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酒屋角打ちフェス

今日は上野まで会社の健康診断へ。
普段の簡易診断は新宿だったが、今回はレントゲンまで撮るということで上野まで。家からは近くなるのでこちらの方がありがたい。

上野ということで帰りは美術館でも寄ろうかなと思っていたので、帰りしなろくに調べもせずに上野公園へと。
御徒町方面からアメ横を通ってしまったので通り抜けるのに時間がかかってしまった。




確かモネ展がやっていたなと向かったら、11日で終了していた。他にめぼしいものはないかと探してみたがピンとくるものがなかった。


3月からやる『ミロ展』は見たい!



仕方がないので一人動物園でもやろうかと方面に向かっていると途中でこんなイベントに遭遇した。

『酒屋角打ちフェス』

え!?行きたい!!
ここに来る途中もガード下で一杯ひっかけようかと誘惑と戦ってきたのだ。
美術館から角打ち。こういう思いがけない出会いをセレンディピティと呼ぶのだろう。
そんなわけで当日券500円を払い入場!!

ってか、お酒が無性に飲みたい。この感情は久しぶりだ。このお祭りの雰囲気のせいだろうか。
クラフトビールに日本酒、酒屋がたくさん出店しているのでそりゃお酒には事欠かない。
とりあえず何か飲まねばとブラブラしていると山崎12年を見つけた。


とりあえずウイスキー



空腹にウイスキーを流し込む。
そういえば昨夜の20時から何も食べていない上に、採血で少しふらふらしていた。胃袋がブワッと熱くなり、一瞬で酔いが回った。
中央のステージではコスプレをしたお姉さんが何かを歌っている。『ルパン三世のテーマ』だった。
近くで歌っているのに距離感が掴めない。酔いのせいだろうか。そういえばさっきの診断で右耳の聞こえが悪いと指摘された。最近耳が遠くなったかなと軽く自覚はあったけど、あらためて診断で指摘されたのはショックだった。
またひとつ老いが身体に現れた。近く耳鼻科に行かなくてはならない。

そんな憂鬱を打ち消すように二杯目を探す。
八丈島レモンサワーにした。
このまま空腹に流し込むのは危険だと判断し、おつまみを探す。出店もいっぱいでテンションは持ち直した。


もつ焼きも捨てがたい
先日記事にも書いた『あゆ』がいっぱい!



それでも出店だと王道の「粉もの」が好きなんですね、昔から。
そんなわけで最初はこちらにしました。


本場のたこやきやで!



一個が大きく、中はとろってしてましたが看板にある『ふわっとろ』の「ふわ」の部分はあまり感じられない。そもそも大阪でたこやきを食べたことがないので、これが本場の味なのか確信がもてません。でも、レモンサワーと相性は良かったので何も問題はなし!

次のお酒を探すより、これで食欲の方に火がついてしまい出店をうろうろ。次はこちらです。


いざ、仙台へ!



春の七草、せりが大好きなんですよ、私。
せりは香りがまず良い!そして、ほろ苦さを感じる味がいいんですよね。山菜の苦味が美味しいと感じるようになって、私も大人になったと思ったものです。
せりは特に「根の部分」が美味しくて、苦味の中にもほんのり甘さがあるんです。こちらのせり鍋にはしっかり根も入ってそうだったので迷わず注文。

安定のせりのポテンシャルを感じたところで、これには日本酒が飲みたくなってきました。
そういえば入り口のところに「利き酒」コーナーがあったなと舞い戻ります。


「本醸造酒」と「純米酒」を飲み比べる企画


はい、しっかりと正解しました!
まだまだ私の舌は大丈夫だなと過信したところで、もう一杯日本酒を購入。
さすがにいい気分になってきました。

もう少し飲めそうだと思うと同時に、私の中の危険センサーが作動しました。

「コレ以上飲ムト、電車デ寝過ゴシチャウヨ」

耳が遠くなったはずなのに、どこかから声が聞こえます。経験上、この手の声には従った方がいいのです。

そんなわけで、ここらで会場をあとにして、電車にも気分よく揺られ、無事、家へと着いたのでした。



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バラクーダ
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