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白熊杯【勝手に賞】第1回白熊ダービー開催

この白熊杯に私が参加するきっかけになったのが、この可愛い白熊君です。

大好きな「白くま」アイス繋がりでもあったし(^^)/


なのに、私は、この「白熊」君を使って詠んでないんですよ!

自分のまつ毛は見えない?

足下の鳥は逃げる?

灯台もと暗し?

灯台人を照らし己を照らさず?

画竜点睛を欠く?



まさに死角?

盲点?

見落とし?

気づかなかった(^^;

で、白熊杯の冠である「白熊」(「白くま」「しろくま」「シロクマ」含む)君を使って詠んでいる方が、どれだけいらっしゃったのか?

確認してみたところ、以下の通りでした(^^)

【白熊杯俳句部門】
「白熊杯」に投句された俳句総数:388句
白熊使用句数:5句
白熊使用頻度:1.29%

【白熊杯短歌部門】
「白熊杯」に投稿された短歌総数:382首
白熊使用首数:4首
白熊使用頻度:1.05%

【白熊杯川柳部門】
「白熊杯」に投句された川柳総数:237句
白熊使用句数:9句
白熊使用頻度:3.80%

【白熊杯俳句部門における白熊使用俳句一覧】
120.白熊が夢を描いて北極星
https://note.com/azukinote/n/nc28b00ccbd1d

140.新年に 小説止め シロクマに
https://note.com/kumakuma2018/n/n10ccbb68a604

178.白熊の母子ははこのごとく強く生く
https://note.com/happylovelyaroma/n/n74024be77e39

261.白熊を 食べる横顔 ぬすみ見る
https://note.com/tatsuhiko_ike/n/n9ca7ffe559b2

275.白熊さん今日は息子も一緒です
https://note.com/no0526nko/n/n6621c5e67f4e

【白熊杯短歌部門における白熊使用短歌一覧】
201.白熊に逢ひに行きたし月曜日帰省の切符ポチリと予約
https://note.com/happylovelyaroma/n/n8fd36f49e34b

309.どうしてだパンダの方がモテている理不尽やぞと シロクマの声
310.シロクマに逢いにはるばる北極へ道半ばにて セイウチの餌
311.白くまくん メーカーどちらでしたっけパナじゃなかった?いや東芝か?
https://note.com/chitose_ark/n/n20d17f8d61bc

【白熊杯川柳部門における白熊使用川柳一覧】
8.美味うまそうな白熊杯を闇鍋で!?
9.しろくまを思えば地球丸くなる
https://note.com/ohayou_yonechan/n/n05c17c1175fc

40.しろくまは夏の季語だと思ってた。
41.シロクマの白くないとこが優しさ
42.シロクマの寝不足眼の下にクマ
https://note.com/mitei_narico/n/n33ffcc0d03ab

132.白熊が 都会の水は温いよと
https://note.com/orezorez/n/n92c2c0045759

202.着ぶくれて白熊になりおせち食う
203.冬炬燵白くまアイス半分こ
https://note.com/happylovelyaroma/n/nffeb19571b26

205.偶然にしろくまかってくれる叔母
https://note.com/happylovelyaroma/n/n09a610c4a0b1

さあ~この調査結果を踏まえた上で、また、やりますか!

「勝手に賞」(^^)/

特に、回数制限は無いようなので、ね(にやり)

白熊杯🐻‍❄️公式賞&『勝手に賞』へのご案内⛄1/27 9:24現在

今回の賞の選考方法は、私の出来なかった「白熊・白くま・しろくま・シロクマ」を使用して、俳句・短歌・川柳を詠んだ方々に、これまた勝手に騎手になってレースに参戦頂き、着順に応じて白熊を冠した色んな団体賞を贈りたいと思います(^^)/

「さあ~はじまるよ~♪」

【第1回白熊ダービー開催のファンファーレ~♪)>ш=(^。^ )】

第1回白熊ダービーの勝手なテーマソング:
sumika「ファンファーレ」
https://www.youtube.com/watch?v=7N8oan7fwfk

TWICE 「Fanfare」
https://www.youtube.com/watch?v=kRT174IdxuM

Hey! Say! JUMP「ファンファーレ!」
https://www.youtube.com/watch?v=tkTzwZKH3iU

「まず、今回の第1回白熊ダービーにエントリーした「くま」さんを紹介します。」

「1番ゲートには、丸永製菓の秘密兵器「白くま」が満を持しての参戦です!」

「2番ゲートには、上野動物園「シロクマ」の遺伝子を宿した白い体毛に覆われたツキノワグマがハンディキャップを乗り越えて堂々の凱旋を果たしました!」

「3番ゲートには、柴田ケイコ【作・絵】の「しろくま」が、いったいぜんたい、どんなパターンの「しろくま」で参戦するのか目が離せませんねぇ~今大会大注目のダークホースのしろくまです!」
パターン1:パンしろくま

