【メモ(memo)】自分でストレスの素を作らない
あなたは、自分でストレスの素を作っていませんか?
一般的に、男性より、女性の方がストレスを溜めやすいといわれています。
たとえば、女性のほうがNOと言えないから、確かにストレスをためやすいのは女性だというのも納得。
ここで、ストレスの素を自分で作っているのだとしたら、自分のせいだとして、自分が悪いんだ・・・というように結び付けないでください。
自分で作っているなら、自分でなんとかできるんだ、と考えれば心強くなります。
そんな風に考えるだけでも、物事は違ってきます。
つまり、ストレスの素は、自分でコントロールでき、自分の考え方次第でストレスはどうにでもなるもの。
私たちには、日々いろんなことが起こり、もちろん、自分で引き寄せたと感じられる明白なものもあれば、どう考えても、自分のせいではない、と思うこともあります。
他人がやることはすべてコントロールできないし、自分じゃない誰かがやることで、ムっとすることだってありますよね。
でも、それぞれをストレスにさせるかさせないか、自分で意識して選んでいますか?
何かが起こったときに、その後に感じる気持ちは、コントロールできない、と思うなら、もう一度よく考えてみてください。
確かに、何かいやなことがあれば、その瞬間・直後は多少は気持ちは、上がったり下がったりします。
人間だから、感情を持つことはむしろ自然。
でも、そこで、その下がった気持ちを続けるのかどうかが分かれ道。
多くの方が、下がった気持ちを上げたくでも、なかなかできない・難しいと思っていますが、それは違います。
私たちには、いつでも、自分のムード、感情を選択できるパワーがあることに目を向けてみましょう。
たとえば、誰かに何かを言われてちょっと落ち込むとします。
ここで、落ち込んでいる状態をよく考えてみましょう。
無意識ですが、これも落ち込むことを選んでいるのは自分自身ですね。
引き金やきっかけは、他人がくれたとしても、最終的に、そのきっかけを使うか使わないか、自分自身で決められます。
もし、落ち込むことは、誰かのせいで、自分で選択しているなんてありえないと思うなら、それはそれでいいでしょう。
別に無理に考え方を変える必要もありません。
ただ、そのために結果として、ストレスを溜め込むことを受け入れることが、自分の許容範囲にあるなら良いのです。
ストレスを受けて、それを溜め込み、疲れた自分でいるのが楽しいと思う人がいるとは思えませんが、習性とは怖いもので、それが当たり前になり、いつしかそれを楽しんでしまうようになる人もいます。
そのうち、ストレスのない人なんていないわよね、とか開き直ったりして。
確かに、まったくストレスのない人は少ないでしょうがだからといって、それを自分のストレスの理由にしなくたってよいのです。
ストレスにさらされた自分でい続けるのでは、自分を大事にしていることにもなりません。
ストレスが、ココロにも身体にも、大きな影響を与えているのは、今の時代はみんな知っています。
セルフケアの観点からも、ストレスの素を自分で作らないよう、普段から、自分の気持ちをどう選んでいるか、そして、ストレスの減るような、明るくて楽しい考え方をしてみてください。
【今日の短歌】
「靴ずれを見むと路上にかがむとき雨の路上の音量あがる」
(睦月都『Dance with the invisibles』より)
「めだま焼き片目ながれて涙目の朝には軽い出社拒否症」
「ブロイラーをレグホンの卵でとじたもの同僚一○人一斉に食む」
(大井学『サンクチュアリ』より)
「靴先で流れ裂きつつ遡上せむ梅雨の坂道水脈引きながら」
「いつせいに風上を向く傘の先雨が歌だと知つてゐるのだ」
(木ノ下葉子『陸離たる空』より)
「口内炎舐めつつエレヴェーター待てり次の会議に身を移すべく」
(島田幸典「竹の葉」「八雁」2018年5月号より)
「『「いい人」をやめると楽になる』…本を戻して書店を出づる」
(平林静代『雨水の橋』より)
【参考記事】
【参考図書】
「精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―― 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト」樺沢紫苑(著)
「超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド」鈴木祐(著)
「世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる」久賀谷亮(著)
【関連記事】
素直に受け取る
https://note.com/bax36410/n/n45f7bafc73a2
最初に自分を癒してください
https://note.com/bax36410/n/n799934a11218
意見が違うのは否定じゃないからね
https://note.com/bax36410/n/nd6cdbf543c8c
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?