「笑う門には福来る」はタイ語にはない!?
今日の授業でのこと
とある教科書で、日本のことわざがいくつか紹介されていました。
「笑う門には福来る」ということわざを説明した際、学生にもタイ語でこのようなことわざがあるか聞いてみました。
すると、ある学生は、
「僕はタイ語のことわざについて知りません。」
と答えました。
そもそもことわざがない、ということなのかと思ったのですが、どうやらそうではないようです。
と、隣の子が教えてくれました。
そして、その子いわく、
「対人はいつも笑っているからこのことわざは必要ない」と言ったのです。
私は雷を喰らったような気分でした。
学生の頭の回転の速さに驚いたのと、まさにタイ文化をわかりやすく説明してくれた能力に感心したのです。
そして、日本人はタイ人ほど笑わないからこのことわざが生まれたのかもしれないな…なんて思ったりもしました。
タイ生活にも慣れすぎて、旅行で訪れたときほどタイ人の微笑みを見ていないな…
なんて思っていましたが、
本来ほほ笑みの国と呼ばれるほどの笑顔を持ち合わせていることに気づきました。
そして、人の笑顔を見なくなったのは、
私自身が日常生活であまり笑っていなかったからかもしれないと感じました。
学生に教えられることはたくさんあります。
授業では静かな子たちですが、
本来おしゃべりなでにぎやかな性格が多いので、
話す機会をもっと作れたら良いなと思いました。
なんか、これを書いていて泣きそうになってきた😭
時間は大切に過ごそうと思った経験でした。
読んでくださりありがとうございました🦉
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