パターン2:にくにくしろくま

パターン3:あかいしろくま

パターン4:おやさいしろくま

パターン5:うみのごちそうしろくま

パターン6:おべんとうしろくま

パターン7:あまーいしろくま


パターン8:おいしそうなしろくま

「さあ~4番ゲートの大外枠には、白熊杯に名前を刻むテイオウ「白熊」が威風堂々の入場です!その圧巻の登場に、場内、大歓声が響き渡っております!!」

「さあ、緊張の一瞬であります。」

「白熊杯の冠を勝ち取るのは、どのくまなのか?」

「みなさんの予想順位は?」

「各くまがゲートイン!」

「ゲート開いたあああ!!!」

<BGM①>
ウマ娘にイニシャルDの曲を入れてみた!⑦
https://www.youtube.com/watch?v=Pk1_P23YgzA

「どっと出ました4頭。横一線の綺麗なスタート!」

「第1回白熊ダービー、果たして栄冠は、どのくまに輝くのかあああ!!!」

「え!?」

「あああ~!!!」

「全くま、真っ白しろすけであります。」

「見分けがつきませぇぇぇん!!!」

「なんてこったあああ!!!」

<BGM②>
ウマ娘にイニシャルDの曲を入れてみた!⑥
https://www.youtube.com/watch?v=5pj9Etxi4Os

「どうしよ(^^;」

「あっ!」

「しろくまくんのみ、パンしろくまのパンの耳が違っておりましたぁぁぁ!」

「もう、ゼッケンのみが頼りです(^^;」

「先行するテイオウ「白熊」」

「それを追走する秘密兵器「白くま」と「パンしろくま」」

「おっと!ここで、上野動物園「シロクマ」が、あのライスシャワーばりのヒール感たっぷりに、テイオウ「白熊」の追撃を開始したあああ!!!」

<BGM③>
[ウマ娘mad]REVIVER
https://www.youtube.com/watch?v=uTrA4BbokgE

「おおお!」

「一線になったあああ!」

「大激戦であります!」

「目が離せません!」

「内から「パンしろくま」、秘密兵器「白くま」。」


「外を回りまして一頭、上野動物園「シロクマ」が突っ込んで参りました!」

「なんと!大外からテイオウ「白熊」!大外テイオウ「白熊」!」


<BGM④>
ウマ娘にイニシャルDの曲を入れてみた!⑧
https://www.youtube.com/watch?v=6FWUDGKcd9g

「4頭の競り合いです!!!」

「テイオウ「白熊」にムチが入った。「白熊」を使った詠み手のムチ一閃、テイオウ「白熊」がぐんぐん出ましたあああ!!!」

「「パンしろくま」か、「パンしろくま」か秘密兵器「白くま」か?」


「いや、テイオウ「白熊」を猛追する上野動物園「シロクマ」か、テイオウ「白熊」か上野動物園「シロクマ」か、「パンしろくま」は3番手。」

<BGM⑤>
ウマ娘にイニシャルDの曲を入れてみた!④
https://www.youtube.com/watch?v=YJRI-R49vT0

「残り、100m、50m、10m・・・・・・」

「先頭ゴールイン!」

「テイオウ「白熊」勝ちましたあああ!!!」

「上野動物園「シロクマ」、惜しくも2着。」

ふぅ~

デッドヒートな展開。

優劣の判定が難しい激しい争いでしたが、着順が確定しましたので、ご確認ください。

着順[確定]
Ⅰ テイオウ「白熊」
Ⅱ 上野動物園「シロクマ」
Ⅲ 「パンしろくま」
Ⅳ 秘密兵器「白くま」

それでは、この着順に従って、そのくまさんに騎乗されたみなさんに賞を贈りますね(^^)/

Note)複数のくまさんを所有している大くま主の方については、着順上位の賞を優先させて頂きました。

Ⅰ テイオウ「白熊」騎乗6名の方々:【白熊ダービー賞】
8.美味うまそうな白熊杯を闇鍋で!?

