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『凡人が天才に勝つ方法』
みなさんは、「ボクらの時代」をご覧になりましたか?
「ボクらの時代」は、言わずと知れた長寿番組で、
さまざまなジャンルで活躍するゲストが集まり、
多彩な話題を取り上げるトーク番組です。
1月14日は、音楽プロデューサーのつんく♂さんと
お笑い芸人の博多華丸・大吉さんが、
仕事やプライベートになどついて語り合う回でした。
毎回見ているわけではないのですが、
博多華丸大吉さんが好きなので、興味本位で見てみました。
結果、最高でした✨✨✨✨
博多華丸大吉さんは、つんく♂さんとは旧知の仲だそうで、
特に華丸さんとは互いに有名になる前からの友人同士だったといいます。
よくお酒の席で、華丸さんの政界進出などについての話を本気でされていたそうです。
全然知らないことばかりでした…
華丸さん節が絶好調で、本当に面白かったです。
その中で、天才と凡人の違いを話していた機会があり、
大吉先生は、自分を凡人だと思っているものの、
ネタ番組じゃないとネタを作らなくなっている自分を振り返り、
「自分を天才だと勘違いし、凡人であることを忘れることがある。」
と話していました。
そこで、数をこなすこと、努力を怠らないことの重要性の話になり、
つんく♂さんは“プロ”として尊敬する人が
圧倒的に「数をこなしている」方である筒美京平さん、秋元康の名を挙げていました。
ここでちょうどいいタイミングで、つんく♂さんの本が紹介されました。
それが、『凡人が天才に勝つ方法』でした。
宣伝につられてまんまと興味をもってしまい、
この本を早速kindleで購入し、読みました。
そこで紹介されていた、
「天才・プロ・アマチュアじゃんけんの法則」
をこのnoteで紹介したいと思います。
・「プロ」は「天才」に勝つ
・しかし「プロ」は「アマチュア」に負ける
・そして、「アマチュア」は「天才」には勝てない
という法則です。
ここでいう「プロ」は、
「ゼロのものを1以上にして価値をもたせ、マネタイズするお仕事」
と定義されていました。
天才はひらめいたとき、つくりたいと思ったときに始めるのに対し、
プロは、需要に対する対応力があり、作品を定期的に、安定供給できる分、ビジネスの世界で重宝されます。
大衆が欲しいものを理解して作られた作品は数をこなすごとに評価されていき、
収入に関する安定面で考えても、プロ>天才という構図が成り立ちます。
しかし、プロには様々な制約がある分、
クリエイティビティに制限やフィルターをかけずに自由な発想で作品を生み出せるアマチュアは、
時にプロの脅威になり得ます。
そんなアマチュアの極み、最高峰と言えるのが、「天才」です。
だから、ただのアマチュア程度では、天才には敵わないというわけです。
そんなわけで、天才ではない凡人は、
「プロ」を目指すことが最善策だ、という結論になります。
この本では、「プロ」を目指すうえで、排除すべき態度が述べられていました。
それは、過剰な謙虚さだそうです。
つんく♂さん曰く、プロにとって謙虚さは、
「サボり」や「逃げ」と同じだそうです。
仮に私の仕事をプロと呼ぶならば、耳が痛い話でした。
私は謙虚さを逃げに使っていたのか…と思ってしまいました。
謙虚になることは、
覚悟がない・真剣に向き合っていないことと同じであり、
自信がないと伝えているようなものです。
そんなプロに、誰がついていこうと思うのか…
ということですね。
つんく♂さんはエンタメ業界で長年活躍されてきた方ですが、
これらの法則や考え方は、我々一般人にとっても当てはまるものであり、
ぜひ参考にしたい考え方だと思いました。
ところどころ、モー娘。時代に好きだったアイドルの方々のエピソードが含まれていて、スラスラ読み進めてしまいました。
そして、圧倒的な結果を生み出してきた方の意見は、
素直に聞こう、という気持ちになりました。
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。
読んでくださりありがとうございました🙇