【読書記42】反応しない練習
こんにちは。こんばんは。人材紹介会社2年目のFumiyaです!
今回はいつも刺激を受けている大学の同期からおすすめされた本です!
【著者】
草薙龍瞬(くさなぎりゅうしん)氏
僧侶。1969年、奈良県生まれ。
16歳で上京し、東大法学部卒。
政策シンクタンクで働きながら「生き方」を探求し続け、インド仏教指導僧・佐々井秀嶺師の元で出家。
実用的な仏教の「本質」を、仕事や人間関係・生き方全般にわたり布教している。
【概要】
朝の通勤ラッシュで「今日も混んでいるな」とゲンナリする。
大事な場面で「失敗するかもしれない」とマイナスの想像をしてしまう。
これらのように、心はいつも事象に対して「反応」している。
心がつい動くことで「悩み」が生まれる。
そう、人間の悩みは全て「心の反応」から始まっているのだ。
だとすれば、「ムダな反応をしない」ことで心は非常に楽になるのではないか。
ムダな反応を減らし、ムダな反応から素早くリセットする。
人生の悩みから解放されるために。
仏教の観点から、実用的で合理的な「考え方」を紐解いていく。
【所感】
この本が伝えたいことを自分なりにまとめると「自分を客観的に見つめる」ことに集約されるのかなと感じた。
アドラーのいう「刺激と反応の間を空ける」ということである。
なにかの事象が起きた時、自分の心はどのような状態なのか。
「客観的に言葉で確かめ」るだけで反応から抜け出せる。
心が満たされていないと感じた時は、「心とはそもそもそういうものなのだ」と理解しておく。
この「自己認知」だけで大きく変わってくる。
まずは自分の状態を知ることから始めていく。
[ビフォー]
・無駄なストレスを減らしたい
・感情の浮き沈みを減らしたい
・特に沈みを最小限に抑えたい
[気付き]
・まずは自分の反応に気づくことが大切
・心とは渇き続けるものである
[to do]
・自分の状態を言葉で客観的に捉える
・他人と比べず自分のなすべきことを集中して取り組む
・目を閉じて世界からシャットアウトすることで自分を見つめ直す