120.白熊が夢を描いて北極星

132.白熊が 都会の水は温いよと

178.白熊の母子ははこのごとく強く生く

201.白熊に逢ひに行きたし月曜日帰省の切符ポチリと予約

202.着ぶくれて白熊になりおせち食う

261.白熊を 食べる横顔 ぬすみ見る

275.白熊さん今日は息子も一緒です

Ⅱ 上野動物園「シロクマ」騎乗3名の方々:【白熊記念賞】
41.シロクマの白くないとこが優しさ
42.シロクマの寝不足眼の下にクマ

140.新年に 小説止め シロクマに

309.どうしてだパンダの方がモテている理不尽やぞと シロクマの声
310.シロクマに逢いにはるばる北極へ道半ばにて セイウチの餌

Ⅲ 「パンしろくま」騎乗0名の方々:【チャレンジ白熊カップ賞】
該当者なし

Ⅳ 秘密兵器「白くま」騎乗0名の方々:【白熊大賞典賞】
該当者なし

【参考図書】
「俳句―口誦と片言」(五柳叢書)坪内稔典(著)

【雑感】
対位法的思考により、全く別の世界に存在すると思われていたことを結びつけることが大切です。

アーサー・ケストラーの「ホロン革命」(工作舎)は、第二部が「創造的精神」になっていて「科学上の発見は、無から有を生み出すものではない。」と言っていました。

「ホロン革命―部分と全体のダイナミクス」ケストラー,アーサー(著)田中三彦/吉岡佳子(訳)

それは、もともと関連して存在していながら、別々に取り扱われてきた概念、事実、脈絡などを組合わせ、関係付け、統合するものであると。

「この雑種交配こそ創造性の本質なのだ。」と述べて、エールステッドが電気と磁気の相互作用を発見した事例などを挙げています。

ユーモアとウィットの創造性についても、以下の様に論じていましたね。

「ベルグソンやフロイトの理論を含め、これまでの理論はユーモアを孤立した現象とみなすばかりで、喜劇と悲劇、笑いと泣き、そして芸術的インスピレーション、喜劇的創造性、科学的発見の間にある密接な結びつきに光をあてようとはしなかった」が、科学も芸術も喜劇も、その創造性においては共通の基本的パターンがあるということですね。

「これまで関連することのなかったべつべつの精神的構造を統合し、新しい統一体からインプットした以上のものをえる、それが科学的創造性である。」とし、この活動をユーモアの分析から始めています。

というのも「創造のプロセスがはっきり姿を現すのは、ユーモアとウィットである。」からで、ユーモアの理論で「ズレの理論」といわれるものをバイソシエーション(bissociation=associationの“bi-”で「二つからの連想」)という概念で説明しています。

一つの思考基準(単一平面での思考)とかかわるのをアソシエイト(associate)と呼び、二つの思考基準にかかわることをバイソシエイトと言います。

創造的な思考というのは、互いに相いれない二つの領域、二つの論理や基準が同一平面上で活動する精神活動なんですね。

関連のなかった別々の精神的活動が結合して、新たなアイディアが生み出される訳です。

「巧妙なジョークの創造にも、またそれを理解する「再創造」の活動にも、ひとつの平面から他の平面へ瞬間的に飛びうつるという、愉快な心のゆらぎがある。」といい、ユーモアは、この「瞬間的に飛びうつる」ことが大事だということです。

固定観念からの解放が大切なのだと説いていることになります(^^)/

シュールレアリズムでは、デペイズマン(転置)と呼ばれる手法です。

最も有名な「解剖台の上のミシンと雨傘の偶然の出会いのように美しい」というように、事物を非日常的で偶然的なコンテクストに置くことです。

ごく至近の例では、椎名林檎の「無罪モラトリアム」「勝訴ストリップ」などがあります。

さて、俳句では、「取り合わせ」とか「二物衝撃」とか「配合」と呼ばれる手法も同じですね。

一つの素材しか使わなければ「一物仕立て」といいますが、例えば、「くろがねの秋の風鈴鳴りにけり 蛇笏」は一物で、「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺 子規」などというのは二物です。

俳人の坪内稔典は「俳句レッスン」(『國文学』2001年7月号)で、「取り合わせで作る俳句は、作者の感動を表現するというよりも、作った俳句によって感動する俳句。」だと言っていました。

