改めまして自己紹介
ふくちゃんと申します。2023年5月現在、26歳でございます。
2021年12月からタイに住み始めました。
それと同時に、noteも始めました。
note毎日更新のために、日々奮闘中です。
今回は、ふくちゃんの人となりを知っていただきたく、改めて自己紹介を書くことにしました。
前回は情報を限定した自己紹介記事を書いていました。
というのも、個人情報など、特定されることが心配だったからです。
しかし、タイに来て約1年、タイ在住の日本人や、同じ業界で働いている日本人が多くいることを知り、自分が決して特別な存在ではないことに気づきました(笑)
そこで今回は、できる限り自分の仕事について書いていきたいと思っています。
仕事について
タイのバンコクにあるとある教育機関で、日本語教師をしております。
日本語教師って何?と思われる方も多いと思います。
よく、国語ってこと?英語しゃべれるの?といった質問をされることが多いのです。
定義として日本語教師とは、日本語を母語としない学習者に第二言語として日本語を指導する仕事です。
みなさんが学生時代に英語を勉強してきたように、世界には日本語を勉強している学習者が多くいます。
たまに日本語がペラペラの外国人にお会いする機会があるかと思いますが、それは日本語教師がカリキュラムに沿って体系的に日本語を指導しているおかげなのです。
日本語を教えることは、日本人の私からしてもとても難しいです。
そのため、日本人なら誰でも日本語教師になれるというわけではないのです。
私自身、日本語を教室で習った経験がないので、文法や語彙、漢字など、外国人がどのように学んでいるかというところから勉強しなければなりません。
様々な日本語教育の知識を身に着け、実習を重ね、やっと日本語教師になることができるのです。
この仕事を目指したきっかけ
高校生の時に、運よくアメリカへ短期研修に行けたことがきっかけで日本語教師を目指しました。
2週間ほどの短い期間の滞在でしたが、その中で現地の学生と交流する機会がありました。
現地の学生の一人に、日本語を独学で勉強している子がいました。
その子と交流する中で、「名前を漢字で書いてほしい」と頼まれたのです。
私が音を聞いて漢字で名前を書くと、その学生は泣いて喜んでくれたのです。
私にとって漢字は日常にありふれており、テストなどで暗記させられるだけのつまらないものでしかありませんでした。
しかしその子にとってはかけがえのないものだと知った時、外国人から見た日本語というものを勉強したくなりました。
高校を卒業した後は、日本語教育が学べる大学に進学し、日本語教師の資格を取得しました。その後いろいろな経験を経て、今に至ります。
どうしてタイに来たか
当初は日本にある日本語教育機関への就職を検討していました。
しかし日本で日本語教師として働こうと考えていた時期に、コロナウイルスで留学生が日本へ来られなくなり、正社員の採用がほとんどなかったどころか、経営難で日本語教育機関自体がなくなってしまうところさえありました。
このままでは日本語教師として就職できないと考え、海外に行くことを決意しました。
ご縁があり、今のタイのバンコクにある日本語教育機関に採用していただき、タイに来ることになりました。
タイに来たこともなく、ルーツがあったわけでもなく、ましてやタイ語もできませんでした。
本当にたまたま来てしまったという感じでしたが、日本人にとってバンコクは住みやすく、生活で不便なことはほとんどありませんでした。
いろいろな方々のおかげさまで、今は楽しく生活ができています。
タイで日本語を勉強している学生は、マンガやアニメに興味がある学生が多いです。
鬼滅の刃、ワンピースなどの少年ジャンプの有名な作品だけでなく、最近であれば推しの子や王様ランキング、ぼっち・ざ・ろっくのような作品が特に人気があるようです。
J-popの流行りは、私にはさっぱり理解できません!!!
TikTokなどから有名になった曲が流行っているらしく、逆に私が教えてもらっています。必死に若者のカルチャーについていっている今日この頃です。
ほとんどの学生は強制的に勉強させられているというよりも、興味があって勉強している学生が多いので、授業をするのは毎日楽しいです!
今後の目標など
タイでの生活にやっと慣れてきたころですが、数年後には日本に帰らなければならないことは決まっています。
帰国後、日本語教師の仕事を続けたいとは思っていますが、地方に住むことになるため、この仕事を続けられるかどうかはわかりません。
もし日本で日本語教師の仕事ができなくても、今はせっかくご縁があってタイで仕事ができているので、今いる場所で精一杯学習者のために日本語を教えていきたいです。
まだまだ新人教師ですが、上達するためにはトライ&エラーを繰り返していくしかないと思います。
先生によってビリーフは違いますが、私はできるだけ若いうちにいろいろな経験を積み重ねていき、自分の中での失敗をどんどん繰り返すことが大切だと思っています。
というのも、学生は、手を抜いている教師を見抜く力に優れています(笑)
技術が足りなくても、一生懸命すればするほど努力で応えてくれる学生が多いので、できるだけ自分に厳しく、全力で仕事をすることを、今後も意識して働けたらなと思っています。
こんな感じで自己紹介は終わりますが、今後も日本語教師の日常を投稿していくつもりです。
長文を読んでくださり、大変ありがとうございました🙇
今後もよろしくお願いします。
読んでくださり、うれしいです♡
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