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終わらせる習慣

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

元気が有り余っているので、この後筋トレして献血へ行ってきます!Viva社会貢献!

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お知らせ


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11/17(日)ネクサスブラスバンド第29回定期演奏会

終わらせる

例えば本を買って積読させてしまったり、チューバの練習でも色んな曲をちょっとかじっては他のものに移ったり、noteも書いてみては中途半端に公開もせずに置いてあるなんていうことはありませんか?

僕も結構こういうことが多くて、良くないとは思いつつも習慣になっているのかなかなかやめられません。

ですが、先日読んでいた漫画を最終話まで読み終えたり、収録したいと思っていた曲を一旦今のベストとしてチューバで演奏&収録し、公開しました。

書こう書こうと思っていたnoteも書き終え公開したり、部屋の大掃除も終わらせたりと色々済ませる、つまり『終わらせる』ことができたのです。

共感してもらえると思いますが、その爽快感は言わずもがなです。

エンタメを始め、さまざまな娯楽で溢れ、やるべきこと、やりたいこと、やらなければならないこと、やった方がいいことなど本当にさまざまな事が一人の人間に対し持たされるこの現代で、『終わらす』、つまりカタをつけ一旦区切りとするというのは習慣づけなければなかなか見につかなさそうだなと先日の自分の経験で思いました。

音楽家として

まして、僕たち音楽家(プロアマ問わず)の場合は特殊で、チューバも指揮も明確な『答え』、つまり終わりはありません。上手くなろうと思えば生涯にかけてなれますし、体力と脳疲労さえ関係なければ永遠に練習し続けられます。

なので僕たちは本番の日、収録の日、コンテストの日、何歳までに、何日までにのようにある程度目安を持たなければハムスターの歩行車のように永遠に同じ場所をぐるぐる回るかの如く練習の日々となってしまうわけです。それによって練習をし尽くしたと自分自身で納得できればいいですが、音楽は絵画同様、人に聞いてもらって(見てもらって)成立する芸術です。それゆえ、やはり節目としてお披露目=コンサートというのは必要不可欠なのです。

終わらせる習慣をつける

なので、終わらせる習慣をつける必要があります。例え、それが中途半端に感じようとも、未完成に感じようとも良いから終わらせるために何らかの形を取るのです。

本であれば読み終えれば良いですし、事務作業なら完遂すれば良い、また演奏であれば期限(コンサートなどの発表の日)を設けてそれまでどのくらい上手くなれるかベストを尽くせば良いわけです。

しかも中途半端、未完成と思っていたのは実は自分だけで、終わらせてみると意外とすでに完成していたり、他の方からみたらすでに素晴らしいものになっている場合もあります。

一人で中途半端だ、未完成だ!と完璧主義ぶりを発揮し、何でもかんでもいつまでも終わらせないままでいるといずれ苦しくなり、苦しむのであれば『そもそも始めなければ良いのか』と無気力になります。

なので、この終わらせる習慣をつけるためにいくつか提案があります。


自分が中途半端、未完成と思っても勇気を持って終わらせる


どんな些細なことでも「まぁいいや」とせず、終わらせる
(例:使わないものを捨てる、掃除、整理、トイレットペーパーの交換など本当に些細なもの)


ホップステップジャンプの法則を使ってみる
=人はいきなり大きなことは気持ち的にめんどくさいと思ってしまいます。例えば今いきなり3,000文字のブログを毎日書きなさいは負担です。なので週に1回100文字程度でその週あったことを毎週書いてみましょうとか、毎日寝る前に一言「今日は晴れ」など好きなことを書こうであればそんなに負担に感じないはずです。こういう自分が今負担に感じず、簡単にいつでもできるような内容からはじめていくと徐々にステップ→ジャンプと負荷が高いことにやる気が出てきます。

終わらせることは自分を大事にすること

アウトプットしていて湧いてきましたが、『終わらせる』ということは、自分の気持ちを尊重し、本当は済ませたかったこと、やりたかったことをしてあげることではないかと思いました。

つまり、自分自身を大事に、尊重してあげるということは人の心にとても必要なことです。自分を大切にし、尊重してあげられる人は鏡の法則⁂通りであれば、自分以外の人も大切し、尊重してあげられるはずです。

⁂「私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡であるという法則で、「自分の人生に起こる問題の原因は、すべて自分自身の中にある」

http://www.ako-hyg.ed.jp/~sakoshi-j/tikusagawa/R1/9gatsu.pdf

終わりに

僕も毎日さまざまなことを終わらせています。先日は期日前投票を終わらせてきましたし、毎日noteを書くことで『アウトプット』を終わらせています。この後やりたかった筋トレも終わらせますし、ずっと行きたかった献血も済ませてきます。

でもまだまだ僕のデスクの横には読み終えていない本も山積みですし、kindleにも入っています。デスクの上には読み終えていない楽譜もありますし、iPadの中にも読みきれていない楽譜が入っています。

暇恐怖症なので、こんなにまだまだやらせていただける事があるなんてなんて幸せな事だと思いますし、心からありがたい事だと思います。

というわけで、ご自分をお大事に、自分時維新が思うやりたいことをしっかりやりきり、終わらせてあげる事でまた新しいものも入ってくると思います。少なくとも僕はそういう経験が多いので確信を持っています。ぜひおためしを

Thank you

Kazz


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