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読書メモ

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大人にとって読書とは、学生の詰め込み教育ではなく、自分の「考え方」に対する「新しい問い」を生み出し続けるプロセスです。 本の情報を鵜呑みにせずに、問いかけながら気づきを得ることこ…
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#読書メモ

【読書メモ】「社会的ジレンマ 「環境破壊」から「いじめ」まで」(PHP新書)山岸俊男(…

[ 内容 ] 違法駐車、いじめ、環境破壊等々、「自分一人ぐらいは」という心理が集団全体に…

trafalgar
4日前
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【読書メモ】「のたれ死にでもよいではないか」(新典社新書)志村有弘(著)

[ 内容 ] 知られざる作家たちの生と死―大泉黒石・森清秋・永見徳太郎・種田山頭火・藤澤…

trafalgar
7日前
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【読書メモ】「心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎」(サイエンス・ア…

「心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎」(サイエンス・アイ新書)有田隆也(著) …

trafalgar
1か月前
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【秋の夜長の読書&アニメタイム】逆らいながら、奪われて、流されながら、見失う。

誰もが、その戸惑いの中から、学ぶのだ。 [ アニメ ] TVアニメ「平家物語」PV TVアニメ…

trafalgar
2か月前
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【大晦日カウントダウン記事(20:00)】【読書メモ】「無趣味のすすめ 拡大決定…

趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もなく、…

trafalgar
11か月前
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【読書メモ】本を片手に心で旅しよう

「ともだちは緑のにおい」(名作の森)工藤直子(著)長新太(イラスト) とてもかわいくユーモア溢…

trafalgar
1年前
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【読書メモ】「月と日本建築 桂離宮から月を観る」宮元健次(著)(光文社新書)

古来、観月と日本建築は深く結びついていました。 なかでも、 ・八条宮智仁親王によって創建され、「日本の美のシンボル」と称される桂離宮。 ・斜陽の将軍・足利義政が晩年の情熱のすべてを傾けた銀閣寺。 ・豊臣秀吉が「不死身」を祈って造った伏見城。 を語る上で、月の存在を無視することはできません。 日本文化に重要な痕跡を残した彼らは、どんな月を眺めていたのでしょうか? 「泣きたくなるほど美しい」 ドイツの建築家ブルーノ・タウトは、亡命先の日本で桂離宮を見て、このような

【読書メモ】「反脆弱性[上][下]―不確実な世界を生き延びる唯一の考え方」ナシーム・…

本書によれば、政治、経済、医療や生活全般のように、未知が大部分を占める場所や、ランダムで…

trafalgar
1年前
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【読書メモ(その3)】「人間は進歩してきたのか―現代文明論〈上〉「西欧近代」再考…

【関連記事】 前の記事は↓を参照。 [ 教訓 ] 進歩主義は、近代国家が生み出した幻想であ…

trafalgar
1年前
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【読書メモ(その2)】「人間は進歩してきたのか―現代文明論〈上〉「西欧近代」再考…

【関連記事】 前の記事は↓を参照。 [ 発見(気づき) ] 私も自由や民主主義を考える際、…

trafalgar
1年前
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【読書メモ(その1)】「人間は進歩してきたのか―現代文明論〈上〉「西欧近代」再考…

発行年度が古い新書ではあるが、現代文明の本質を捉えるため、最低限どのような展望をもってお…

trafalgar
1年前
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【読書メモ】「世界はシステムで動く―いま起きていることの本質をつかむ考え方」ドネ…

「世界のあらゆる事象はシステムでできていて、問題が発生するような仕組み自体に不具合がある…

trafalgar
1年前
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【読書メモ】「心脳マーケティング―顧客の無意識を解き明かす」ジェラルド・ザルトマ…

私たちは、自分では言語化できない感情があることを知っておく必要があります。 「心脳マーケ…

trafalgar
1年前
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【読書メモ】「虚数の情緒ー中学生からの全方位独学法」吉田武(著)

私の読書メモは後回しにして、これから何かの勉強を始める皆さんに是非読んで欲しいと思い、この本に載っている「巻頭言」を紹介させて頂きますね。 内容は中学生を対象とした数学の本です。 数学オタクのビートたけしさんもハマった数学書でしたね(^^) 中学生の数学の内容から始まって、 量子電磁力学まで教えようという、新しい教育の意欲に満ちた著作物です。 30年以上も前に書かれた文章であることを考えれば、 著者の将来への洞察の鋭さも感じます。 とても万人にお勧めできる本ではあり