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野球選手に多い姿勢の特徴と改善エクササイズ
■はじめに
C−I Baseball2期生の戸高です。
今回の配信はサポートメンバーシリーズとなります。
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私が配信する内容としては「ピラティス【pilates】」というメソッドが1つのツールとして投球障害の治療、予防、パフォーマンスの向上にどう活かしていくかに焦点をあてて、配信させていただいております!
今回は「野球選手の姿勢」について解説していきます。
姿勢の重要性からエクササイズという流れになっていますので、エクササイズから読みたいって方は飛んでいただければと思います。
■姿勢の重要性
野球に限らず、あらゆるスポーツにおいて体幹の重要性が広く認識されています。体幹の強化は、姿勢の改善だけでなく、パフォーマンス向上や怪我の予防にも繋がります。
・姿勢と怪我との関連
姿勢が重要な理由の一つは怪我との関連があります。
姿勢と腰痛に関しては多くの方がご存知かと思います。
しかし、姿勢と肩・肘痛となるとあまりトピックとならないので結びつかない可能性もあります。
松井らの報告によると、中学生では上肢下垂位での腰椎前弯角度の増大、高校生では上肢下垂位から上肢挙上位の胸椎伸展の変化減少を認めたと報告され、肘関節痛との関連性を報告しています。
肘:理学初見陽性を陽性群としたときの姿勢変化
・中学生は下垂時での腰椎前弯角において健常群21.9±8.8度、陽性群28.5±10.8度であり、陽性群が高値を示した。
・高校生は胸椎後弯角において、下垂時と挙上時の変化量が健常群11.6±7.8度、陽性群8.1±7.1度であり、陽性群が有意に低値を示した。
この報告からも後ほど姿勢の特徴でお伝えしますが、胸椎後弯姿勢、腰椎前弯の増加姿勢を取る選手は肘痛のリスクがあることがわかるかと思います。
この理由としては、以前もお伝えしたように投球動作には胸椎の伸展が必要です。
腰椎前弯が増大すると胸椎はバランスを取るために後弯しますので胸椎の伸展は出づらくなります。この胸椎伸展につきまして今後のnoteで獲得するステップやエクササイズ方法などをお伝えできればと思います。
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