つまり、感動の発見装置としての俳句です。

小学生に、感動とか思いを五七五で表現せよ、と言えば困難を強いることになりますが、取り合わせだったらとても気軽に出来るといいます。

更に、

「取り合わせは、合理的に説明のつく場合は面白くも何もないが、子どもたちは五七五音に制約されてかなり強引に取り合わせを行う。

そのためにしばしば突拍子もない取り合わせが行われ、片言的な俳句(補足:俳句があまりに短い表現であるため、一種の片言になる。

片言的にならず、言いたいことを言い尽くした句は平凡でつまらない。)が出現する。」

「取り合わせる両者の関係があまりに近いと平凡な作品になる。

逆に遠すぎると、読者には読み取りが難しくなる。」

と書いていました。

また、正岡子規は、明治三十一年、「歌よみに与ふる書」を発表、短歌革新運動に乗りだしました。

「歌よみに与ふる書 (改版)」(岩波文庫)正岡子規(著)

和歌が腐敗し、滅亡の危機にあるのは、和歌そのもののせいではなく歌の詠み方・読み方にあるとした子規が、その革新の柱としたのは、万葉調を推進し、実朝を理想とし、理屈を排し感情を重んじ、用語の範囲を拡げ、よき趣向を取り入れることでした。

「歌よみに与ふる書」は、多くの反響を呼び、短歌史上においても高い評価を得ましたが、ここで子規も取り合わせを論じていましたね。

一物仕立ては上級者向けなので、私の様な初心者スタートの場合は、切れ字を上手に使って、情景の切り替えがある取り合わせの俳句を作ることから始めないといけないことに気づけたりと、とても勉強になりました。

この点も含めて、「みんなの俳句大会」の運営スタッフの方々、及び参加者のみなさんに多謝です。

また、「白熊・白くま・しろくま・シロクマ」の様な現実世界の言葉を取寄せ、そこから詠み手の無意識(深層心理)の言葉を日常的に取寄せて、ピタリとはまるみたいな感じが皆さんの句から感じられて楽しかったです(^^)/

この点、白熊杯で「白熊・白くま・しろくま・シロクマ」を使用されたみなさんの俳句・短歌・川柳は、読者を様々な読み方へと誘う片言性があるんだなあ~とも感心させられた次第です。

取り合わせる両者の関係が、程よいバランスで詠まれていて素敵ですね(^^)

【参考記事】
初心者でもスラスラできる俳句の作り方8つのコツと上達4ポイント
https://rakuraku-info.jp/tips-for-making-haiku

No.095 大特集「必ず成功する!取り合わせ」
https://gold-fish-press.com/archives/62634

【関連記事】
つぶやくスタイルは?
https://note.com/bax36410/n/nab9aef4e27cc

雪、たくさんの言葉達。
https://note.com/bax36410/n/nbc4960fdbe29

【改訂版】楽しく遊ぶ雪の日、静かに降り積もる美しい雪景色、街に降る雪・・・・・・
https://note.com/bax36410/n/nf9e64b750400

【レポート】ネットにおける電子化されたコミュニケーションの懸念事項を推定してみる
https://note.com/bax36410/n/nf1191d1a2cac

朝顔、蝉、蛍、時代の情操と音律。
https://note.com/bax36410/n/n2209933d507c

○○や、ああ○○や、○○や
https://note.com/bax36410/n/nc340089d5a88

【初挑戦】白熊杯【俳句】部門に参加させて頂きます!
https://note.com/bax36410/n/n11e610566a94

【人生初挑戦】白熊杯【川柳】部門に電撃参加させて頂きます!
https://note.com/bax36410/n/na1389b11b04d

【久しぶりの挑戦】白熊杯【短歌】部門にそろりそろりと参加させて頂きま~す
https://note.com/bax36410/n/n53eef95823d6

【白熊杯リスペクト企画】白熊ぽんぽんぽん:白熊杯におけるメインディッシュ?【オノマトペ】使用頻度についての調査報告書(兼 勝手に賞発表!)
https://note.com/bax36410/n/ne161c705ba6b

白熊杯【勝手に賞】「六出賞」「六花賞」「六つの花賞」
https://note.com/bax36410/n/n14d30e99320a

【白熊杯スピンオフ企画】白熊ぽん:シンクロニシティを敏感に感じ取ろう!
https://note.com/bax36410/n/nf1440959f8c9

白熊杯【これが本当に最後の勝手に賞】もしも、こんな「勝手に賞」があったなら?
https://note.com/bax36410/n/n6f47f298ecf5

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