座右の銘は「やりたいこと最・優・先!」ってどうかな?
「私たちはある限られた時間だけしか生きられず、しかもほとんどの時間働いているということを認識しなければならない。したがって、最優先しなければならないことの一つは、すべきこと、できることは何でもするということだ。」ビクター・キアム(実業家)
「毎日自分に言い聞かせなさい。今日が人生最後の日だと。あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう。」ホラティウス(詩人)
「困難に陥った時、切り抜ける手だてになるのは自分の意志だけだ。」アラン(哲学者)
時間は限られているし、可能な範囲でルーチン化しておき、それ以外で何を優先するのかを考えておくことがポイントですかね。
自分の意志や行動に関係なく、確実に時間は過ぎるし、元には戻せないから、いまできること、やるべきことを、後悔しないように実行して、いま最優先すべきことが何かを考えて、時間を有効に使っていかないと^^;
究極の状態に追い込まれれば、本当に何が大事で優先すべきかも見えてくると思うけど、苦しいときには、いろんなことを考えて、自ら不安のもとを生み出してしまうのも事実^^;
自分がどうしたいのか、その軸がぶれないようにして困難を乗り切るためにも、常に、究極の状態に追い込まれているのだと、その発想で考えていれば、時間の大切さと優先順位もわかる筈。
揺るがない軸を持つことができれば、それを指針にして切り抜けられるから、ね(^^)
この様な考え方もあるけど、下記図書の中で林修さんは、何時も、物事を、3つに分けていると言っていました。
「異端のススメ」林修/小池百合子(著)
その3つとは、「やりたいこと」、「やるべきこと(やらなければいけないこと)」、「やれること」。
①やりたいこと:やりたいことは、基本的にお金を使って趣味でやればいい。
②やるべきこと:やるべきなんだから、これは好きだの嫌いだの言っている場合じゃない。
③やれること:仕事は「やれること」を選んで、お金を払う人に対して責任を果たしていかねばならない。
林修さんは、若い時、やりたいことに手を出し続けて、結果が出なくて苦労したそうです。
むむむむむ(^^;
ある時、スパッとあきらめて「”やれること”は何か?」と切り替えてから、どんどん結果が出るようになったとのことです。
なるほど、確かに、下記の記事にも書かれていますが、「やりたいこと」と「やるべきこと」を混同している人は、成果が出ない人だと感じます。
【参考記事①】
良い人生のためには『やりたいこと』ではなく『やるべきこと』をやり続けること。
https://blog.tinect.jp/?p=78953
では、やるべきことの優先順位を考える際のポイントは何か?
以下の2つだと考えられます。
1.すべてのやること、やりたいことが把握できているか?
①すべてのやること、やりたいことが、これならできる行動になっていてる。
②自分自身が何をするかを、具体的に把握できている状態になっている。
逆に、すべてのやること、やりたいことが明確にできていない状況、つまり、本来、優先すべきことが漏れている可能性がある状況での優先順位づけは意味がないので注意が必要です。
2.自分にとって優先すべきことは何かが明確になっているか?
例えば、仕事上、急ぎの電話やメール、提出期限が迫っている資料作成など、たしかに優先すべきこともあるでしょう。
しかし、忙しい日々から一歩離れて、少し高い視点に立って見渡してみる余裕が有れば、本当にそれが、自分にとって優先すべきことなのか?、気付く切欠が得られる可能性が高いと思います。
やることがたくさんあって、それをどうやったら効率よく進めることができるかは普段考えています。
でも、自分にとって何を優先すべきかについては、あまり明確になっていないことが多いようです(^^;
その様な状況を打開して、やるべきことを、確実にやっていけば、必ず成長できると思います(^^)/
「7つの習慣」を読んだことがある人なら、「ああ、第2領域(緊急ではないが重要な「効果性の領域」)を最優先する話ね」とピンとくるだろと思います。
そして、「7つの習慣」の中の第3の習慣「重要事項を優先する」を実践して行くことになりますよね(^^)
大きなことや派手なことに目がいくかもしれないけれど、まず、目の前のことを確実にやることを、最優先してみてください。
「並外れた結果を出すのに、並外れた努力はいらない。ただ、日々の、普通の物事を、完璧にすればいいだけだ。」ウォーレン・バフェット(投資家)
毎日、確実にやるべき基本的なことはできていますか?
但し、やるべきことに対して、やりたくないなどという感情をもってしまって、悩んでしまうことも屡々ありましたので、以下の記事にも書いてありますが、「やりたくないこと」を見極めるほうが大切だとも感じました。
【参考記事②】
凡人は「やりたいこと」より「やりたくないこと」を見極めるほうが大事。
https://blog.tinect.jp/?p=49450
「やりたくないこと」と「やりたいこと」を100ずつ書く! これで心のモヤモヤがすっきり晴れる
https://studyhacker.net/things-i-want-to-do
マンガ『ちはやふる』に学ぶ、「やりたくないこと」に取り組む上で大切なことを教えてくれる言葉――大事なことは全部マンガが教えてくれた
https://next.rikunabi.com/journal/20150911_y1/
つまり、この順序付けがとても大切なんだってことですね(^^)/
最重要なのは、「やらなければいけないこと」をきちんとやること。
次に、「やれること」に取り組むこと。
最後に、「やりたいこと」を進めるということ。
この順序を間違えると、全体がおかしくなるってくるから、運のいい人は、やれることを理解し、実行している人だと思います。
特に「やりたいこと」を1番にやることは危険であり、「やらねばいけないこと」や「やれること」を二の次にして「やりたいこと」ばかり進めてはならない点に注意しないと(^^;
仕事で例えると、「やらなければいけないこと」(納期のある仕事)、「やれること」(実現可能な仕事)、「やりたいこと」の順位を整理し、「やりたいこと」を抑えて、物事を進められるかどうかが、仕事の能力、経営の能力、全てにおいて重要なんですね(^^)
ただ、「やれること」って、そんなに努力しないでも自然にできてしまうことだったりしませんか?
勉強したり、習得するのにそれほどストレスを感じない事ってありませんでしたか?
では、自分にとっての「やれること」って何なのか?
実は、自分で気づくのはなかなか難しいんだよねぇ(^^;
「やれること」は、あまりにも簡単に出来てしまうから、自分自身、それに価値を感じなかったりしがちです。
だから、周りの人に聞いてみるのも良いかも(^^)/
例えば・・・・・・
私の良いところってどういうところ?
みんなの役に立つのって、どういうことをすることかな?
それを聞いた時、「ん~、そうかなぁ~」って思ったら、大きなヒントかもしれません!
間違っても「なるほど!それいいね!」ということを選んではいけないので、ご注意下さい。
それは、もしかしたら、「やりたいこと」に近いことかもしれないから・・・・・・
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