スタートアップ！
いなか町に住んでいると韓国映画は公開当時に観ることができないので、Netflixに加入してみることができるのが嬉しいです。
観た映画の紹介
(C)2019 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & FILMMAKERS R＆K.
All Rights Reserved.
原題：Start-Up
制作：2019年 韓国
上映時間：102分
配給：クロックワークス PG-12
2020年10月23日公開
この映画を選んだ理由
All Rights Reserved.
「新感染 ファイナル・エクスプレス」「悪人伝」などでお馴染みになったマ・ドンソクがおかっぱ頭の料理人というビジュアルのキャラクターを演じたコメディドラマということで楽しみに観ました。
キャスト・スタッフ
キャスト：
マ・ドンソク（コソク）、パク・ジョンミン（テギル）、
チョン・ヘイン（サンピル）
ヨム・ジョンア、チェ・ソンウン、キム・ジョンスほか
監督：脚本：チェ・ジョンヨル
制作：カン・ヘジョン
あらすじ
学校も勉強も家も嫌いで、親に反抗しては毎日ビンタを食らっている少年テギル。ある日、親友のサンピルが早く自分でお金を稼ぎたいと社会に飛び込んでいく。そんな親友の姿を見たテギルもあてもなく家を飛び出し、偶然入った飯店でただならぬオーラを放つ厨房長のコソクと出会う。初対面時の激しいやりとりでコソクとは人生最大の敵同士になったテギルだったが、コソクをはじめとする飯店の奇想天外な人々との出会いを通じ、テギルも社会を学んでいく
感想
おかっぱ姿のキム・マンドクの演技に最初は笑っていましたが、中盤からは韓国社会の歪みの中での若者の苦悩、もがきながらも懸命に生きようとする姿にどんどん惹かれていき、さらにそういう若者を笑いつつも味方となって強い大人の姿を見せるマンドク演ずるコソクに、拍手を送っていました。
今では主役級俳優のチョン・ヘインもこの映画の中ではすっかり脇役なのが、韓国俳優の厚みを感じます。
それにしてもコメディでありながら、社会派の内容をサラリと入れる韓国の映画界は強いですね。
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