は実行レベルでの組込みが必要。ガントチャートでは自分で進捗度合いをアルファベット別で起こし、実際の行動を管理・可視化する